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WHAT'S OLD (2017 First Half)
What's Old (Jul - Dec '16)/ (Jan - Jul '16)/ (Jul - Dec '15)

  • 2017.06.30
    1. 今週の改訂は以下のとおりです。
  • 2017.06.23

    (モントルイユの蚤の市)

    1. パリ市内には蚤の市が数多くありますが、美術館めぐりのコースから外れて、モントルイユに行ってみました。
    2. ・・・ということで、今週の改訂は以下のとおりです。
  • 2017.06.16

    (マルシェからバステーィユ広場の女神像を望む)
    1. 10年ほど前のタッシリナジェール岩窟画ツアー帰りのパリ立ち寄りは、初心者らしくドゴール空港との連絡が楽で、至便の地区であるガルニエのオペラ座近くにあるホテルに泊りました。しかし今回のパリ行では、もっと深くパリに突っ込んでみたかったので、少し凝ってみてもう一つのオペラ座がある「バスティーユ」と、今一番活気があると言われる「マレ」・・・この両地区を気軽に歩き回るのに便利なルノアール通り沿いのアパートにしました。このアパートの目の前がバスティーユのマルシェ(木・日の朝市)で、滞在中に3回も楽しめました。
    2. 早朝に部屋の窓から顔を出すと「おぉ、始まっとるなぁ・・・」と活気がこちらにも伝わって来るという嬉しい立地です。カミさん連れですから、マルシェで良さそうな惣菜を見付ければ、バゲットでも買うだけで楽しい昼飯になります。マルシェで目に付いたサラミやブルー・チーズを買い置いておけば、カミさんの淹れた珈琲を片手に、パリっ子らしい朝飯にもなります。
    3. ・・・ということで、今週の改訂は以下のとおりです。
  • 2017.06.09
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.06.02
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.05.26


    1. (エトルタの針岩)
      サイト改訂を大分長い間サボりましたが、連休中からフランスに行っておりました。フランスには、サハラ砂漠の岸壁画遺跡、「タッシリ・ナジェール」に、定年退職記念にて行った帰りに、「直帰は勿体無いよなぁ・・・」と言うことで、4日ほど経由地のパリに滞在して以来で、10年ぶりにして二度目の訪問でした。
    2. ガキの頃に耽読したルパン絡みの場所である、ノルマンディー海岸のエトルタ市の針岩、「エイギュイズ・クルーズ」に行けたら、ひょっとしてルパンがまだ居てメシを食っていたりして・・・ルイ王朝の宝物をしこたま盗んで隠してあるこの岩頭の、その天辺から薄っすらと調理の煙が上がるのが目撃出来たりはしないか・・・等と妄想しておりましたが、天候不順でそれは諦めました。
    3. とどのつまり、ベルサイユにも、モン・サンミッシェルにも行かず仕舞で、パリ市内から一歩も外には出ませんでした。博物館、美術館は当然のこと、名店と言われるバゲット屋、お土産の希望が多かったチョコ屋、マルシェや蚤の市・・・果ては隠れた人気のビストロ等々を巡って、大満足で帰ってまいりました、
    4. その間のジャズネタとしては、
      • 第一がペトさんのお墓詣り

        (ショパンの墓のすぐ傍にあるペト墓
      • 第二が猟盤

        (最初に行き当った中古CD屋「O'CD」のバスティーユ支店で早速保護・・・)
      • そして第三がジャズのライブ

        (サンジェルマン・デュプレ教会でのライブの予告をスマホでめっけて・・・)
        がありますので、

        何かのご参考になるかも知れませんので、おいおいメモしてまいります。
  • 2017.04.28
    1. ずっと前に、タモリの「空耳アワー」での、「ソイ・カリッファ!」が「それ、借りっぱ!」と聞こえたと言う空耳の件を紹介をしましたが、最近もう一つ「ジャズ・ネタ」の情報を頂きました。

    2. これはタモリ倶楽部「空耳アワー」1994年2月12日の放映分で、堂々のジャンパーを貰った空耳です。ネタ元は、サッチモ唄う所の「ポルトガルの4月」(リンク先の動画の2分25秒あたりから)です。唄い出しの歌詞が、「I Found an April Dream」なのですが、サッチモの粘っこい発音で聴いた投稿者には、何故か「あんさん、日本人・・・・」と聞こえてしまった気がして、投稿に至ったようです。
    3. サッチモ流の発声では、「I Found an April Dream」の最初の「I Found」辺りは確かに「あんさん」と聴こえなくもありませんし、末尾の「Dream」は「r」があいまいに省略されていますから、まぁ「ニッポンジン」の「ジン」と聴こえてしまう余地があります。そういうわけで、全体を通すると「あんさん、日本人・・・・」に聴こえてしまったのも無理からぬ次第です。
    4. そして、そこでもう一押しがあるのが、「空耳アワー」が長年続く所以たる画像面での作り込みです。この投稿に対してビデオ作りのスタッフ連が考えたのは、茶事の場面に置き換えてみると言う仕立てでした。上記動画で見ての通りに、外人さんは平気で正座をしてお茶がたてられるのを待っているのに対して、我がニッポンジンの若者は正座に慣れて居らずに痺れを切らして引っ繰り返ってしまうという不始末をしでかします。その設定だけではなく、いつも通りにダメ押しも忘れずにしてあります。そんな未熟なニッポンジンを見やって、指を左右に揺らしての「ダメデスネェ・・・」ポーズを外人さんにさせておいた上で、字幕で更に「あんさん、日本人・・・・」(なのに何ですか、その有様は)と嘆かせる・・・という傑作ビデオに仕上げてあります。これにはタモ安コンビも大笑いで、それがジャンパーと言う最高レベルの評価を得ることに繋がったようです。
    5. 野暮用で来週から5月下旬まで、このサイトの改訂ができない状況となります。先日一寸アップした、「ペトさん」のお墓詣りにパリに出かけることになりそうです。
  • 2017.04.21
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.04.14
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.04.07
    1. このサイトには、ペトさんのファンの方が良く訪れられます。一部の方は、我がサイトの「離れ」に当る「Nelsonのあっちでウロウロ、こっちでゴソゴソ」から来られる方です。そっちには「パリ日記」があって、その中のお上りさん:3日目(1)の項では、ペトさん広場や、パリの青山墓地に当るペール・ラシェーズへのお墓詣り記もあります。何しろペトさんのお墓はショパンのお墓の隣ですから、一緒に墓参してくださいねと書いていたら、時々「行って来たよぉ・・・」と言うメールを頂きます。そういうことですので、このサイトでも「Michel Petruccianiのお墓の場所」をご紹介しておきます。

      • (パリでも有数の墓地である、ラシェーズ墓地のサイト)
        先ずペール・ラシェーズと言うお墓のことですが、エディット・ピアフ、ショパン、ビゼー、プルースト、マリア・カラス、モディリアーニ等々の名士連が埋葬されていることもあり、どのガイドブックにも、近くのメトロの駅名がしっかりと明記してありますから、予習をしておいてください。
      • 日本ではまだそういう仕組みが当たり前ではありませんが、諸外国では大きな墓地なら有名人のお墓の有り場所をネットで公表しています。事前にネットで感触を得て置きたい人なら、ここにURLをメモしておきますので、この墓地のサイトに行ってみてください。右の赤矢が英語版への入り口ですから、フランス語がお嫌いな方はこっちが便利です。

      • (ラシェーズ墓地のサイトでペトさんのお墓を見付けた。)
        この魚拓でも判るように、英語版には墓地の地図があり、NYCで訪ねたコルトレーンの墓地と同様に、墓地内の街区や通りの名前が判ります。切れて見えない画面の左側には、検索項目一覧に「有名人のお墓」の項があります。ペトさんだと「P」をクリックすると、姓がPで始まる人で、この墓地に埋葬されている人名が判ります。この魚拓の場合では、その人名の4人目に「Petrucciani, Michel」としてペトさんが載っています。そして当該氏名をクリックします。すると、右の地図上で十字架が点滅して、その場所こペトさんのお墓がある、と言うわけです。ついでに言うと、その直ぐ左の黒十字にマウス・オーバーすると、ショパンの名前がポップアップして来ます。つまり、二人のお墓はお隣同士なわけです。それだけではありません。この「P」のリストの最下部には、マルセル・プルーストの名があります。「そうか、ペトさんはプルーストと同格に扱われる程の大芸術家だったんだ。」と涙ぐむことすらできます。メトロの駅から墓地正門に行く途中にはキオスクがあって、献花したい人はココで用が足ります。
      • 海外出張でパリに寄られた時など、アイポンでペトさんの曲でも鳴らしながらちょっと散歩してみて、ペトさんゆかりの広場や墓地などに立ち寄られると、あの人懐っこいペトさんのちょっと口を歪めた笑い顔が眼前に浮かぶかもしれません。
        (中々良いお墓で、ショパンのお墓よりも数が少ないものの、心がこもって居そうな献花がなされていました。 )
  • 2017.03.31
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.03.24


    (「The Making of 'Kind of Blue'」の完全ヴァージョンとされる「It's Complete!」盤ですが、持ってません(^^:)
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.03.17
    ('Kind of Blue'盤の録音風景)
    1. 今週の改訂は、以下のとおりです。
  • 2017.03.10
    1. 2008年のお年玉で右掲の「Song from the Old Country/ Michele Hendricks」の手持ちビデオからのMP3ファイルをお聞かせしたことがあるのをご記憶の方もおありでしょう。その時は、お手持ちでなかった方々から、「まだまだ市販の音源では手に入らない良い演奏があるんですねぇ・・・」とお礼のメールを沢山貰いました。
    2. しかし今はYoutubeという屈強のツールがあり、そういう隠れた名演が動画でアップされているので、それをMP3に落として、車などで聴くのも簡単になりました。以下に、一時期山中湖の湖畔で行われた夏のジャズフェス、「Mt. Fuji Jazz Festival with Blue Note」随一の名物となった恒例の「Song from the Old Country」の動画を紹介しておきますので、気が向いたらリンクを辿って楽しんでみてください。
      「Song from the Old Country」の動画
      • 1番目は、1987年のライブ動画としてアップされている15分もの。面子は、George Adams(ts)、Don Pullen(p)、Cameron Brown(b)、そしてDanny Richmond(ds)という、このカルテットの創始メンバーです。Don Pullenが最初に長いソロを取ることから判るように、このキャッチィな曲は彼のオリジナルです。Nelsonが勝手に「コブシ転がし弾き」と言っている妙技が、充分に楽しめます。冒頭に大写しになるDrumsのDanny Richmondは帰米後に他界しており、これが日本で彼の演奏が聴けた最後の機会となりました。
      • 2番目は、1988年のライブ動画としてアップされているもの。ビデオの巻頭に流れた通りに、急死した「Danny Richmondを偲ぶ」演奏となっています。この曲に素敵な歌詞をつけたMichele Hendricksがヴォーカルで演奏をリードしています。父親のJohn hendricksの血筋を引いていることが如実に判る、何とも見事なスキャットが独特の柔らかい声で披露されるシーンは正に圧巻です。ドラムスは、この時からLewis Nashに代わっています。
      • 3番目は、1989年のライブ動画としてアップされている10分もの。面子は、前年のカルテットのままです。
      • 今週の改訂は、以下のとおりの予定でしたが、間に合わず来週回しです。
      • 「Hear Me Talkin' to Ya」で、「やっぱり興味深い「The Making of 'Kind of Blue' (KOB 001」(1)」
  • 2017.03.03
    1. 「Kind of Blue」の「Making・・・」モノを手に入れたけど、アンタも持っているんか?」と朋友に聞かれたことに端を発して、種々の「Making・・・」盤の異同についてメモする気になりました。右掲したのは、この長靴(Bootleg)盤の中身のCD であり、標題が省略形で「何のメイキングなんやいな!」と言いたくなることも含めて、素っ気ないものです。「KOB001」とCD番号を明記した上で、下段に「非売品。プロモ向け」と記されているのは、レコード会社が新譜の宣伝のために放送局等に配布する時の表示に倣っています。通常はこの表示自体を外側パッケージにもしているのですが、既にお示ししたように家に帰って開封して初めて、長靴モノである旨の表示に出会うことになります。
      • 今週の改訂は、以下のとおりの予定でしたが、間に合わず来週回しです。
      • 「Hear Me Talkin' to Ya」で、「やっぱり興味深い「The Making of 'Kind of Blue' (KOB 001」(1)」

      「The Story of Miles Davis」
    2. 下掲したのは、「Kind of Blue」盤の本体であるCDと共に同梱されている、「Miles Davisの半生<」と題するDVDです。このDVDで面白い経験をしているので、メモしておきます。
    3. このDVDですが、Nelsonが所持しているのは、海外出張中に買った欧州製の「Kind of Blue」に同梱されていたもので、つまり日本から見ると輸入盤に当ります。本編のオーディオCDは世界共通のものなんですが、御存じのようにDVDには色んな形式があります。先ず再生地域にグループ分けがあって、日本と欧州はリージョン・コードは同じ「2」なので、再生可能ではあります。しかしそれとは別に、録画のモードというものに違いがあるらしく、欧州で採用しているモードは「PAL」というモ−ドであり、「NTSC」モードを採用している日本製機器では再生できません。実際にPCに入れてみても、ブランクのメディアだと認識されて、「何を書き込めば良いのか?」などと聞いてきますし、TVにつないだ家電のデッキの方は、「再生できません。」と拒否します。
      何とかもっと気軽に読めないものか・・・
    4. それで色々とコチョコチョしてみた所、PAL/DVDを日本製の機器で読んだり、NTSC/DVDに変換したりする方法はいくつかあるようです。無論、それなりのハードやソフトが必要な方法なら幾らもありますが、手持ちの環境のままで出来る方法が無いものか、と調べました。すると、カミさんのPCがたまたま台湾(?)のASUS製であり、それに「ASUSDVD」というソフトがバンドルされていました。それは「POWERDVD」ベースらしく、嫌がるのを「読めよぉ・・・」と無理強いしてやると、このDVDを何とか読んでくれました。どうも台湾は、PALが読めて当たり前の国らしいのです。喜び勇んで見てみると、描かれているMilesの半生記が中々面白い内容なのです・・・となれば、自分のPCでも普通に見られるようにしたくなるのが人情というものでしょう。
      ケモノ道を辿って・・・
    5. それでまぁ、色々とまたケモノ道を辿って行くと、「DVDFab」とか「Imgburn」とかいうツールがあるようです。まぁ、その辺をコチョコチョしているうちに、我がPCでも読めるDVDになりました。しかし相変わらず、ウチのデッキは「再生できません」と弾いてくれます。またまた調べてみると、ImgBurnの出力設定をMpeg-1形式にしていたらしく、しばらくはPCで見て楽しむしかありません。このMpeg、AVI、WMPというのは数多あるコーデックの一つなんですが、どうやらPC内ではPALやNTSCもコーデックの一種と言う扱いになっているようです。現状はここで止まっていますが、いずれ家電のデッキで読める変換が出来るようにすべく、鋭意勉強中です。
      そんな手間を掛けなくても
    6. 出張の合間に買ったのが欧州盤だったので、上記のような苦労と言うのか、楽しみがありましたが、国内盤をソニーから買われればそんな問題は無いと聞いています。そりゃぁ日本の国内で売るんだから、NTSCモードのDVDが付いているか、元ビデオに日本語字幕が付いているかとかしている筈です。
  • 2017.02.24
    1. 「Kind of Blue」の「Making・・・」モノを手に入れたけど、アンタも持っているんか?」と朋友に聞かれたことに端を発して、その入手や種々の「Making・・・」盤の異同についてメモする気になりました。
      ジャズファンなら座右に置くべき大事な資料
    2. ・・・と書きましたが、今般聞き直して見て、更にその意を強くしました。特に、「So What」のCall and Response形式のテーマ提示前の、Gill Evansが書いたと伝えられる幻想的な名イントロがMilesの思うイメージに仕上がらなくて、こんなに何度もダメ出ししていたとは知りませんでした。まるでクラシックの現代音楽を思わせるイントロが、この世に出る前の「産みの苦しみ」とも言える苦労には、納得させられるものがありました。Bill Evansが素晴らしい和音群を押さえて行き、それを手練れのPaul Chambersのピチカートが追って行くので素が、中々コレだと言う感じでは決まらない様子が、この「Making・・・」盤だとはっきりと判ります。
    3. 今現在、その大元となる右掲の大名盤は初出時の5曲に、別トラックを一つ加えた6トラック編成となっています。これまでこのサイトでは昔々の5トラック盤の方を掲示していましたが、この機会にそこも次回くらいには更新する予定です。「ナルホド、このサイトの発足当初は5トラック編成盤だったんだ。当時は、まだ20世紀だったもんなぁ・・・」と、ほぼ20年間も御寛恕頂いてきたわけになります。
      「メイキング・オブ・カインド・オブ・ブルー」
    4. その20年足らずの間に、この「メイキング・オブ・カインド・オブ・ブルー」盤は、ジャズファンの興味を惹き続けたせいもあり、様々な形で公式及び非公式に店頭に並んできました。その嚆矢となる長靴盤は、レーベルと言って良いのかどうか判りませんが、KOB(Kind of Blue)レーベルの唯一の発売品で、001番以外にはココから発売された盤はありませんし・・・このレーベル自体も所在地の住所も判らないヤミの存在なのは、長靴盤に良くあるスタイルです。もう今は著作権も切れた「Public Domain」に属する音源となっています。
  • 2017.02.17
    1. まぁ、当たり前のことなんですが、困っているのです。
      「日暮れて道遠し・・・」
      ・・・を地で行っていて、もう老い先もそんなに長くない筈なのに、このサイトの仕上がりの姿が見えてきません。手持ちのChet Baker盤を毎日一枚づつ、多分数か月をかけて聴いて行くとか、「この曲はこの人」百物語を予定通りに「色んな人がやるけどモノ」と「他人が手を出せない孤高の決定版モノ」に2分するとか、ジャズ・ワルツやヴァースもののリスト等をそれなりに仕上げにまで持って行くとか・・・編集作業が徹底して居なくて物足りないセクションに形を付けたいのですが、なかなか手が回らなくて、ここ数年、困ったままなのです。
    2. 現在のPhiladelphiaでも、まだPhilly Jo Jones、Bobby Timmons、Johny Coles、Archie Sheppが未だですし、それに加えてPitsburgh、Detroit、NYC、Chicago等々と採り上げるべき都市が一杯あります。まぁ、このままある時点で改訂が途絶したら、怪我したか、病気になったんだなぁ・・・と推察して貰うしかないのでしょうか。
      先週、在阪の友人から・・・
    3. ・・・右掲した大名盤の、
      「Kind of Blue」の「Making・・・」モノを手に入れたけど、アンタも持っているのか?」
      、と聞かれました。
      「あぁ、あるよ。」
      と答えると、電話越しにですが、少しその盤の話をしました。これはジャズファンなら座右に置くべき大事な資料で、日本コロンビアの後を継いで発売権を得たソニーのスタッフが、1980年前後に米国に出かけてCBSの原盤倉庫をひっくり返して調査をした時に見付けた、「Kind of Blue」盤録音時の「Making・・・」テープです。有名な第30番スタジオの音を二日間、最初から最後まで流し録りした編集前のテープで、技師が出すキューのかけ声や、テイクを録り直す時のマイルス御大の指示等が聞けて、臨場感があります。。
    4. それをソニーが日本国内盤で出す準備をしていたら、CBSからMiles Davis当人が中休みからの復帰盤、「The Man with the Horn」盤を録音したので、近日中に出すから「Making・・・」盤の発売は控えて呉れ、と要請されてお蔵入りになりました。それからどこがどうなったからなのか、その音源が2000年頃から長靴盤で出回りました。ジャズファンに結構注目されて話題になったので、その後も形を変えて何度か、公式盤でも、長靴盤でも出ることとなったモノです。Nelsonは、たまさかの猟盤時に渋谷宇田川町の「マザーズ・レコード」(上掲)さんに立ち寄った際に、最初のヴァージョン(左掲)に出食わして買い込んでおり、年月が経過して行っても、その後に出たモノよりも資料性が高いと判断して、意識的に買い直しはしていません。
      この話は結構大事なんで・・・・・・
    5. 上記のような宿題も山積みなんですが、この話はメモしておいた方が良いと気付き、最初に保護した時の様子を猟盤日録(某月某日)で、その後に段々と判明してきた「Kind of Blue」盤の「Making・・・」事情をHear Me Talkin' to Yaとに2分してメモしておく気になりました。。
      • ・・・ということで、来週の改訂(^^;は、以下のとおりです。
      • 「猟盤日録」で、「2017年2月某日に思い起こした(^^; 20年近く前の某月某日:「The Making of 'Kind of Blue' (KOB 001」を発見を、薄れ掛かっている記憶を辿りつつ、現在鋭意書下ろし中です。
  • 2017.02.10
  • 2017.02.03
  • 2017.01.27
    1. 先週、タモリの「空耳アワー」での、「ソイ・カリッファ!」が「それ、借りっぱ!」と聞こえたと言う空耳の件を紹介をしたら、同好の士が結構沢山いらっしゃるようで、「ジャズ・ネタだと、こんなのもあるよ」と言う情報を幾つか頂いたので、その中から一つ御紹介しておきます。
    2. これはタモリ倶楽部「空耳アワー」2015/7/10放映分でTシャツを貰った空耳です。先ずネタ元の演奏というか、歌唱は、「A Lover's Concerto」で、ここではご丁寧に歌詞まで載っています。ジャズ・ヴォーカルの女王であるサラ・ヴォーンとしては、ちょっと余技になるポップス系の歌唱です。この曲はバッハか誰かの曲であり、それを60年代頃にポップスにアレンジした人が居て、それをまた彼女なりに解釈して唄い、このサラのカバー版も結構ヒットしたことは、Nelsonの記憶にもあります。
    3. その歌詞の一部、「Keep this day in your heart eternally」(「今日という日をずぅっと忘れないでネ。」とでもいう感じか)の所での、サラ流の活舌と節回しが、この空耳主のアンテナに引っかかりました。この「愛のセリフ」がどうしてもこう聞こえて仕方が無い・・・という訴えを動画化した「空耳ヴァージョン」がコレであり、何と「金粉してるよ ハゲてんのに」と聞こえてしまった、と言うので爆笑を買った訳です。 話は、「うん、聞こえる、聞こえる。」といういつもの賛辞だけで収まらずに、「どうしてハゲてたら、金粉しちゃぁイケナイのかね・・・」、「別に良いんじゃないのぉ・・・むしろ塗った方が良いんじゃないの」という抗議にまで発展して行くのが、タモ安コンビの良い所ですね。
  • 2017.01.20
    1. 雑事に手間を取られてしまって、今回の改訂予定の「Bud Powellの病痕」のメモが今一、気に入らないまま手を入れられないので、見直して次回にでもアップします。
    2. その代りと言っては何ですが、先日タモリの「空耳アワー」の2009年分を見て・・・と言うか正確には「聴いて」いて、面白い発見があったのでここで御報告しておきます。
    3. 6月5日分の「空耳」の旧録分で急に、どう聞いてもLong Tall Dexオジサンと判る「Soy Califa!」という号令が聞えてきたので括目しました。これはアノ名盤「A Swingin' Affair」の冒頭曲にして自作曲「Soy Califa!」で、一度聴けば覚えてしまうのを地で行く「知る人ぞ知る陽気なイントロの号令」です。蛇足ながら、「Soy Califa!」はスペイン語で、英語だと「I'm the Calif」となり、「俺が親分だ!」と言う感じでしょうか。
    4. この号令一下、Sonny Clark等の面子を引き従えたテナーのワン・ホーンで悠揚迫らず、実に軽快なサンバ調のジャズがで展開されます。さる方が、この号令はネタになると気付いて「空耳アワー」に投稿されて動画に仕上がったのが、コレです。(画面下部の時間表示で20分41秒辺りをクリックすれば、ドン、ピシャで出ます) TV局側が苦心して練り上げた画像に頼っての空耳・・・という時折ある例と違い、ナルホド、空耳主でなくても「それ、借りっぱ・・・」って聴こえるわなぁ・・・と言う良い出来でしたので、タモさんは番組特製(^^;の耳かき相当と気に入ったようです。ラップやロックのネタが多い空耳ですが、たまには本線モダンジャズも出て来ます。植草さんのレコードを全部引き取ったと言われるタモさんですから、何とも嬉しそうにするのが一興です。
  • 2017.01.13
  • 2017.01.06
      1. 「コレ好っきゃねん」百物語でご紹介している「Max Roach QuintetによるCrackle Hut」について、「CDが手に入らないんですぅ・・・」と言うメールを貰ったので、「Youtubeでもアップされてますよ。」とお知らせして置きました。何しろこの名演は、Kenny Dorham(tp)とHank Mobley(ts)の4バースで唸らされて、Ramsey Lewisのピアノも普段よりもっと真面目(^^;にやっている上に、御大の代表的な手癖である「ツチャァーー、ツチャァーー」が楽しめる(4分30秒辺りです)んですから、本線モダンジャズがお好きなら必携盤だと思います。何かの参考になるかと思い、ここでもそのURLをメモしておきます。元ジャケが載っているんで気分も出ますし・・・


これ以前のWhat's Newは、What's Old (2016: Second Half)にあります。

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