- 2001.12.15
- Norman Granzや、Tommy Flanaganが鬼籍に入ったようですが、まぁそれなりのお年でしたが、まだまだ活躍されてもおかしくはないのに、残念です。
- 最近データベースに追加したものは、以下の盤です。
- Welcome to Love/ Pharoah Sanders
- In Berlin/ Bennie Wallace
- Unity/ Larry Young
- Elegy for Bill Evans/ Richie Beirach
- What Is This Thing Called Love/ Richie Beirach
- Soul Espanol/ Oscar Peterson
- 今回手に入れた盤は以下の通り。
- The Band Swings - Lorez Sings/ Lorez Alexandria (King/ Highland KCD657、KingというのはCincinnatiのローカルレーベルで家族で経営していたが、Grandpa Jones等のブルーグラスなどが専門だったという。バンドの詳細は不明です)
- Blue Skies/ Harry Allen (John Marks JMR9、この人も露出しすぎかと敬遠しかけたが、古老John Bunchがピアノなので、つい手が出てしまって、、、)
- Elegy for Bill Evans/ Richie Beirach (Storyville STCD4151、George MrazとAl Fosterが付き合った、こういう趣向ならと、手が出ましたが良い盤です)
- Cu-Bop/ Art Blakey (Jubilee/ Fresh Sound、Griffin時代の録音だから古いが、買う機会がなかったもの)
- Tentet/ Teddy Charles (Atlantic 90983、このところズーッと棚を探し続けているがどっかへやっちゃったらしいので、仕方なく再購入)
- At the Village Gate/ Chris Connor (FM/ Roulette TOCJ5332、気の置けないクラブギグの記録。この頃からメリハリを付けるように変わった気がする。)
- The Fabulous Fifties/ Miles Davis (Bandstand TKCB71062、Miles Davisのブートでは音が悪くって参ることが多いんですが、Bandstandなら大丈夫かと手を出しました。これも良い盤)
- Live in Bologna/ Lou Donaldson (Timeless VACY1508、84年の録音と古いが、オジサンは相変わらず元気だったようです。)
- Midnight Soul/ Lou Donaldson (Chess/ Vogue 655024、Argoの2枚を纏めたものらしいが、Tommy Turrentineが居るのもあって、、、)
- Blue Breakbeats/ Lou Donaldson (Blue Note CDP94709、聞いたことない標題だけど、と思ったら失敗。コンピでした。)
- Cookin'/ Booker Ervin (Savoy COCB50600、評判は聞いていたが、今まで買う機会がなかった盤。やはり家で聴くと、素晴らしい)
- Live at Balboa Jazz Club, Vol. 2/ Bill Evans (Jazz Lab JLCD5、世評高いスペインでのライブで、LaBarberraがスティックを多めに使っている。)
- Dizzy Gillespie Jam (Pablo Live OJCCD381、Dizzy、Bags、Monty、Ray Brownと揃っているPabloもので、堪らず買い。)
- Live at the Haig/ Wardell Gray (Fresh Sound FSRCD157、Farmer、Hawes、Manneとメンバーも良いので手が出たが、開けて見るとBob Andrews録音とあり、「Vantageものか、こりゃ音はダメね」と思い、聴いてみるとそれ程悪くはなく、Hawesが光っています
)
- Oscar Peterson and Benny Green (Telarc 83406、師弟琴瑟相和してカナダで録音、ということで聴いてみたくなった。)
- Bean Bags/ Milt Jackson with Coleman Hawkins (Atlantic/ Koch KOCCD8530、お二人の渾名をくっつけた標題の名盤で、アナログしかないので中古で買い)
- Stain Doll/ Hank Jones (LOB LFA3049、昔懐かしいダイレクトカッティング録音のCD化です。ソロあり、トリオありと流石に聞かせる。)
- Introducing Roland Kirk (Argo MVCJ19018、片田舎のキングというレーベルに入れた、最初期の盤をアーゴが買いとったものらしい)
- Motion/ Lee Konitz (Verve 314557107、古い名盤が埋もれた録音も含めて3枚組に組み直されて先年出て、その新譜を「ウーン」と唸って見送った記憶があります。追加の2枚分の録音は、未発売だったようです。待っていたわけではないですが、先頃中古屋に出ていたので、「おっとー」と呟いて、即買い。「現金なもんやなぁ、おっさん」、「へぇー、そらまぁ、そんなもんですがな」)
- Mysterious Blues/ Charles Mingus (Candid TECW20552、Candidの残りテープもの。Dolphyも入っているので、取敢えず買っとこう)
- Solo Piano/ Tete Montoliu (Timeless SJP107/116、77年録音のYellow Dolphin StreetとCatalonian Folksongsの合冊盤らしい)
- South Of the Border/ Charlie Parker (Verve 314527779、Fiestaとの合冊盤で、ラテン仕立てながら、バードはやっぱりバード、キレが違う)
- The Way I really Play/ Oscar Peterson (MPS POCJ2511、これは今までCDでは手にしていない名盤)
- Tour de Force/ Sonny Rollins (Prestige VICJ23611、Sonny Boyだけ持って居りゃ良いや、と過ごして来たが、眼に止まって買い込む。これとPlays for Birdとを併せてSonny Boyとなっている盤。というようなことですが、除外されていたEarl Colemanのヴォーカルが聴けて満足)
- Sonny Rollins Plays (Period/ Venus TKCZ79506、チャイコフスキーの悲愴をやっているんで、どうせゲテモノと今まで手を出さなかったが、結局買いました)
- Welcome to Love/ Pharoah Sanders (Alfa Jazz、Standardsをやらせたいと言う日本側の強引な(^^;)制作意図に、Pharoah Sandersがどう応えているかに大いに興味があったが、流石に御立派なバラードプレィ)
- Art Tatum- Red Calendar- Jo Jones (Pablo VICJ2057、基本として、こういうピアノも時々聴いておく。)
- All of You/ Trio Acousitc (Pannon Jazz PJ1021、Hungaryのピアノトリオって、どないなもんやろなぁ)
- Let It Go/ Stanley Turentine (Impulse MVCI23076、持っているかと思いつつ買ったが、OK。標題曲は、これって、Sugarそのものみたいです。)
- Dinah Jams/ Dinah Washington (EmArcy EJD3008、BrownieのJam Sessions/ Clifford Brown All Starsと組になって同時に録音されたもので、アナログは持っていますが、良い盤だからCDも買っとこう。でも、こっちが年を食ったせいもあり、ちょっと元気ありすぎかなぁ(^^;)
- Surprise, Surprize/ Frank Wess (Chiaroscuro CRD350、船上ライブシリーズの一枚と言う事で期待して。)
- Autumn in New York/ Claude Williamson (Venus TKCV35103、Claude Williamsonは、一寸買いすぎだけど、、、)
- Plays/ Stu Williamson (Bethlehem TOCJ62003、ドッと出た復刻物の中の一枚。)
- Unity/ Larry Young (Blue Note 97808、日本だけでなく米国でも最新技術による復刻と思われるRVG Editionシリーズが出てるんだなぁ、と今まで眺めていましたが、この名盤BST4221のやつを見つけたので聞き比べのために購入。流石にオルガンのコルトレーンは凄まじく復刻されているし、Woody Shawも溌剌として、解説も書き下ろしで楽しんだ)
- 「この曲はこの人」百物語は、順調に進めております。Nelson's Choiceの分は、「コレ好っきゃねん」百物語として分割しました。
- Those Groovy Yearsのセクションで、今度は「1961年に録音された好演盤」を準備中です。この作業は、本当に自分の勉強になります。
- 演奏者ナビの記述を録音年月順に直す件は、簡単なものは終えましたが、その他は未着手です。
- 2001.12.01
- Those Groovy Composersのセクションは、George Gershwinです。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、以下についてメモしました。
- 今回手に入れた盤は以下の通り。3連休で、またも散財になってしまいました。
- East Meets West/ Ahmed Abdul-Malik (RCA 25723、中近東楽器のウード等が聞ける珍し盤。といってもLee Morgan、Johnny Griffin、Benny Golson、Curtis Fuller等が入るから、やっぱメジャーレーベルは金があります。近頃目立つ欧州でのRCAの復刻もの。Yusef Lateefにも、こんなのあったよなぁ。)
- If We May/ Paul Bley (Steeplechase SCCD31344、スタンダード集で曲が耳タコでも、ジャズだから、料理の仕方が流石で、旨い、旨い)
- Over the Fence/ Alan Broadbent (ODE 1341、New Zealand録音の中の一枚、、、)
- For the Duration/ Rosemary Clooney (Concord KICJ51、特に対象を明示せずにFor the Durationというと、戦時下を意味するらしいが、ロージーが多感だった時期を思い起こして懐かしい曲を唄い上げるという趣向。これは存在を知らんかった。)
- Birdland Stars on Tour 1, 2/ Al Cohn (RCA/ Collectables COL-CD2802、CohnにConte Candoli、Phil Woods、Kenny Dorham、Hank Jonesという面々が付き合ったというんで買ったが、並の出来。)
- Agent 99/ George Colligan (Steeplechase SCCD31498、これもColliganに期待して、、、)
- Legacy/ Stan Getz (Rendezvous CD1002、Stan Getzで、All Previously Unreleasedなんて書かれていると、つい手が出てしまって、、、)
- Dream/ Roland Hanna (Venus TKCV35146、広告で見かけて見ず転買い)
- Johnny Hartman Sings (Regent/ Savoy 93012、47年録音と言う、古いねぇ。この後、もう一皮剥けているようで、そうなる前の若さがチョッピリ見える)
- At Storyville/ Billy Holiday (Storyville TKCB71603、レディ・デイとしては珍しいライブギグの記録。今更とも思ったが、純金CDだそうで、彼女がそれでどう聞こえるのか興味があり手が出た。)
- Getting It together/ Freddie Hubbard (Colectables COL6129、これは全然見当がつかないけど買ってみたら61年のレア録音とか。しかし聴いてみても、やはり心当たりが無い(^^;)
- Staircase/ Keith Jarrett (ECM 1090/1、不得手なソロで、しかも2枚組ですが、「純金CDはホンマ、宜しおまっせ」という言葉に釣られて、、、)
- Bags Groove, A Tribute to Milt Jackson/ Mike LeDonne (Doubletime DTRCD182、やはり若手の盤も聴いておいてから、文句の一つも言ってやろうと、、、。)
- Plays the Music of Victor Young/ Jan Ludgren (Sittel SITCD9269、近頃のLudgrenの調子の良さに期待して買いましたが、かなり路線が変わった気がします。こういう調子の良い人だったかなぁ。いや、別に悪くはないんですが、、、)
- Sweet Marta/ Luigi Martinale (DDQ 128043、某○ニオンの販促に乗って手が出たイタリア盤。悪くない味があり、たまにはこんなのも良い。)
- Soul Espanol/ Oscar Peterson (Limelight EJD3085、アナログは持っていますが、良い盤だからCDも買っとこう)
- Ballads for Trane/ Archie Shepp (Denon COCY80588、現在の路線に踏み込み始めた頃の、若干踏み切れずに、でも独特の味があって宜しい。)
- Quartets and Orchestra/ Bobby Timmons (Milestone MCD47091、持ってそうだがなぁ、と思いつつとりあえず買っちゃった。例の80分盤シリーズです)
- Bennie Wallace in Berlin (Enja ENJ9425、Bennie WallaceゆかりのBerlin Jazz FestivalでのLive盤。George Cablesも付き合っていて、期待して買ってみて、かなりボベボベで満足)
- Milestones/ Michael Weiss (Steeplechase SCCD31449、この前に買った盤が良かったんで、手が出た盤)
- 「この曲はこの人」百物語のセクションを始めました。全て記憶に刻み込まれた快演にまつわるお話ですから、ABC順で追加していく予定です。
- Those Groovy Yearsのセクションで、1956年に録音された好演盤をアップしました。これも全て記憶に刻み込まれていますから、年代順でドンドン追加できます。何でも10枚にある1956年とはどういう年だったかの詳細版ともいえます。
- 演奏者ナビのセクションで、作品の多い人は年代順に並べては、とのコメントがありました。ナルホド、なので、多めの人から録音年月順に直し始めています。曲によって録音年月が違う盤が多いのですが、一番早い日を採っています。
- 2001.11.15
- Desert Island PicksのMr. Manriさんの分で、「その中のTenorman/ Lawrence Marableを持っていなくて、羨ましい」と書いたら、Mr. Manri御本人から「10月には出るから、、、」と予告を頂いていましたが、出ました、買いました、なかなかの好演盤でした。
- Live Trane, the European Tours7枚組は、引き続き聴いています。Nelson程度のファンならどうでも良いことなんですが、録音データの混乱はまだあとを引いているようです。その道の研究家によると、かなりのデータに誤りが見付かり始めているようで、御興味がおありの方は、例えばhttp://home.att.net/~dawild/livetrane.htmの表を御覧下さい。この時点でも調査未完了のようですが、制作側のデータの3割近くが誤謬とも読めます。特に、この標題でNYのBirdlandでのライブが入っているんでは、洒落にもなりません(ただし、演奏自体は良い)。こういうのは珍しいですね。実際、過去のBootlegをかなり持っている人が再購入を手控えているのは、当然でしょう。無論、このような話と、演奏内容のよさとは全く関連がなく、Nelsonはこのボックスを十分楽しんでいますし、何より「音」が何だかんだと言っても大手が出すだけに「Bootlegよりもズットまし」になっています。ただし、完全ビレバン程の良い音ではありませんので念のため。
- Those Groovy Composersのセクションは、Sonny Rollinsです。今、George Gershwin分の作業中です。これは大変な作業になっています。
- Nelson's Databaseに、Bill Evansの相方:その変遷(データ編)として、リズムセクションを構成する相方の年次による変遷をみていく表をアップしました。少し前から準備をしていた、自分で言うのもなんですが、力作です。Bill Evansがお好きな方はお気づきだと思いますが、特にこの人の場合、相方との相互啓発が緊密ですのでこういう相方の変遷を確認しておく作業も重要ではないかと考えました。「やっぱ、こんなことになってるのネ」と感じられる方もおられるでしょうし、「意外と他の人とのセッションもあるンやなァ」と感じられる方もいらっしゃるでしょうし、人それぞれでしょう。Nelsonの感想を、ここにメモしましたでも、一度、こういう確認をしてみたかった、と賛同頂ければ幸いです。Nelsonのサイトでは、こういう場合に、さっとその盤のデータを右フレームで確認して、おっとり刀でCD店へ駆けつける事が出来るからウレピー、という苦情(^^;)は受け付けませんので悪しからず。
- ということで、Hear Me Talkin' to Yaでは、以下についてメモしました。
- Those Groovy Catsのセクションでは、捨てがたい魅力を持つTommy Turrentineが登場予定です。手持ちをもう一度聴きなおしながらの作業中です。
- 今回手に入れた盤は以下の通り。
- Tenorman/ Lawrence Marable (Jazzwest/ Toshiba TOCJ9340、上記の通りのいきさつで、やっと手に入ったんですが、実に気持ちのいいジャズです。)
- Inside out/ Keith Jarrett (ECM UCCE1016、この人の最新盤か。Standardとフリーとがない混ぜになっていますが、流石に聞かせるトリオ演奏です。)
- Doin' the Thang with Freddie Hubbard/ Ronnie Mathews (Prestige VICJ60675、ご贔屓のRonnie Mathewsの初リーダー録音盤なので、手が出ました。新発売、世界初CD化とか、、、「thang」は「thing」の卑語表現で、と言うとHorace Silverの同名盤に気付きますが、こっちの方も捨てがたいコリッとした芯のある良い演奏です)
- Dream of Life/ Carmen McRae (Qwest/Warner WPCR1971、取り敢えず元気な声が聴ける。個人的にはコンボ伴奏の方が寛げますが、これはビッグバンド伴奏なんです。)
- Piano Interpretations by/ Wynton Kelly (Blue Note CJ28-5122、アナログを持っていますが、確か日本で発掘された演奏として貴重でした。CDを見つけたので入手。Oscar Pettifordが居て嬉しい。)
- Chocolate Cadillac/ Red Mitchell Quintet (Steeplechase VACE1077、昔ジャズ喫茶で聞いて、Horace Parlanのピアノが良いと記憶にあった盤)
- Birdtown Birds, Live at Montmartre/ Joe Albany Trio (Steeplechase VACE1029、こういうのがSteeplechaseにあったのは知らなかった。)
- You and Lee/ Lee Konitz (Verve POCJ2149、Jimmy Giuffreの編曲にのせたLee Konitzのヴァーブ盤)
- Swedish Schnaps + The Great Quintet Sessions/ Charlie Parker (Verve POCJ2063、Swedish Schnaps(スェーデン製のアクアビット)は名盤で手持があったが、これはCD化に際してDorhamとのクインテット録音を追加しているので、再度購入。つまりこれは、力道山や双葉山のようなもので、「昔凄い人がいたんだよ」とよく言われるんで、そうかと思って買ってみたら、「やっぱ確かに凄いネ」と皆が納得せざるを得ない、ということですか、、、)
- Living Space/ John Coltrane (Impulse IMPD246、かの「昇天」直前の録音なので、恐る恐る買ったんですが、まぁアリスも居ないし(^^;)、素晴らしい演奏です。嫌いな人はキライなんでしょうが、、、)
- Yesterday I Heard the Rain/ Bill Evans (Bandstand/ Tokuma TKCB71888、West Coastでのライブ盤。いやぁ、なかなか良い演奏ばかりで納得の一枚でした。)
- Live in Tokyo/ Bill Evans (Sony SRCS7120、これはアナログを愛聴しているんですが、CDを見かけたので手がでました。どうも、アナログのほうが音がしっくり来るなぁ。)
- Farewell/ Chet Baker Last Quartet (Timeless/ Alfa ALCR246、最晩年のレギュラーカルテット録音。ピアノも弾いてます。)
- Shorty Rogers and His Giants (RCA 74321609892、これは、Art Pepperを聴くために購入。一番長い演奏で3分半しかなく、12曲入り。こういう場合の30秒位のアドリブ・スペースで、キッチリと物を言う修練は今様の人には出来ていません。CD文化のデメリットの一つです)
- Solo Monk/ Thelonious Monk (Sony SRCS7061、CharlieさんのDesert Island Pick'sに出ていて「買わなきゃぁな」と思ったソロ盤。しみじみします。)
- In Concert/ George Ohtsuka Quintet (TBM-CD1002、元気バンドだと話には聞いていたので、購入)
- 2001.11.01
- 取り敢えず、Live Trane, the European Tours7枚組は一通り聴き通しました。これから性根を入れて、彼の重要な3年間にわたる模索の過程をじっくり聴き込んでいこうか、と思っています。通し聴きをした段階でも、「やっぱ、凄いワ」という感じですが、、、
- 今回手に入れた盤のなかで、目立ったものは以下の通り。
- Face to Face/ Tete Montoliu and Niel-Henning Oersted Pedersen (Steeplechase SCCD3118しつっこく集めているテテ物の一枚で、これはベースとのデュオ。)
- Birdland Stomp/ Herb Geller Quartet Featuring Kenny Drew (Fresh Sound FSR-CD174、年取ってもスピード感があり、良い味を出しているGellerがDrewとやったライブ)
- Live at the Amsterdam Paradiso/ Dexter Gordon Quartet (Catfish/ Norma NOCD5562、かなり前から色んなところで話題になっている盤。ただし私家録音)
- The Sermon/ Hampton Hawes (Contemporary VDJ1124、これは知らなかったが、黒人霊歌ばっかりをやっていて、スィングと言うよりも曲想を楽しむ盤)
- Four on the Outside/ Curtis Fuller (Bellaphon CDSJP124、ミズテンで手がでました。)
- I Remember Bird/ Sonny Stitt (M and I MTCJ30055、どこが原盤なのか判りませんが、結構快調な1977年の録音)
- Gershwin Carmichael Cats/ Roland Hanna (CTI KICJ8050、こういうのがCTIにあったのは知らなかった。)
- Because of You/ Jos Van Beest Trio (AS6、快調なサワノの盤が中古にあったので、取り敢えず、、、)
- Those Groovy Composersのセクションは、Miles Davisと、Cole Perterです。後者は兎に角良い曲が目白押しで、大変な作業になりましたが、一方良い曲の演奏を沢山聴き直せて幸せでもありました、ハイ。
- Those Groovy Catsのセクションでは、マイナーながら根強いファンのいるJ.R. Monteroseです。手持ちをもう一度全部聴きなおして、結構楽しかったです。
- Desert Island Picks、「無人島に持っていきたいCD」のセクションは、御覧の通りに10名近い方のDIP'sを掲載しました。皆さんも、気が向いたらどうぞBBSに投稿して、愛聴盤を御披露頂くか、既掲載分についてのコメントもあればよろしく。もう少し色んな方の御意見を聞いてみたいところです。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、「是々非々」と「アバタもえくぼ」-- Rollins/ Miles/ Coltrane/ Pepper/ Chet/ ... あるいはRobert B. Parker/ Dick Francis --(何だか馬鹿みたいにタイトルが長いじゃんかよぉ)、微に入り細にわたるか、簡にして要を得るか -- John Coltraneの模索そして大きい声ではいえないが、CD等は安いについてメモしました。
- 2001.10.16
- 某ショップに行ったら、たまたまLive Trane: The European Tours/ John Coltrane (PABLO 7PACD443)の7枚組ボックスが展示されてました。前回予告した、アノ盤です。現物しか残っていないようだったので、即手中に握り締め、家に飛んで帰りました。1961−63年の訪欧ライブですから、見逃すわけには行きません。税込み1万2千6百円でしたが、これは女房を質に入れても買うべき盤でしょう。早速聴きながら、これについて巷間色々と話題になっている、Bootlegを含めた既発売分とのダブリ加減をNelsonなりにチェックしました。このボックス物の内容と、手持との照合結果を、以下にメモにしました。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、Live Trane --Nelsonの場合についてメモしました。何かのお役に立てば幸いです。
- 2001.10.15
- 今月は、月末にColtraneの63年頃の欧州ツアーライブの完全セット7枚組みが出るとか、色々と物入りになりそうです。友人が関西に転勤になり、「猟盤情報を知っている限り教えてくれ」と言ってきました。単身赴任をジャズで切り抜ける、という経験をNelson自身もしているので、早速メールを打ってあげました。
- Those Groovy Composersのセクションは、Thelonious Monkと、Victor Youngです。
- Desert Island Picks、「無人島に持っていきたいCD」のセクションは、御覧の通りに10名近い方のDIP'sを掲載しました。皆さんも、気が向いたらどうぞBBSに投稿して、愛聴盤を御披露頂くか、既掲載分についてのコメントもあればよろしく。それにしても、色んな方の色んな嗜好を眺めていると、また「もっと聴かなきゃなぁ」という気分が高まって、実に嬉しい日々です。
- Those Groovy Catsのセクションは、次に寡作のトランペッターTommy Turrentineと、何とも勇壮なテナーJ.R. Monteorseを採りあげるべく、今資料収集中です。
- 今回手に入れた盤のうち、良かった盤は以下の通り。先ずはピアノトリオ盤から、、、
- The Artistry of/ Kenny Barron (Wave CD34、10年も前の録音ですが、どうも最近発売されたようで、今まで見た記憶はありません。実に「、、、らしい」良い演奏です。)
- Gotta Travel on/ Ray Bryant (Cadet MVCJ19019、昔ジャズ喫茶で聞いて、そのうち買わなきゃなぁ、と思っていてかなりの年が経過しましたが、復刻されたようで、待てば海路の日よりありという盤)
- Song of Home/ Alan Broadbent (Kiwi/澤野 AS013、Broadbentが故郷のNew Zealandで行ったライブ盤。というが熱する感がなく、実に端正に演奏が展開され、何故か拍手も入っていない。イヤ、別に良いんですが、、、)
- Trip to the Orient/ Ronnie Mathews (East Wind UCCJ4020、存在は知っていて、復刻も知っていて、買いそびれた盤をようやく手に入れた。いわゆる巨匠にはならなかったかも知れないが、実に深い懐が好みです)
- Catalonian Fire/ Tete Montoliu (Steeplechase SCCD31017、全くこの人は古い曲が大好きで、しかも古い曲とはとても判らないように再作曲してくれます。)
- Remembering John/ McCoy Tyner (ENJA ENJ39、堅苦しくなく、でも結構リキの入った良い演奏)
- Plays John Coltrane, Live at the Village Vanguard/ McCoy Tyner (Impulse UCCI1002、これは例の「完全ビレバン4枚組」発売記念として、Impulseが同所で行ったColtrane命日の追悼貸切コンサート初日のライブ盤。このタイトルでは、買わずに見過ごすわけには行きません。いやぁ、Al Fosterのドラムスにあらためて感じ入った一枚。無論、マッコイも凄いんですが、、、まだマッコイの残り録音があるらしいので、発売を望む。)
- Someone to Watch over Me/ Gerry Wiggins (Norma NOCD5621 、買ってみて裏切られた事の無い人の、でも余り見かけない盤で、つい手が出ました)
- Claude Reigns/ Claude Williamson (PJL MTCD2507、趣味の良いこの人のトリオ盤)
そして、その他の盤では、、、
- Live at the Tender Trap/ J.R. Monterose (Fresh Sound FSCD1023 、これが、「フラッと立ち寄ったクラブに数か月も居付いてしまった」という時期の演奏。実に爽快です)
- I Feel Like a Newman/ Joe Newman (Black Lion BLCD76095、「生まれ変わったばっか、という気分」という、自分の名前に引っ掛けた盤で、これも以前から気になっていた盤)
- Hannibal in Antibes/ Marvin Peterson (ENJA 3011、元気の良いペットが聴けるかなぁ、と買ってみました。全2曲という潔さで、ウーン、相変わらず濃いーなぁ。George Adamsも元気でっせ)
- Last Date/ Dave Schildkraut (Endgame CD5、お気づきですか、例のWalkin'/ Miles Davisのアルトです。1925年生まれ、1998年死去という古い人ですが、どうもたった一枚のリーダー作が従来はLive at Cliftonとされていました。そして恐らく追悼盤でしょうか、標題が「最後の演奏」で、これが2枚目ということのようです。店頭で見て、即買いましたが、結構トレーン色があって、「まぁ色々あったんだろうなぁ」と感じました)
- Phil Woods and Lew Tabakin (Evidence ECD22209、お年寄りなのに元気の良いサックスが2本鳴りまくって、聞き終えると少しヘトヘト(^^;)。まぁ、爺さん方が元気なのは良いことですが、、、)
- Hear Me Talkin' to Yaでは、「大手拓次なジャズ」探し、セカンド・リフの楽しさ、定番と歌舞伎十八番 、そしてBillie Holiday/ Strange Fruits -- 叙情、叙事そして北条民雄「いのちの初夜」についてメモしました。
- 2001.10.06
- Desert Island Picksのセクションに、MIKAの無人島むけに選んだ10枚のジャズCD -- ピアニストを撃つな! --を掲載しました。これは、ついさっきメールで頂いたものを転載したものです。
- 2001.10.02
- Desert Island Picksのセクションに、Ryo's Desert Island Pick'sを掲載しました。これは、ついさっきDesert Island Picks - BBSに投稿頂いたものを転載したものです。
- 2001.09.30
- Desert Island Picksのセクションに、ぶらうにーさんのDesert Island Pick'sを掲載しました。これは、ついさっきメールで頂いたものを転載したものです。
- 2001.09.29
- Desert Island Picksのセクションに、Mr. ManriさんのDesert Island Pick'sを掲載しました。これは、ついさっきDesert Island Picks - BBSに投稿頂いたものを転載したものです。
- 2001.09.27
- Desert Island Picksのセクションに、グリーンドロップさんの「お茶を飲みながら」のDesert Island Pick'sを掲載しました。これは、ついさっきDesert Island Picks - BBSに投稿頂いたものを転載したものです。
- 2001.09.26
- Desert Island Picksのセクションに、「歌う太鼓」さんの選定盤を掲載しました。これは、ついさっきメールで頂いたものを転載したものです。皆さんも、気が向いたらどうぞDesert Island Picks - BBSに愛聴盤を御披露したり、既掲載のDesert Island Picksに関するコメントなどを投稿ください。
- 2001.09.22
- Desert Island Picksのセクションに、GOKIさんの選定盤とYUTAKAさんの選定盤を掲載しました。これは、ついさっきメールで頂いたものを転載したものです。皆さんも、気が向いたらどうぞDesert Island Picks - BBSに投稿して、愛聴盤を御披露ください。
- 2001.09.20
- Those Groovy Composersのセクションは、Benny Golsonと、Richard Rogersです。この人達の曲が好きな方は多いので、「ウン、この曲のこの演奏は確かに良い」とか、「オット、この演奏は知らんなぁ」とか、楽しんで貰えたら、と思います。
- Desert Island Picks、「無人島に持っていきたいCD」のセクションでは、チャーリーさんの選定盤を掲載しました。なかなか土性っ骨が一本通った盤ばかりで、感心しました。皆さんも、気が向いたらどうぞBBSに投稿して、愛聴盤を御披露ください。
- 今回手に入れた盤のうち、良かった盤は以下の通り。
- Pop Wine/ Ted Curson with George Arvanitas Trio (Futura GER26 、Ted Cursonの71年頃の演奏でオリジナルで固めている。なんとも自由に吹き散らかしながらも(^^;)、気持ちの良いジャズに仕上がっています。George Arvanitasが結構フリー目のピアノを弾いている。これはデータベースに追加の価値あり)
- Arrival/ Horace Parlan Trio/ Quintet (Steeplechase VACE1085、堅苦しくなく、でも結構リキの入った良い演奏)
- Jay and Kai + J.J. in Person/ J.J. Johnson (Columbia/ Collectables COL5677、J.J.の旧盤2枚のカップル盤。Flanagan入りの後者が当然落ち着く)
- Right Now + Latin Fever/ Herbie Mann (Columbia/ Collectables COL6828、Herbie Mannの旧盤2枚のカップル盤。実はこの前者Right Nowは、数十年前のジャズ入門当初に買ったお囃子盤で、いわばSentimental Journeyな買い物)
- そして、まぁまぁ良かった盤は以下の通り。
- Legacy/ John Faddis (Concord K32Y6067、John Faddisは何度もライブで聴いたが、兎に角楽器扱いが凄いVirtuoso型で、只々あきれるばかり。その「ばかり」な中に感じるところがあれば吉)
- Quartet in Scandinavia/ Tubby Hayes (Storyville STCD8251、英人テナーのTubby Hayesの盤がココ1,2年店頭に多く出回っているので、実は初めて買ってみた)
- Hear Me Talkin' to Yaでは、ジャズにおけるB級グルメの幸せ、借金苦とジャズ --ドストィエフスキー、Chet BakerそしてArt Pepper、即興演奏が何んぼのモンじゃい -- アドリブと「テーマ聴き」、そしてメロディと著作権 -- キー、コードそしてアドリブについてメモしました。
- 2001.09.15
- ご贔屓の板橋文夫について、ファンの通うBBS(http://mcgi2.nifty.ne.jp/cgi.bin/thread.cgi?userid=GCB02356)で彼が音楽を担当した「19歳の地図」という映画のDVDが出たということを知り、早速手に入れて 板橋文夫 セクションに追加、改訂しました。30年近くも前の、板橋さんのデビュー頃のことです。
- いずれやる必要があると思っていたThose Groovy Composersのセクション、名曲を作曲者で見る試みを準備中です。
- いよいよジャズをじっくり聴くにふさわしい良い秋となりました。そこで街に繰り出して手に入れた盤のうち、良かった盤は以下の通り。
- Keep the Spirits Singing/ Davis Fathead Newman (HighNote HCD7057、Fatheadの最近の傑作で、録音は200年3月。一押しは奥さんに捧げたKaren, My Loveという愛の歌で、流石Ray Charles Bandに居ただけあって、実に素晴らしいバラード演奏で、参った。といっても、何も難しい事は一切やってないんだけどねぇ、それがまた凄い。Gene Ammonsも脱帽か。John Hicksが抑え気味のサポートしているのも宜しい、と急に優しくなっちゃったりして。)
- Hyperion with Higgins/ Charles Lloyd (ECM/Universal Music UCCE1015、前作のThe River Is Wideと同時に収録された演奏を、付き合いの長かったBilly Higginsへの追悼盤としたもの。ソプラノサックスも吹いていて、この人の一連の静謐な作品の中の一枚)
- Let My Children Hear Music/ Charles Mingus (Columbia CK48910、Mingus Workshopの一枚。クサいと言えばクサイが、代えがたい熱気もある)
- Trio Transition (DIW 808、今様ピアノトリオの根っ子か。)
- Forecast + Partners/ Sonny Stitt with Red Holloway (Catalyst/ P-vine PCD23095 、ご機嫌テナーの二人の共演盤2枚を纏めたものだが、流石に抜群の出来。正統及びファンクの両方のジャズを演奏し分けていて、ナルホド、参りましたと言う感じ)
- Jaywalkin'/ JR Montorose (Fresh Sound FSR-CD320 、JR Montoroseの新規発掘録音。55年頃の若々しい演奏)
- This Is All I Ask/ Niels Henning Oelsted Pedersen (Verve 539695 、このベースの名人の、気の置けないお友達を集めてやった寛ぎ盤。なるほどKenny Drewの晩年との相性の良さが納得できる)
- For the Moment/ Barry Harris (Uptown UPCD2747 、しっかり弾いていて正統派ピアノの良さを再認識。)
- Blues Everywhere/ Shirley Scott (Candid/ Teichiku TECW20516 、バードランドでのピアノトリオ・ライブ盤。この頃結構調子良いんじゃないかと思います)
続いて、狙いが外れた盤は除外して、まぁまぁな盤はこんなところです。
- Happy Meeting/ Herve Sellin (Sawano AS15、ピアノが得意と言うサワノさんの比較的新しい発売盤。並の出来。)
- At Montreux/ Dexter Gordon with Junior Mance (Prestige VICJ1064、何か持っていそうな気もしたが、、、)
- Promised Land/ Harold Land (Audiophoric APCD-JZ0082、古手のテナーHarold Landによる「約束の地」(Promised Land)、あるいは「お約束のランド」という盤。少しかったるい。)
- Blues pour Flirter/ Toots Thielmans (Universal/ Emarcy UCCM3006 、ウーン、あったかなぁと思ったが録音が61年と言うのでダブるまいと思って買ったが、ギターだけしかやっていない)
- Hear Me Talkin' to Yaでは、Thelonious MonkとGiorgio De Chirico、「それなりの」ジャズとインデックス投信、そしてスピーカー、この摩訶不思議なる物 -- 清水に魚住まず、かもについてメモしました。
- 2001.09.01
- いやぁ、本人もビックリの2周年。多くのジャズ・サイトが2年位でネタ切れし、当初の熱も冷めるのか、更新が間遠になったり、閉鎖されるたりするのを見聞きしています。先達で4,5年続けている方は、実はそれだけもスゴイ事なのです。継続は力なり、とも言います。
- このサイトは、Navigatorの準備をある程度やってから始めたので、数か月で作業を終わらせて、それで終わりと思っていました。それが色々と纏めておきたい事や、こういうのをやっては、というお勧めもあって、まだネタが尽きないので、どっこい生き延びてしまいました。次項のようにまだし残している事はあるので、引き続きシコシコとやっていきます。激励のメールに感謝。
- Desert Island Pick'sが長らく予告だけで始められませんでしたが、いよいよ手がける気になりました。これは独りよがりでは面白くなく、当然、「視聴者参加番組」ネタです。皆さんからのネタの提供を大歓迎しますので、宜しければDesert Island Pick'sのBBSにカキコんでみてください。色んな方の好きな盤、心に秘めた想い出、忘れられない出会い、等々色んな御意見を歓迎します。BBSへの投稿を、このサイトの特徴であるDatabaseへの同時参照を施して、Desert Island Pick'sのセクションで一覧するようにできたら、と目論んでいますが、さてどうなるでしょうか。
- 最近の入手盤で気に入った盤は、次のようなものです。
- Catch Me/ Joe Pass (Pacific Jazz TOCJ5367、Joe Passのギターに、Clare Fisherのピアノそして弦が付いている盤。実に各曲の歌わせ方が素晴らしくて、改めて舌を巻きました)
- Half Moon Bay/ Bill Evans (Milestone VICJ60247、Eddie Gomez時代のライブで、このクラブが知る人ぞ知るという良い雰囲気らしく、演奏にもそれが滲み出ています。)
- Standards/ Claude Williamson (Interplay/DIW/Art Union ART-CD22、古い盤で手に入れ損なっていましたが、無事入手)
- Quintessence, Vol.2/ Stan Getz with Chet Baker (Concord CCD4858 、この二人の有名な北欧ツアーのライブ。全部で数枚分の録音があり、The Stockholm Concertsなんかは3枚組みですが、これはゲッツ財団が纏めてConcordに出させたものの2枚目。米国には、死んでから近親者が著作権を管理するこういう財団が結構あるんです)
- True or False/ Roy Haynes (Evidence ECD22171 、これは不覚にして存在を知らなかった盤で、手が伸びて買ったらなんと結構聞かせる盤でした。)
- Hear Me Talkin' to Yaでは、Eric Dolphy --塀の上の歩行者そして椎名麟三--、手癖、スタイルそして文体、レコードも、ライブも、植草甚一叔父さん -- ジャズとPornography、NelsonのDesert Island Pick's、そしてTweak -- 使いこなしについてメモしました。
- 2001.08.15
- 何とも暑くってグッタリしていますので、最近の入手盤も少なく、目立ったものはありません。室内作業はやりました。
- Those Groovy Tunesでは、名曲Manha de Carnaval(黒いオルフェ)の作業は完了です。前回以降、何枚かまた棚から探し出して追加しました。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、新宿ゴールデン街「深夜+1」であわや、、、、日本編集のCollector's Item -- ボックスもの、そしてCome Rain or Come Shine -- 幻視者としてのBill Evansについてメモしました。「あぢぃよォ」と言いながら書いたもので、とち狂っているかもしれませんが、、、
- 2001.08.01
- 最近の入手盤で目立ったものは、次の通りです。
- Sophisticated Swing/ Julian Adderley (Emarcy EJD3084、Adderley兄弟が最初の独立時に出した何枚かの盤でも最初の盤。話には聞いていたが、「おォ、おォ、やっぱ元気良いじゃない。」と微笑ましい演奏。ピアノはジュニア・マンス)
- Dance of Fire/ Aziza Mustafa Zadeh (Epic ESCA6281、小アジア出身の女性ピアニストの3枚目のリーダー作。Stan Clarke、Al Di Meola、Bill Evans(ss)等とサイドメンが豪華で、その分聴き応えが増していることは事実。Ketamaや、RAIや、Vollenbeider等のジャズ周辺の音楽も時に楽しい。)
- Mosaic/ Clifford Jordan (Milestone MCD47092、1961にJazzlandから出ていたA Story TaleとStarting Timeとを合冊した盤らしく、両方とも未入手で探していたので手が出た)
- Sonny Criss Quartet Featuring Wynton Kelly (Fresh Sound FSRCD318 、たまには悔しいダブり買いものも。これは昔、At the CrossroadとしてPeacock/ビクターからちゃんと出ていたもののジャケとタイトルをまるっきり変えたもの。このタイトルなら買いたくなるが、実は再発売もの。店頭でこれを見抜いた人が居れば、立派といえるでしょう。買って帰って、エェーッ、といった人のほうが多いはず。どうです、御同輩。)
- Voyage/ Phil Woods with Bill Charlap Trio (CRD368 、これもQE2の船上ライブ・シリーズの一枚。Phil Woodsが化け物みたいに凄いのは当たり前にしても、Bill Charlapが実によく唄っている。)
- Live at the Jazzhus Montmartre/ Dexter Gordon (Jazz Colours 874727 、Kenny DrewとのMontmartreライブは、Montmartre Collection等々で結構持ってるんですが、つい手が出ちゃって(^^;) でも出来は素晴らしい。この頃はどうも絶好調だったようです。
- Those Groovy Tunesでは、名曲Manha de Carnaval(黒いオルフェ)の作業が進行中です。次回位には完了となる筈。まだまだ御贔屓の曲があるので、引き続き色んな曲を取り上げる予定です。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、ジャズCD収納法の現状についてメモしました。
- 2001.07.15
- 最近の入手盤で目立ったものは、次の通りです。
- Then and Now/ Mike LeDonne (Doubletime DTRCD153、Eric AlexanderやJim Rotondiが参加した若い衆らしいジャズ。といっても、決して手放しでは褒めている訳ではなく、玉石混交で、コレはまぁ当たりの方か。)
- Boston 1954/ Chet Baker (Uptown UPCD27.35、一杯あるけどなぁ、と思いつつ手が出た盤で、FM音源なので、この時期にしては良い音だったし、演奏も良い)
- Art of the Trio 4, Back at the Vanguard/ Brad Mehldau (Warner 47463 、昔から目をつけて聞いていますが、この頃も調子いいみたい。ライナー解説を自分で書いて、何か息巻いているようです)
- Tough Tenor Favorites/ The Johnny Griffin and 'Lockjaw' Davis Quintet (Jazzland OJCCD1861 、兎に角この手の本線ジャズにはつくづく頭が下がります。何時聞いても元気を与えてくれそうな演奏です)
- Those Groovy Tunesでは、名曲Nardisの作業を一応終えました。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、Stick to your taste and be proud of it (NYからのメール)と、菅○さんの最近の言、と下手な鉄砲も、、、についてメモしました。これらは菅○さんの原稿を切っ掛けにして、このサイトの根っ子及びNelsonのジャズを聴く基本姿勢についてメモする気になったものです。
- 2001.07.01
- 最近入手して喜んでいる盤は、50年代のモノラル録音のBy Special Request/ Carmen McRae(Decca 25P2-2824)で、大姉御となる前、30代のまだ初々しいCarmen McRaeが、デッカと契約して最初の盤。初々しさの中に、後の貫禄につながる大人の女の生き様をのぞかせる歌唱が嬉しい。
- その他の入手盤で目立ったものは、次の通りです。
- At Monterey 1958/ Billie Holiday (Blackhawk BKH50701、レディ・デイがMal Waldronとの短い付き合いの中で出したジャズ祭もの。長らく所在不明で、その後倉庫から発掘されて一度出たことがある、と噂には聞いていた盤をゲット(^o^)
- New Thing at Newport/ John Coltrane (Impulse GRD105、今更盤、でもやはり持っていないと話にならない)
- Sophisticated Giants/ Dexter Gordon (CBS CK65295 、LPで持っているが、VocaleseのEddie Jeffersonとの2曲が追加されていることもあって、買いなおし)
- North of the Border/ Ray Bryant (Label M 495741 、最近の店頭もの。Somewhere in Franceも一緒にあったが、そっちはソロだから敬遠してこれを入手)
- Night and Dream/ Toshiko Akiyoshi (Crown CRCJ9123、ビッグバンド盤は兎も角、この人のトリオ盤は安心できるので(^^;)
- Paul Desmond Quartet Live (A and M/ Verve 543-501、これは存在を知らなかったが、DBQ解団後の自己のグループによるカナダでのライブ)
- Testifying/ Larry Young (New Jazz/ OJC OJCCD1793、実に面白く聞ける、デビュー間もない頃の録音)
- Spetrum/ Cedar Walton (Prestige VICJ60470、ウォルトンのデビュー第2作)
- El Gran Senor from Catalonia/ Tete Montoliu (Steeplechase SCCD37007/8、やっと見つけたテテの2枚組み盤ピアノトリオ。快調、快調)
- Those Groovy Tunesでは、名曲Naimaの作業を一応終えました。棚の中から探し出した盤を何枚か追加すると共に、記述を再度チェックしました。次回は、Nardisです。一応、これからもそれなりに渋めの曲を選んでいきますが、御希望でもあればメールをどうぞ。
- Hear Me Talkin' to Yaでは、Paul Desmond -- 何ともお洒落な伯父さんについてメモしました。
- Those Groove Catsで、今絶好調のピアノ、Kenny Barronや、独特の味を持ったトランペット、Tommy Turrentineを取り上げようかなぁ、と思っています。Tommy Turrentineは、比較的寡作の人ですが、資料がなかなか集まりません。一方、Kenny Barronは何しろ芸歴が古く、人気者(特にここ数年は)ですから、軽く百枚を超える盤があるので、予想される作業量にため息ばかりが出て作業に入れません。でも、Kenny Barronは数十枚は持っているご贔屓なんで、いつかモノにしたいと思っています。
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