リスニング・ルームの改装を始めています。2階にあるので、床を少し補強し、機器の配置を変えて、最終的にはかなりのものを入れ替えるつもりです。週末は言うに及ばず、毎夜大工仕事に追われています。この年ですから、こういう肉体労働をするのは辛いんですが、まぁ、これがやり納めだろうとシコシコ励んでいます、、、ということで、ネット作業もお留守になっていますし、手元にある「Russian Lullaby/ Vladimir Sahfranov」他の新入手盤も、機器をバラしてしまっているので、聴けていません。
ヴォーカルの導入部に当るヴァースは、よく聴くと心に沁みるものがあります、、、ということで、素晴らしいヴァースを集めてみる「Those Groovy Verses」の準備をしています。最初に挙げるのは、シナトラものかと思いましたが、今日聴いている中に「Pennies from Heaven/ Tony Bennett」がありましたから、この辺を皮切りにする予定です。
Piano Trio盤総ざらえの改訂を暫くサボッていたので、「Nelson's Database」から、20枚ほどの落穂拾いをしました。現状で、総計355枚のPiano Trio盤が、ABC順及び年代順で一覧できます。聴いてみて納得できない盤は「Nelson's Database」に採っていないので、それなりの魅力がある盤ばかりだと思います。
最近嬉しかったのは、Lands of Giants/ McCoy Tynerという新発売物です。その直前にやったロンドンのBarbican Hallでのコンサートの出来が良くて、その面子、レパートリーをそのままにTelarcが,DSDで録音したようです。ヴァイブ入りカルテットですから、Time for Tynerと似た面子です。最新録音な上に、良い音がウリのTelarc盤ですから、音が一つ一つ立っています(こんな表現あるのかなぁ)。その音の良さに加えて、新鮮な感じのするタイコの叩き方、ベースの動き等に支えられた、正に「今様ジャズ」です。とはいえ、無闇にパタパタするのではなく、押し引きを心得て、勘所ではしっかりと盛り上げるという感じで、さすがにマッコイ・ボビハチのコンビは凄いと興奮させられました。こういう「今様」なら大いに結構です、、、と言うか、実は、Nelsonのようなジャズ親爺にはこういう「今様」しか理解する能力が無く、他のは難しすぎて理解できなかったりして、、、(^^;