「今だから、フルレンジ」
- 「今だから、フルレンジ」は、Stereo Sound社が刊行したムックです。これは、同社が刊行する雑誌「管球王国」の別冊で、比較的出力が小さく、ダンピング・ファクターの大きめな真空管アンプには、フルレンジが向いているということもあっての企画でしょう。1997年の発行で、2,000円という価格です。
構成
本書の構成は、以下の通りです。
- フルレンジ・ユニットの魅力(井上卓也)
- 各種ユニットの紹介及び構造図解
- 保存版・世界のスピーカー・ユニット ジャンル別 All Guide
そして「各種ユニットの紹介」では、現行品として、次のような製品が取り上げられています。
- アルパイン DDDS5
- Altec Lansing 405-8H
- Altec Lansing 409-8E
- Altec Lansing 604-8K
- Electro Voice Pro-12B
- Fostex FE208 sigma
- Fostex FX200
- Fostex F120A
- JBL LE-8TH
- JBL E130-8
- JBL 2155H
- Jordan Watts Module Unit Mk III
- Lowther PM6A
- Lowther PM4A
- Manger BWT
次に、往年の名器と銘打って、以下の製品が、、、
- Altec Lansing 755E
- Altec Lansing 409B
- Altec Lansing 604E
Diatone P160MB
- Electro Voice SP15
- Goodman AXIOM80
- JBL D130
- JBL D123
- Jensen G610B
- Tannoy LSU/HF/15/8 (15inch Monitor Gold)
- Western Electric 750A
- Western Electric 755A
写真と図解
- 同社のほかの刊行物と同じく、写真と図解が実に丁寧で、眺めているだけで、楽しくなります、、、というのは、Nelsonくらいかなぁ(^o^)
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