ライナー・ノート(Liner Note)
 ジャズ盤は、ジャケットにジャズメンの写真があったりして、聴きながら眺めていると、これはこれで、なかなか楽しいものです。ジャケット写真だけでは、フリの客に買わせるには情報がやはり少なすぎるということでしょうか、どの盤でもその裏に収録曲目や、ジャズメンの名前等々が、掲載されています。その裏にある注釈というか解説の文章のことを、ライナー・ノートと言います。「ライナー」は、ブルゾンの裏に保温のためなどに裏打ちした、起毛した生地のこと等に使う用語です。また、薄手の紙などに厚紙を貼って補強した場合も、ライナーというようです。
アナログ盤
- 上記のライナーはSonny Clark Trio(BLP 1579)の場合の例です。比較的初期に買ったアナログ盤で、このピアノトリオの名演奏をじっくりと聴きながら、ライナー・ノートを何度読み返したか、数え切れない位です。アナログ盤の場合、ライナー・ノートの字が大きいのが、助かります。また、あの30センチという大きさは、その寸法に何か魔法があるのか、取り扱いも手頃で、手に馴染むものです。CDでは、字が小さくなることもあり、曲目、演奏者位にとどめて、
ライナー・ノート自体は、外からは見えない部分に印刷するようになってしまいました。
- もう少しお時間があれば、さらに色々とここにメモしてあります。
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