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Out there
ジャズファンのため雑誌は、いくつかありますが、先頃発刊されて、数号で消えた(らしい)
「Out there」
は、なかなか面白かったのに残念です。店頭で見かけて3号までは買いましたが、その後我が田舎の書店では見かけません。雑誌の発刊は、
「コレをやりたい」
というネタがいくつかあって始めるものでしょうが、余り買う人が多くなかったのかも知れません。これも、メモしておく価値があると思い、季節外れですが、、、
狙い
発刊号の目次から、面白かった記事を選ぶと次のような感じでした。
綾戸智絵の世界
「ドクター・ジャズ」に聞く
Private Selection - 25人が選んだ5枚
サンプリング世代にとってのジャズ
新宿DIG/DUG物語
西寺極楽(セイゲン・オノ)
トラベリング・トレーン
ピットイン主義!
「ヨコハマ浄夜」(平岡正明)
杉田誠一の「ジャズ幻聴行」
連載「ジャズ喫茶の真実」(後藤雅洋)
ショップ紹介 ディスクユニオン横浜店
「仁和寺の夏」(佐久間駿)
テリー伊藤の泣けるSelection
現状定かならず
上記したように、この雑誌は全国的には3号まで配本されたんでしょうが、その後は見かけません。噂では、「Jammin' City(ジャミン・シティ)」という所が引き継いで、版形を縮小して10号位までは発刊されたようです。でも、教えてもらったサイトに行っても、現在は閉鎖されているようです。ネットでも、「面白い雑誌が発刊された」という書き込みがありましたから、一部のファンはいたんでしょうが、、、
なかなか難しいのネ
雑誌業界のことは知りませんが、やはり定期刊行物として定着するには、色々と苦労がありそうですね。また、昔話をすると、学生時代に
「Down Beat」の日本語版
が数年にわたって出て、愛読したものの、暫くして休刊したことを思い出します。全編グラヴィアの重い雑誌で、本国誌からの翻訳と、独自の記事が綯い混ぜになっていたものの、特徴的な香りがあって、毎号楽しみましたし、寺町辺の古本屋でバックナンバーを見つけたら、必ず買っていました。無論、「Down Beat」本誌の方も、丸善や旭屋で時々覗いて、面白ければ買っていました。
植草
さんは、ネタをこの雑誌及びフランスの「ジャズ・オット」から採っていましたから、元記事を巧く取捨選択して、しかも字数稼ぎ(^^;)をしているのが、よく判りました。
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