(
Home
-
Those Groovy Cats
-
Michel Pterucciani
/
BACK
)
ペトさんの墓参に関する私的な案内(2)
:スマホで墓参
(ラシェーズ墓地にあるペトさんのお墓)
我らがMichel Petruccianiさんのお墓の場所等のお話は、
前回の(1)
でメモしましたのでそれをご覧いただくとして、ココでは実際に、
この広大な墓地で、どこをどう歩けば墓参できるのか
と言う点に触れます。日本を出る前に
ラシェーズ墓地
に行って、ペトさんのお墓情報を調べて、プリンターをお持ちなら具体的な情報を印刷して持参すると言う
レガシーな方法が一番確実
です。そして今なら、
スマホに墓参案内をして貰う
手もあるようなので、それを紹介しておきます。
歩きスマホが目立つパリ
10年前の時と違って、今回の2017年のパリ滞在で目立ったのが、どこに行っても多くの方が
スマホやタブレット
に見入りながら、ルーブルやノートルダム寺院見学を楽しんでおられる姿でした。ラシェーズ墓地もその例外ではなく、墓地内の交差点で若い方がスマホを見て、
どっちに曲がれば良いのか
を決めていました。「ナルホド、
Google Mapの個別墓地版
があって、音声で案内してもらってるんだなぁ・・・」と気付いて、ホテルに戻って
Apple Store
を探しました。そうすると「Super Lachaise」と言う良さげなアプリが見つかりました。Android版もあるようですが、NelsonはiPhoneなので、ここではiOS版に沿って説明をします。
(Apple Storeを「ラシェーズ」で検索すると・・・)
「Super Lachaise」と言うアプリ
先ず上記のように「ラシェーズ」で検索すると、いくつかアプリが出てきます。フリーので良いので夫々のアプリの概要を見てみると、「Super Lachaise」というのが気に入りました。
(「Super Lachaise」の概要)
アプリの起動
この概要では左に墓地の地図があり、右に例としてフランスの文学者の「ギョーム・アポリネール氏」を採り上げて、そのお墓の写真が出ています。墓地の図には、アポリネールの墓の位置が示されています。つまりは、「このアプリを使うと探している人のお墓の位置と、お墓の姿が判るよ。」ということなんでしょうね。アプリはフランス語ベースですが、まぁ、何とかなる筈です
(アプリの最初のページ)
ペトさんのお墓の場合は・・・
アプリの最初のページの左端下にある
虫眼鏡印
をクリックして「検索」を開始し、ペトさんで検索すると、ABC順の前後の名前に挟まれて、ペトさんの名前が見付かります。なるほど、ペトさんの次はあの名歌手
「エディット・ピアフ」
なんですね。この手の携帯端末の例にもれず、右端にアルファベットが縦に並んでいて、別の名前にもすぐに飛べます。
(ペトさんで検索すると・・・)
ペトさんの名前をクリックすると、下掲したようなペトさん関連の
生年月日
等々の情報、とお墓の写真が出てきます。この概要は、同姓同名の人との混同を回避するためのものと思われます。右上に青文字で
「Selection・・・」
とあるのをクリックすれば、道案内が始まる筈です。この手の道案内の受け方に慣れていない方は、日本を出る前に
Google Mapを使って練習
をなさると良いでしょう。出発地と目的地を決めて、スマホの指示に従って道案内をして貰う練習をしておくと、
自分のスマホの道案内の癖
が判ります。
(ペトさんの項が出て来たぁ・・・)
ネット環境は必要
無論、このアプリを墓地内で動かすためには、
ネット環境が必要
です。今は、海外旅行用の無線LANカードがありますから、それがあればこの墓地に限らず、ルーブル、オルセイ等々での鑑賞にも役立ちます。ネット環境が無くても、
今のホテルはどこでも無線LANがあります
から、ホテルの部屋で事前に動かしてみてスクリーン・ショットを撮って置けば、オフラインでも何とかなります。
念のために、ラシェーズ墓地に最寄りの
メトロの駅と墓地正門の位置関係
を示しておきます。
(メトロの駅と墓地の位置関係)
(
Home
-
Those Groovy Cats
-
Michel Pterucciani
/
BACK
)