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WHAT'S OLD (Jul - Dec '20)

  • 2020.12.25
    1. 今年の燻製の準備をしている時に、近くのスーパーでアトランティック・サーモンのハラスがバカ安での特売をしていましたので、ついでにこれもスモークするかと、近所のチェーン店全部を回って、店にある限りのブツを買い占めました。Nelsonの30数センチ径の燻製器にして2段にもなってしまい、仕事が増えたんですが、脂分たっぷりの甘塩ハラスの燻製が、10軒分くらい作れました。好事家はシャケの皮も好きなので、「皮を下にしてフライパンで焙れば、ウロコまでパリパリになって格好の酒のアテ(関西弁orz)になるよ。」と付言しておいたら、結構評判は上々でした。
    2. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.12.18
    1. 今週は、クリスマス、年末年始のご挨拶がらみで、ほぼ毎日燻製にかかりっきりで、最も簡単なベーコンは「今年も期待してるからな・・・」などとおだてられて、指折り数えると10キロ近く要るので、ヒィヒィ言いながら右掲写真のように作業中であり、したがってサイトの改訂も中途半端なことになっていて、申し訳ありません。
    2. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.12.11
    1. 思わぬルートから良さげな豚の肩ロースを4キロほど手に入れることが出来て、普通のベーコンに加えてショルダー・ベーコンも作れそうになったので、チャチャっと仕込み作業をしていたら、またもサイト改訂の方が間に合いませんでしたので、改訂はありません。
    2. 改訂作業自体は進めており、「Besame Mucho/ Art Pepper」における「ジャズのスパイス」に絡んで、Barney Wilenがやった右掲のライブ盤、「Barney」でのベサメ・ムーチョとの共通点などのメモに取り掛かっておりました。




    3. すると、ここでのピアノがDuke Jordanだと気が付いたのを手始めにして、更にペッパーの最晩年のPepper/Jordanが共演したライブ盤でもこの曲をやっていることも思い出し・・・と「何にやら、赤い糸が絡み合っとるなぁ。」と判って来た所で、時間切れになったのです。聴き直してみると、この両盤でのDuke Jordanが、中音一本槍で、郷愁を誘うフレーズが、同一人だから当たり前とは言え実に何とも彼独特の味を発揮していることに感じ入り・・・というような内容のメモを、来週には仕上げたいと思っておりまするぅ(orz)。
  • 2020.12.04
    1. 急に寒気が入って来始めたようで、年末恒例の燻製騒ぎに向けた準備をしようと、近場のコス(ト〉コで国産豚バラを3本買ってきて、ベーコン、焼き豚、煮豚等々をやっつけるために、切り分けたり、塩漬けにしたり・・・していたら、サイト更新作業まで手が回りませんでしたので、改訂はありません。
    2. 今回は「Besame Mucho/ Art Pepper」についてのメモをやりかけていたんですが、その途中でブラジルの「Pedalar e Preciso」という自転車乗りさんらしい人が上げている良い演奏の動画を見つけました。お聴きになると判る通りに、後期の演奏なのかと思いますが、結構持っている積りの手持ちの中には見当たらず、色々調べるのに時間を取られ過ぎました。上記動画タイトル画像に出て来る「pedalarepresciso.com.br」というURLに行こうとしても、該当無しで撥ねられてしまいます。ピアノはDuke Jordanではなく、Milcho Levievか、George Cablesかの見分けも付かないし、山形、網走、大阪などでのライブでもなさそうだし、ウロウロするばかりでした。ひょっとして心当たりがございましたら、ご教示いただければ嬉しいです。
  • 2020.11.27
    1. この間気になる新製品があり、顔見知りのショップに置いてあるというので試聴させて貰いました。その時に・・・
    2. 今週の改訂は次の通りです。
    3. 秋深く、紅葉渉猟に出掛けて見たら、いわゆる名所でも標高が300米近くと高い所は、もう盛りが済んでいました。その帰り道に地方都市を通過したら、田畑に繋がる、まぁ、丘陵地帯とでも言うべき、もっと標高が低い地域でイチョウ、ウルシそれにモミジが真っ盛りで、「何だぁ・・・高速に乗って迄、遠くに行く必要なんか無かったなぁ。」と反省しました。
  • 2020.11.20
    1. 今週の改訂は次の通りです。
    2. 右掲は目が不自由なRay Charlesがアルトを吹き始めたので、脇からそっと肘を支えながら、Fathead自身もテナーを吹いている時のスナップショットです。(Pinterestから引用)
  • 2020.11.13
    1. 一年365日、毎日ジャズを聴かない日はないという方のお役に立つかと纏めてみたセクション、365日ジャズまみれ(ジャズ版「今日は何の日」)ですが、未だ該当記事が無い日が何日かあり、残念に思っていました。しかし、先日、12月3日について記事が書けそうな事に気付きました。ます。
    2. ・・・ということで、今週の改訂は次の通りです。
      そう言えば今日は12月13日の金曜日
    3. ・・・です。こういう日は、棚からThelonious Monk and Sonny Rollins盤を取り出して最終トラックの「13日の金曜日」をお聴きになることをお勧めします。Monkはハレムの南部、119丁目辺にあったミントンハウスの常連で、「バップの高僧」などという異名を貰った人ですが、その当時でも録音をさせて貰えないし、ギグのお呼びも掛からない日が結構多かったので、日がな一日中家でピアノを弾いては「ああでもない・・・こうでもない・・・」と研鑽に勤しんでいたそうです。この曲も、こういう時期に作った曲だと思います。
      曲名にこだわる人
    4. この人は結構曲名にこだわるようで、これを作曲した日が金曜日だったことを踏まえての命名かも知れません。同好の命名は他にもあり、先年発掘されたLive at the Five Spot/ Thelonious Monk Quartet with John Coltrane盤の最終トラックにも「Crepuscule with Nellie」なんて曲があります。思わず辞書を引いて、どうやら奥さんの名前を借りた、まぁ「ネリーとの夕まぐれ」とでもいう感じの命名かと納得された方も多い筈です。Birdこと、Charlie Parkerにもそういう癖が合った様で、「How High the Moon」を元唄にしてでっち上げた曲に、自分の綽名であるBirdにちなんだ「Ornithology」(鳥類学〉なんてのがありますよね。そのうち、そういう捻った命名についても、新しいセクションが作れるかも知れません。
  • 2020.11.06
    1. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.10.30
    1. ギグに集まってくれたお客さんの掴みとしては、「演奏への入りで惹き込むのが一番だ。」、とイントロに工夫するジャズメンが多く居ます。先日からStanley Steamer/ Earl Hinesや、「Nathalie/ Hod O'Brien」で、出だしから客を耳ダンボにしてしまう仕掛けについてメモして来た流れで、今回はデックス叔父さんの手口をメモしてみます。
    2. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.10.23
    1. 「アノ唸り声は耳触りだから、何とかならないのか?」などと言う人も居る一方で、作品の売れ行きは相変わらず堅調で、根強い人気があるKeith Jarrett(75歳?)にして体調不良が続き、昨今は松葉杖歩行だとか・・・Nelsonよりも若いのになぁ。一刻も早い復調を願います。
    2. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.10.16
    1. 一寸所用でテンテコ舞いしていているので今週の改訂はありませんが、先日来何度か見ていて、大いに納得した動画を以下に紹介しておきます。
    2. それは、79年7月にフランスはニースでのジャズフェスに「バグスのグループ」が出演した時の動画です。時々画像にノイズが入りますが、音自体はしっかりと録れていますので、楽しめます。面子が良くって、「Milt Jackson, v; Jimmy Rowles, p; Bucky Pizzarelli, g; Slam Stewart, b」とヴェテラン揃いですから、ゆったり感一杯の演奏が一時間弱も楽しめます。
    3. Milt Jacksonは、先週メモをアップしたEarl Hinesと共通する、「時代を超えた、ジャズ心があるジャズメン」の一人です。Hinesよりもずっと若く、MilesやRollinsと同じ時代の生まれですから、スィング期での活躍はありませんが、もしもっと早い生まれであったなら、ディキシー、スィング期でも第一線で持て囃されていた筈の人だと思います。
    4. この日のセットリストは、「THE MAN I LOVE」 / 「STARDUST」 / 「BLUES」 / 「DISORDER AT THE BORDER」 / SOMETIMES I’M HAPPY」 / 「BAGS’ GROOVE」だったようです。 締めにはお約束通りにということで、御大自作の「BAGS’ GROOVE」をやっています。そこでのエンディング処理での


      面子紹介もくだけたもので、アルコとハミングのユニゾンをたっぷりと聴かせてくれた


      Slam Stewartを最後に紹介して、後テーマになります。バグスは、面子紹介に使っていたマイクをアタフタと手放してマレットを握り、コレも「お約束のセカンド・リフ」をリードして行く所から、バイブが終始大写しとなります。
    5. 上記リンクでテーマの再提示時のに場面(大体52分半頃)を見直して見てください。マレットで引っ叩かれている鍵盤が、楽器名にもなっている「ビブラート」を入れるためだと思いますが、足踏みペダルの操作でしっかりと上下している様子が見て取れます。ジャズフェスの客席からでは、とてもこの角度でバイブの微妙な操作まで見ることは出来ません。
    6. こうした場面を見ると、今は亡き母がテレビの芝居中継を見ながら、時々教えてくれた事を思い出します。母は、「テレビで歌舞伎を中継するようになってから、わざわざ出掛けんでも名人上手の芝居を楽しめるようになったんは、夢みたいなことや。」と喜びながらも、「昔は、こんなに大写しで海老蔵、歌右衛門、松緑の表情や所作を見ることなんかでけんかった。照明が電灯やのうて(無くて)、スポットなんかも当てへんから舞台は薄暗うて、カブリ付きからでも今のテレビ中継みたいに鮮やかには見えんかったんよ。そやけど良ぇことばかりやのうて(無くて)、その代わりに役者の顔の化粧際の不始末や、時には皺まで見えてなぁ・・・それで幻滅することにもなったから、役者さんへの一途なご贔屓なんかが、何んや知らん色褪せてしもた面もあるわ。知らぬが仏、見ぬもの清し、とかいうことわざがあるけど、良ぉ(正しく)言ぅたはるわぁ。」などと愚痴っていたことを思い出しました。
    7. 一度だけですが、道頓堀中座で良い席が取れたらしく、母がNelsonを連れて行って呉れたことがありました。いつもは財布の紐が固い母なのにどうしたことか、難波の高島屋の前から中座まで人力車に乗せて貰いました。生まれて初めてにして最後の人力車で、何とか並んで座席に落ち着くと、車夫さんが二人の膝周りを紅い毛布でくるんでくれました。冬場に限らない通り一遍の動作なのでしょうが、母の隣で一緒に毛布にくるまったこともあり、凄く暖かく感じたことは貴重な思い出です・・・てなこともありましたが、まぁやはり、大写しの妙味はジャズのライブだけのことかも知れません。
  • 2020.10.09
    1. 今週の改訂は次の通りです。
    2. 「アール・ハインズなんて、大昔のスイング期の人だろうよ・・・」と思われる通りに、20世紀初頭生まれで、80近くまで現役でジャズをやっていた人ですから、ジャズ喫茶で聴くことは先ずないピアニストです。でも、リンクしてある動画をお聴きになれば判る通りに、「ジャズ心(ごころ)」が旺盛な人です。その人が、自分の孫ほどに若いElvin JonesやRichard Davis相手に、よく言われる「丸でオーケストラの演奏のように分厚い」音で聴く者を魅了してくれていました。
  • 2020.10.02
    1. ジャズメンを鼓舞する「拍手が手拍子になる様子」について、まだしつこく掘り返しております。
    2. 今週の改訂は次の通りです。
    3. ジャズとは無関係ですが、世の中には面白いニュースがここの所無いので、TVのチャンネルをYoutubeに変えて、My Self Reliance(我が独立独歩)/ Shawn Jamesという動画チャンネルを見ることが多くなりました。米国西海岸で育ったShawnさんは、若い頃から休みなると未開の地に行って、釣りや狩りをしていました。それが高じて、数年前に(50代か)仕事を辞めてカナダに移住してしまいました。このチャンネルには、その定住に至る経過が子細に記録されています。
    4. 住みかはログキャビンにすると決めていたようで、愛犬のCali君との二人暮らしの中で、「Self Reliance」をモットーにして、可能な限り一人で、人力でやる所から自活を始めて以来の変遷を報告しています。数年の努力の甲斐あって、今ではサウナから温室まで仕上げて、時に家族や友人を呼び寄せたりしている様子を報告する動画チャンネルなのです。
    5. もう10棟くらいのキャビンを建ててしまう程に粘り強く、しかもインテリアのセンスがとても良いので、見ていて大いに癒されます。このためもあって貯め込んだ老後資金があってこその成功なんですが、彼の粘りと労力には感嘆置く能わずです。住処周りは原始林野なので、何十本もの大木の切り倒しが不可欠でり、それをキャビンの資材とすることから、彼の人力作戦が始まります。
    6. 原木の横挽きでの切り分けなら出来ないことではないでしょうが、時に平然と長さ10メートル近い原木を縦挽きして手すりや棚板に切り分けたり・・・大きめのダボ穴等を電動ドリル無しに、ブッ太い錐を使って人力で捻り開けたり・・・と額に汗をダラダラとやる毎日だったようです。その孤軍奮闘する様子は、彼我の体躯の差があるとは言え感服させられます。だって、毎日起きて先ずやることは、枯葉と小枝を積み重ねて火を起こすことであり、徹底的に一馬力で全てをこなす毎日だったようです。
    7. この彼のチャンネル登録者が20万人近く居るのも納得の濃い内容で、ファンが多くなると米国人ならよくやる関連グッズ関係のブランドも立ちあげて、そのロゴ入りのTシャツは日本でも売っている店アリです。それを着てやる、実に好感が持てる建築、料理、釣り・狩猟にわたる動画は皆、魅力一杯です。多分、現時点では貯金を取り崩すのではなく、Youtubeからの収入で残高が増えて行く・・・感じだと思います。
  • 2020.09.25
    1. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.09.18
    1. つい先ほど、偉大なベーシストであるGary Peacockの訃報に接しました。右掲しておいた彼の盤「Tales of Another/ Gary Peacock」盤の、例えば「Vignette」(心象風景?〉等での3人の緊密な連携の質の高さに確信を持てたので、Keith JarrettがThe Standrad Trioという企画を進める決意を固めたんじゃないのかなぁ・・・とNelsonは思っています。
    2. 例えば


      ここでのPeacockの2分近くに及ぶアドリブ(4分過ぎから6分まで)での、Jarrettとの絡みが何とも素晴らしいことは、上記動画に戻って該当部の全容を、注意深く聴き直して下されば自明でしょう。このトリオのその後の活動におけるこの老境迫るベーシスト、Gary Peacockの役割の大事さを再確認なさるに違いありません。
    3. NelsonがそのGary Peacockの名前を初めて知ったのは、数十年も前に初来日した時です。その目的はジャズをやるためではなく、京都で禅の修行に邁進するためだったというニュースを、SJ誌(現在休刊中〉が報じました。同時期には、Sonny Rollinsも禅に関心がある、とかBeatlesがラビ・シャンカールに傾倒している・・・とかのニュースもあって、東洋文化の存在が世界の人々に再意識され始めた頃だと思います。
    4. その時期に出て、見事な日の出(日の入り?)を捉えたジャケ写もあって売れた「Eastward」盤(右掲)に所収の、Changing/ Gary Peacock,Masabumi Kikuchi(彼のオリジナル)という曲に、ズッポリと嵌り込んだのを今でも記憶しています。確かソニーさんの国内制作ジャズ盤の嚆矢となった作品でした。新婚当時の社宅でカミさんと聴きながら、例によって「良ぇなぁ・・・ホンマ、良ぇわ。」を連発し合ったものでした。
    5. これから数日は、彼を偲んで手持ちのGary Peacockが参加した盤を聴き直すつもりです。
  • 2020.09.04

    1. まだまだヒドイ残暑が続きそうです。昼寝をする癖がついて目覚めたらまだ寝ぼけていたようで、棚から変なものがあふれ出て来たので、こんな風に写真に撮りました。

    2. これじゃぁ縮小し過ぎで、何の事か判らないので、半分づつにしてコレがなんであるか記憶を辿ると、どうやらこれはショップが時節に合わせてくれるノヴェルティーを後生大事に貯めていたものだと思えました。年末なんかにウニオンさんなどが、何枚か買ったお客さんにオマケで付けていたものです。左半分には「Cookin'; Zoot Sims」盤とか、「Sonny Rollins: Vol.1」盤等が見えます。ほかにも「Introducing Johnny Griffin」盤もありますし、Kenny Dorham、The 3 Sounds、Horace Silver、Clifford Jordanの盤ジャケが見えています。

    3. 右半分を良く見てみると、真ん中右にある色あせてしまったコースターは、「Hawkins Alive! : At the Village Gate」というVerveの名盤ですね。聴き部屋でコーヒーを飲むときに使っていたので、いつの間にか日焼けをしたんでしょう。後は、「Blue Bogey」って盤が上と下にダブって見えますが、下が葉書サイズであり、上はそのジャケットだけを切り取って何枚か合わせて額装してみた時のモノです。だからこれは、その時期に何度も通ったので、同じものがダブったんでしょう。後はDave Brubeck、John Coltrane、Lee Morgan、Sonny Clarkの盤ジャケでしょうか。
    4. こういうノヴェルティーは聴き部屋の飾りになり、何かの時には目に留まってその盤を引き出して聴き直す、なんてことが多かった気がします。確か1枚買ったくらいじゃ呉れなくって、コレが欲しくって少し余計に買うから、店側はウハウハだったのでしょうか。少し前に店で聞いたら、「あぁ、今はもうアンマシやらないんですよねぇ・・・」なんて頭を掻いていましたが、でも時々ニュー・ヴァージョンが出ている気もします。
  • 2020.08.28
    1. 口に出して言うと余計に我慢できなくなると言われていますが・・・それにしてもヒドイ残暑です。私事ながら今年初めに、ステップワゴンからカミさんでも取り回しが楽なシエンタFunbaseに代えたんですが、直ぐにコロナ騒ぎになってもう8か月が経ってしまいました。自粛、自粛と言われて、ドライブにも行けないので、半年でまだ3千キロも走ってないんだから、Nelsonにしては充分過ぎるくらいの自粛です。
    2. すると世の中は「Go To Travel」(こんな動詞の重複を平気でやる奴らに国政が回せる筈などないだろうよぉ・・・近頃の官僚は中央も地方も質が悪いらしく、色々と繰り出すコロナ関係アプリの殆どが出して数日で、未熟なトラブル発生で一頓挫してしまうザマです。)と風向きが変わってきて、そろそろ県境をまたいだドライブも許されるかという雰囲気になったようです。
    3. でも山歩きの道具を点検しているうちに、もう喜寿「キ」の「七十七」は環境依存文字で表示不能)なんだからそろそろ「ヤマ」から足を洗ったら・・・という自覚が生まれてきました。去年などは森吉山に行ったっ切りでどこもやっていません。「数年前にやったアノ読売新道なんかは、もうムリなんだろうなぁ・・・」という気がしてきました。右掲の写真は毎日旅行の「靴4つ」レベルの山行に参加して、その難路を下った時のものです。左掲のコースを辿って、新穂高から入って一気に双六小屋泊まり・・・次は鷲羽岳をやって水晶小屋・・・そこから赤牛岳をやってから、読売新道のズブズブの大下りをして奥黒部ヒュッテ・・・平の渡しで対岸にまで乗せて貰って、黒部ダムまでのウネウネの水平道でアゴを出す・・・という結構なアルバイトでしたが、達成感がありました。まぁ、物事には限度というものがあるしなぁ・・・と思案中です。
    4. 妄言多謝(orz)
  • 2020.08.21
    1. イヤぁ、とても暑くて何もする気になれませんが、それでも「よっこらしょっ・・・」と腰を上げ、ずっとやっているシングル・コーンの試聴の参考にと、本チャンの4ウェイ・マルチの低音部をAltec 515からJBL LE-15に嵌め直して聴いてみました。その結果は、やはり以前に聴いたとおりで(多分個人的な好みの問題なんだと承知しておりますが)、JBLのキッパリ感は変わらず、ALTECの深々とした感じが今のNelsonの部屋とシステムには、うまく合っているという感想は変わりませんでした。
    2. Altecの方が能率が良い分だけ重低音の伸びが無く、JBLの方はその逆に帯域は広いんだけどトランジェントと言うか、音のキレが良くない・・・と我が聴き部屋では聴こえました。でもその差異は、SPを睨みつけての試聴の感想であり、普通に聴けば双方共に甲乙が付け難いほどに良いユニットです。それはJBL LE-15の方が、後の同社製ユニットで利便性もあって使われるようになったウレタン・エッジではなく、Altec 515と同じ布エッジにビスコロイド(?)を塗った版であるからでもありましょう。多湿な日本では、ウレタン・エッジは数年で動きが悪くなって、貼り代えが必要になります。
    3. どこかにもメモしましたが、布エッジのプロ用ユニットは、PAでの百ワット級の大入力を毎晩入れても、長期間耐え得るように作ってあります。Nelsonのようなド素人の家で10ワット級のパワーを入れて鳴らす分には、ほぼ永久に使えます。決して懐古趣味ではなく、この世代のユニットを多用している積りです。手元のウーファーやドライバーは全て、もう20年以上も手元で使っていますが、全然ヘタレが来ていない音が出続けています。
    4. ・・・てなことで結構忙しくて、今週の改訂はありません
  • 2020.08.14






    1. いやぁ、長梅雨が終わったと思ったら、結構な酷暑ですね・・・ってか、もう今では残暑というべきですかね。毎日、一枚のシャツでは気持ちが悪くって、昼過ぎに着替えて、夜シャワーを浴びたらまた着替えるなんてことになっています。カミさんは、「いくらでも着替えて良いよ。ドンドン洗っても直ぐにカラカラに乾くから気持ちが良いわ。」と平気な顔をしています。


    2. こっちも図に乗って、引き出しからTシャツを取り出していましたが、そのうちにUniqloのBlue NoteブランドのUTシャツが沢山あることに気付いて、写真に撮ってみました。
    3. それが上掲した写真です、時計回りにみるとそこで採り上げられている盤は、以下の通りです。これらは、工業デザインとして高く評価されている一連の「ブルーノート アルバム・カヴァー・アート」の中から、Uniqloのセンスで選び出したジャケ写だ、と皆さんもお判りでしょう。
    4. まぁ、もう着倒し過ぎてヨレヨレになったのも沢山あるので、20枚くらいは買っていたようです。これを着てウォーキングに出掛ける時には、当然ながらもう20年近く愛用している「Creative Zen」というMp3プレイヤーをイアフォンで聴いており、500曲以上が入った「Nelson's Choice」というプレイリストをランダム聴きしているので、一時間のウォーキングなら数曲はBlue Note盤のトラックが聴こえてきます。兎に角「本線モダンジャズ」ファンとしては、何とも着ていて楽しくなる必須アイテムです。
    5. 他にも、ECMのとか、Uniqloのジャズのシリーズは一杯ありましたが、やはりBNモノの人気が一番でしたね。フリマで相場感を見ると、新品は倍以上のプレミアムが付いていますし、着古しでも元の売価のままで出ていますから、このBNのUTシリーズの人気は衰えないようですね。でも、ここ数年、追加の売り出しはないと思いますから、上の写真のTシャツなんかも「幻の名盤」Tシャツなのかもしれません。
    6. ・・・てなことをしていたら、新規のメモを仕上げる暇が無くなったので、それは来週回しです。
  • 2020.08.07
    1. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.07.31
    1. 「Autumn Leaves/ Keith Jarrett」と「 Nardis/ Bill Evans」という、両方に共通する、玄妙な「入り」のアプローチについて先週アップしたのは、演奏の本体であるアドリブの凄さを、これらのイントロが引き出したのだと思えるからでした。極限するなら、「イントロだけのことなら、何も一本のメモまで書くほどのことはない。」のでしょう。その辺を書き足さないといけないけど、別件もあって、一寸間に合わなかったので今回仕上げることは出来ませんでした。
    2. 一方で、アルテックのシングル・ユニットの試聴も並行してやっていて、今週は雨ばかり降るので「Altec 405」の方の聴き込みをやっていると面白くって、Kenny Barron、Pharoah Sanders、Andy LaVerne等々とドンドン手が動いて行ってしまいました。シングル・ユニットなんで、Krellの7チャンネルアンプは使わず、控えのケンウッドのアンプで聴いていると、どうにも物足りなくなって、・・・
      やはり直熱送信管RCA8012Aシングルにドタバタしつつ繋ぎました。この暗闇からポッと球が光を放ちながらSPを鳴らしてくれる景色は、実に良いのです。いや、まぁ、確かにマルチの4ウェイには音の正確さで遥かに及ばず、409Eにも音の伸びで負けますが・・・でも13センチでこれだけの音が出るなんて、と今更のように驚きました。音像が小じんまりしていますが、しっかりと纏まっていました。



  • 2020.07.24
  • 先週から聴き込み始めたブックシェルフ入りの「Altec409」と「405」は色んな音源を聴いて、その聴き心地を確かめています。SPの取り付け、音出し調整についてメモを書く予定です。ですが、まだ結果の整理が済んでいないので、それをアップするまでの間に、以前からメモしようとしていた下記の比較について・・・
    1. 今週の改訂は次の通りです。
  • 2020.07.17
    1. さてサブSPに20p口径の「Altec 409-8E」をチャンと聴けるようにするための箱が手に入って、何とか「RCA 8012送信管シングル」(宍戸式イントラ反転型)で鳴らすための作業を始めました。それで「Altec 551E」ベースの4ウェイと同じ音が出る筈がありませんが、小型には小型の「音源が小さいから音像が明確になる。」という得手がありまして、現に取り敢えず繋いでみた音出しでも、キリっと締まった音像がSP間に浮かび上がりました。コレが狙いなのです。
    2. 4ウェイの方もかなり追い込んでありますから、真面目に聴けば良い音が出ているんですが、如何せん音源が4個も散らばっているので、いくら努力してみても音源の纏まりには限界があります。チャンと頑張っているのでバラバラの音にはなっていませんが、それでも一ユニットで全帯域を鳴らす場合とは音が違います。つまり、Altecの「409-8E」(左掲)や「405-8H」(右掲)ではほぼ一か所からしか音が出ないので、音がばらける要素がありません。
    3. この二つは、20センチ径と13センチ径なんで、40センチ径のモノとの比較で言えば「点音源相当」とみなせます。40センチ径のコーンを真ん中のヴォイスコイルだけで駆動すると、重さと面積があるから中々一体としては動いてくれずに、盛大に「分割振動」します。それに比べれば、20センチ径クラスのモノは身軽で、そうした分割振動は少なくて済みます。ですから昔から、JBLの「LE-8T」やラウザーの「PM-7A」とか言った名器が使われてきました。Altecでも「755E」が有名です。これらは、大体90dB級の高能率を誇る上に分割振動が無いのですから、ヴォーカルや室内音楽等を聴くのに最適だとされてきています。後になって、もっと広い音域の再生が必要になると、同軸ユニットにする方法が考案されて、今回使った409タイプ等として重用されました。
    4. これらの同軸(コアキシアル)型では、写真のようにメインの20センチ径のコーンの真ん中に、軸を同じくして(同軸の名の由来)ずっと小口径のユニットが付加されていて、それが高音部を分担します。こんな小さなものなので壊れると困るので左掲写真にみるように、適当な容量のコンデンサーを挟んで振幅が大きい低音を遮断してあります。だからメインのコーンは音は出っ放しで、真ん中の小コーンは高音だけを入力されて、ツイターの役目をします。409の場合だと「3.3μF」のコンデンサーが付いていましたから、8Ω換算だと6kHzクロス相当になっています。これは現実には6kHzクロスという訳ではありません・・・というのも、大小二つのコーンのうち、小型の方の能率が一般に高いので、高めの設定で高音を切っておいて、仕上がりでは多分、2か3kHzくらいでクロスしている筈です。我々アマチュアには出来ませんが、何千個も売るメーカーですからテスト機で仕上がり容量を確認しておいてから、上手い仕上がりのコンデンサーを後付けして出荷するのです。
    5. ・・・とまぁ、そういったこともメモして行く積りです。
  • 2020.07.10
    1. Nelsonの現行のSPは、Altec515ベースの3ウェイマルチアンプです。最高域にAltec 6041Tをコンデンサー切りで付けているので、敢えて言えば4ウェイですが、もう数日で喜寿を迎える老齢で耳が劣化し始めており、多分チャンとは聴こえていない「お飾り」です。これはSPを睨みつけて聴く時向けであり、夏場のKrellの発熱たるや尋常ではありません。そういつも睨めっこばかりして居れませんから、本チャンの控えとして小型のフルレンジSPを、例の「RCA 8012送信管シングル」(宍戸式イントラ反転型)で鳴らす用意もしてあります。
    2. 小型の方は、色々と出入りがあった末に、今は右掲の通りにAltecの「405-8H」「409-8E」を残してあります。
    3. この二つは、大昔から名器としてつとに有名であり、大音量で聴かない限りは文句無しだし、艶やかなヴォーカルの再生では抜群の良さがあります。これは小口径フルレンジ故のことであり、ユニットの高能率と、タップリと電流を流した送信管アンプとに依るものです。このうち小さい方の405は、今は亡き秋葉ヒノ・オーディオの個性的な店主に勧められて買った小奇麗なボックスに入れてあります。この箱を買った時、以前にアップした「SPネットワーク設計用計算尺」を頂いたんだ、と記憶します。
    4. それでも、409の方は以前の箱は人に上げたので、ユニットだけが棚ざらしの状態で、不憫でなりません。コレをちゃんと使ってやりたいのですが、「平面バッフル、ウェスタン式後面開放箱、そしてブックシェルフ箱のいずれが良いか・・・」と思案投げ首で、ここ数年手が付いていません。それでも「世の中に何か良い箱が売っていないか。」とは絶えずチェックして居りますし、奥の手としては「ホーム・センターで板を買ってきて自作する方法があるなぁ・・・」などと考えておりましたら、先日良さげなモノを見つけて、入手出来ました。
    5. これを製作された方は、20センチ・ウーファー用としてお使いだったそうですが、「フルレンジも付けられますよ。」という事なので、「それなら良いや」と保護した次第です。堅牢そうなトール・ボーイで、底部にはスパイクが付いています。その上、ユニットからの配線は直出しではなく、金メッキ仕上げの端子板経由になっている本格的なSPボックスで、プロはだしな設計・施工が出来る方だと窺えました。Nelsonが自作したら、ここまでキレイに八隅の角を整えることなどできませんし、塗装もプロ級の出来だったのですから、正に「渡りに船」でした。
    6. 今日現在で、「仮付けでの音出し」まで来た所ですが、両SPの間の少し上の空間にポッと音像が浮かんで来て、追い込み甲斐がありそうです。その辺のコモゴモを、来週くらいからメモする予定です。
  • 2020.07.03
    1. 今週の改訂は次の通りです。

これ以前のWhat's Newは、What's Old (2020: First Half)にあります。

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