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(4):「Impulseレーベル」
John Coltraneの「The Complete 1961 Village Vanguard Recordings」
  • John Coltraneによる「The Complete 1961 Village Vanguard Recordings」の4枚組ボックスに関するメモの(4)です。メモの(1)はここを、(2)はここ(3)はここをご覧ください。
  • ここでは、John ColtraneとImpulseレーベルについて、メモしました。
    Impulseレーベル
  • この61年末のV.V.での出会いの前後、1960年頃にはモダンジャズもある種の転機を迎えたからでしょうか、それまでの大レーベルだけではなくマイナー・レーベルが作品を発表し始めるようになり、その中でもImpulseレーベルは筆頭格に当たる大活躍をして、注目されました。なお正式なレーベル名は「Impulse!」であり、「モー娘」などよりもずっと前に名前を句読点付きで表記することを旨としていたことを付記しておきます。
    「New Wave of Jazz」
  • このレーベルは、資本的には大レーベルであるABCパラマウント社の子会社として発足しており、その関係もあってかマイナー・レーベルでありながら、かの大物、Ray Charlesが親会社のスターであったこともあって、彼の盤などをヌクヌケと初期には出していたのです。この新進気鋭のレーベルは、「New Wave of Jazz」をお題目として新時代にふさわしい新鮮なジャズをファンに提供して喝采を博しました。制作は初代がCreed Taylor、次にBob Thieleが長くこのレーベルを代表する制作者の地位にありました。上掲の写真右がThiele氏で、真ん中は著名なる録音技師のRVG、ことVan Gelder氏)
    キャッチィなジャケット
  • 堅牢な見開きのダブルジャケットで、裏表紙は黒ベースにオレンジと白を組み合わせた印象的な作りで、ファンを魅了しました。このメモで写真に使っている「Coltrane」のジャケット等は実に素晴らしいデザインで大事にしています。






    今のCDと一緒の写真を撮ってみると、LPはCDの5,6倍の大きさですね。30センチというのか、12インチ四方のLPジャケットが、CDになって12センチ四方になると同時に失われたものは、ネットリと甘い音だけでは無いことが良く判りますネ。


    (長くなるので一旦ここで切ります。この続きは、ここです。)

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