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アナログ系との冷静なお付き合い(^^;
  • 古くからジャズをお聴きの方は,多かれ少なかれそうなんだと思いますが、Blue Note 1500シリーズなんかの厚盤をうまく再生した時の、熱気あふれるジャズにまみれて生きて行けるんなら、「もう、なんでもやっちゃう !」なんて入れ込んだことがおありの筈です。「あの音をいつも出したい。」と、Nelsonもアナログ系の音作りには結構入れ込んでいました。しかし、今度聴き部屋の改装をしたのを機会に、もう「良い大人」なんだからと、少しは冷静なお付き合いになろうとして、システムを簡素化しました。色々いじった形跡が、今や影も形も無くなっています。しかし、あの時代の、あの熱気には心残るものがあり、少しメモしておきます。
    世の中には凄い人たちが居たもんで、、、
  • 自分のことをメモする前に、先ずは世の中全体の景色を眺めわたしてみます。アナログの世界には、Nelsonなどがとても太刀打ちできないほどのマニアさんがゴロゴロいらっしゃって、日夜研鑚に努めておられました。そういう方々の色んないじり倒し(失礼)については、場所柄もあるので別途メモしました(^^;
    不肖Nelsonは、、、
  • こういうのと比べると、Nelsonのアナログ系は、子供だまし程度のものです。プレィアーは、マイクロのベルトドライブ式で、アームはSAECの407/23です。カートリッジは、アントレー、テクニカ、サテン等のMC型です。プリアンプは、これも時代物のデンオン2000ZRなので、MCカートリッジを直接受ける端子があります。このMC直受けという特徴を最大限に活かせるように、下記する直結方式を採っています。モガミの細いケーブルを使って、カートリッジからプリの入力端子まで一直線の無接点です。もう少し詳しいことを、ここにメモしました
    Nelsonの小いじり
  • まぁ、それでも少しはいじっていました。メモして面白そうなことといえば、以下の点でしょうか。
    今は、、、
  • このような「いじり倒し」を加えた形で20年以上も使ってきましたが、それを今回、何も付けない、素のままにまで簡素化しました。マイクロが製品として売り出したまんまの構成での使用です。努めて冷静になって聴いてみれば、「色々と改良を加えて、、、」いた状態と、天地がひっくり返るほどの変わりはありません。それほどの入れ込みをしなくとも、まぁ、出るべき音は出ているようです。「入れ込んだ音」も良いですが、こういう「サラッとした音」も、これはこれで気楽です。

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