(Home - Those Groovy Tunes / BACK)

NAIMA

John Coltraneが1959年に作った曲で、当時の愛妻であるNaimaに捧げた愛の歌。  取り敢えずはやはり御本人の演奏から始めるとして、これは年代順に行きますか、、、
  1. 1959.04: Giant Steps/ John Coltrane(4:21, 4:27)
    (Quartet) これが初演ですが、そもそものピアノはWynton Kellyが弾いています。この盤は演奏スタイルを模索中の作品であり、メンバーも例えばピアノはKellyの他に、Cedar WaltonとTommy Flanaganも弾いています。その過程は本盤、Alternate Takes、Countdownの3枚に分かれて発売されました。Naimaは、そのうちの前2枚にそれぞれ入っています。ということで、初演はKellyの他に、Cedar Waltonのversionもあるのです。聞き比べると、やはり原盤制作時にWynton Kelly版を採用した判断の正しさが分かる。
  2. 1961.11: The Complete 1961 Village Vanguard Recordings/ John Coltranechoice
    (Quintet)  何も言う事が無い名盤の中の演奏。
  3. 1961- 1963: Live Trane: The European Tours/ John Coltrnaechoice
    (Quintet, Quartet)  John Coltraneが自己の路線を確立する過程での訪欧中のライブを3年分まとめたもので、下記した3枚の他に多くの未発表録音を含む7枚組ボックスもの。うち2枚には、Eric Dolphyの参加があるのも、注目される所以。下記等を持っていない人ならばダブらないので、今ならこれを買うべきでしょう。2001年10月発売。1,3,5,6枚目の中に4回もNaimaの演奏があり、どれも素晴らしい。
  4. 1961.11: European Impressions/ John Coltrane(4:06)
    (Quintet)  このNaimaはコンサートの締めに演奏されたようですが、何故か御大はテーマは吹くがアドリブに入らず、Eric Dolphyがバスクラでアドリブを取るという設定が変わっている。
  5. 1962.11: Visit to Scandinavia/ John Coltrane(9:10)
    (Quartet)  John Coltrane Quartetの演奏が完成度を高めた時期の録音。
  6. 1963.10: Afro Blue Impressions/ John Coltrane(7:57)
    (Quartet) John Coltrane Quartet絶頂期の素晴らしい演奏。いつもはスタイルの違うジャズを主に採りあげるPabloの主催者Norman Granzが、「その前の年に彼を含むツアーをやって巧く行ったせいかもしれないのだけど、ツアーの運営を俺にやって欲しいと指名してきたんで、付き合うことになったんだよ。」と解説に書いている。出来が良かったんで結果的にライブ盤も発売したわけだが、商売人というべきか、それともこの時期のJohn Coltraneの凄さは、誰をも感動させるものがあったから、ということなのか。
  7. 1965.07: Live in Paris/ John Coltrane(6:59)
    (Quartet) この辺りから、どっしりした演奏でありながらリスクも取っているのが良く分かり、ドンドン凄くなっていく。
  8. 1965.08: Live in Comblain-la-Tour 1965/ John Coltrane(7:30)
    (Quartet) スゴイ、スゴイと感嘆するばかり。
  9. Live at the Village Vanguard again/ John Coltrane
    これはジャズ喫茶で何度も聴いていますが、買っては居りません(^^;)。一か月後のライブ盤、Live in Japanを持っているからそれで充分というか、とても敵わないというか、、、
 そして、他のジャズメンも色々採りあげています。
  1. Mode for Mabes/ Eric Alexander(11:17)
    (Sextet) 3管の分厚い音に加えて、Harold Mabernが居るから、兎に角スゴイ。
  2. Naima, Unusual Chet Vol.1 / Chet Baker(15:04)choice
    (Trumpet/piano/bass) イタリアかどこかでのライブの隠し録りで、音は悪いが演奏は良い。こういうのは買った人しか分からないから始末が悪い。つまり、Chetはいつでも凄いんだ、と信じていないと手が出ない盤か。ピアノはKirk Lightseyで、この人も「泣く」のよ。(これは通常のディスコグラフィーには載っていない盤ですが、「たしかChetもやってたよなぁ、好きそうな曲だし、、、」と思って棚をひっくり返して見つけ出したものです)
  3. Gifts/ Kenny Burrell(5:24)
    (Guitar) 恐らくは最もゆったりとしたこの曲のテンポで、色んな楽器がギターに絡みながら、Kenny BurrellがNaimaという曲の良さをかき口説くという感じか。
  4. Conversing with the Elders/ James Carter
    Hamiet Bluiettとのバトルで、バリバリ、ボベボベ、、、。
  5. Naima/ Eric Dolphy(15:18)choice
    (Bass Clarinet Sextet) この録音の2週間後に夭逝するという、正に最後の録音といわれている演奏。録音もそんなに悪くない。バスクラのソロで始まって、On RhythmになってDonald ByrdやNathan Davisも入って来るというなかなかの演奏。
  6. Maiden Voyage/ Art Farmer(7:19)
    Art Farmerに佐藤允彦さんがピアノで付き合ったワン・ホーンの演奏に弦が付加されたもの。
  7. Listen to Art Farmer and The Orchestra(5:19)
    (Orchestra) Oliver Nelsonが、まだそれ程確立されていなかったこの曲の素晴らしさを認識して編曲を加えたオケ伴の演奏
  8. Giant Steps/ Tommy Flanagan(4:57)
    (Piano Trio) この人らしく、ぐっとテンポを遅めに取った上で、この曲の良さを丁寧に解きほぐすという感じ。実に綺麗な音が紡ぎ出されて、感嘆のほかは無い。
  9. Love is the Thing/ Steve Grossman(5:12)choice
    (Tenor Quartet)  Cedar Walton Trioとの演奏。冒頭にNaimaを持ってきて敬意を表したようだが、内容はColtraneのやろうとしたことを自分なりに消化して、素直に表現している。そしてそれに、Cedar Walton Trioが的確に応えている。キッパリした音や、重音の使い方において、この人のオリジナリティが発揮された、実に言葉が無いほど素晴らしい演奏。
  10. New View/ John Handy(9:34)
    (Alto, Vibraphone) 相方がBobby HutchersonとPat Martinoなので、ホワーッとした感じが何とも言えずに良い。
  11. Great Jazz Trio at the Village Vanguard/ Hank Joneschoice
    (Piano Trio) このおじいさんがこの曲をやる、という面白さを超えて、その料理の仕方に感服する出来。Ron CarterとTony Williamsが居るせいなのかどうかは知らないが、この人はそれまではこんな音は余り使わなかったはずの人と記憶するが、、、
  12. In My Life/ Marian McPartland(8:18)
    シカゴのトランペッターJimmyと結婚した英国人ピアニストMarian McPartlandが、夫との死別に際して録音した盤。「John Coltrane Quartetが演奏するNaimaを聴いたときほどの感激は、もう一生無いでしょう。」と激賞する本人が、夫への愛を込めてその曲Naimaを演奏するというお膳立て。デュオの相手、Chris Potterのアルトもリキ入っています。
  13. Trio/ Tete Montoliu(13:04)
    (Piano Trio) Tete Montoliuらしい曲の解釈で、余り愛の歌ということに拘らず、この曲の解釈としてジャズ的にありうる姿を、例によって熱っぽく弾き尽くしている、という感じで好感が持てる。
  14. Palau de la Musica Catalana/Tete Montoliu (4:10)
    (Piano Solo)
  15. Song for Rene/ Jacques Pelzer
    本人のソプラノが良いし、またピアノもうまい。
  16. Dreams Come True/ Arturo Sandoval(6:12)
    (Orchestra) Michel Legranの編曲に乗せて、Arturo Sandovalの歌心を存分に引き出そうという狙いの盤で、Naimaの他にもトレーンの曲が取り上げられている中でも、やはり20人以上は参加しているNaimaが聞かせる。
  17. Afro Blue/ Lonnie Liston Smith(3:31)
    (Organ trio) 
  18. East Coast, West Coast/ Tots Thielmans(4:35)choice
    (Harmonica/ Orchestra)  このひとがやると、都会の中の孤独というか、現代人の倦怠なんて匂いがするが、とは言えこの演奏は見事。
  19. Live at Sweet Basil Vol 2/ McCoy Tyner(2:51)
    (Piano Trio) 実に簡素に曲の髄だけを提示した短い演奏
  20. Things Ain't What They used to Be/ McCoy Tyner(3:42)
    (Piano solo) 特にNaimaをやる予定ではなく、調整室とのやり取りの中で急に始めたとあるが、さすが御大と何度もやっただけあって、恐らく往時を思い起こしながらであろうか、内省的なソロが光る。
  21. Plays John Coltrane, Live at the Village Vanguard/ McCoy Tyner(12:13)choice
    (Piano Trio) Coltraneゆかりのクラブでの追悼コンサート冒頭での演奏は聞く価値あり
  22. Dedications to Albert Ayler and John Coltrane/ Massimo Urbani(9:20)
    (Alto Quartet) 
  23. Naima/ Cedar Walton(7:49)
    (Piano Trio) この盤はCliff Jordan入りだが、この曲はトリオでやっていて、それが実に何とも良い。余り弾きすぎず、といって情緒に溺れず、ジャズ的冒険を冒しつつ、じっくりと聞かせてくれる。MocCoy Tynerとは別の意味で深いジャズを提示する。
  24. Three Sundays in the Seventies/ Cedar Walton(6:34)
    (Piano Trio) この盤はBaltimoreでのライブで、今続々と発売されかけているLive from the Left Bankシリーズの一枚。題名どおりCliff Jordanその他が入った色んなセッションの良いとこ取りという構成だが、この曲はやはりトリオでやっている。
そして実は以下のように、Nelsonが持っていないものが結構あり、しかも面白い演奏らしいのです。見つけ次第、入手に努めます。取り敢えずは、手に入れるか、少なくとも一度はしっかり聴いてみたいと思っているものから、、、
  1. Snow Leopard/ Richie Beirach
  2. Away from You/ Alan Broadbent
  3. More than You Know/ Dexter Gordon
  4. Sketches of Tokyo/ John Hicks
  5. Joy/ Dave Liebman
  6. After the Rain/ John McLaughlin
  7. Octet Plays Trane/ Daivd Murray
  8. Naima/ New York Unit
  9. Love, Devotion and Surrender/ Santana
  10. Four for Trane/ Archie Shepp
  11. Cosmic Funk/ Lonnie Liston Smith
  12. Jigsaw/ Jeremy Steig
  13. Echoes of a Friend/ McCoy Tyner
  14. Beautiful Love/ McCoy Tyner
  15. At the Warsaw Jumborie/ McCoy Tyner
  16. Eastern Rebellion/ Cedar Walton
そして、次にこんなものもありますという盤を、、、
  1. In the Tradition/ Arthur Blythe
  2. Camel/ Michael Carvin
  3. Remember Who You Are/ Norman Connors
  4. Songs We Know/ Steve Davis
  5. Reboppin'/ Joey DeFrancesco
  6. Rain or Shine/ Ron Eschette
  7. Remembrance/ Jon Faddis
  8. Maynard Furguson
  9. In a Special Way/ Gene Harris
  10. Phantoms/ Eddie Henderson
  11. Thundering Herds/ Woody Herman
  12. Latin Side of John Coltrane/ Conrad Herwig
  13. Double Edge/ Dave Liebman
  14. Night Breeze/ Bobby Lyle
  15. Hindsight/ Ken McIntyre
  16. With Guest, Lee Konitz/ Marian McPartland
  17. Sings/ Mark Murphy
  18. Sunburst/ Walter Norris
  19. Remembrance of Dino's/ Bill Perkins
  20. Moments Notice/ Hilton Ruiz
  21. Honeysuckle Breeze/ Tom Scott
  22. Live at Storyville/ Billy Taylor
  23. Fuego Vivo/ Cal Tjader
  24. Greeting/ McCoy Tyner
  25. Bluesville Time/ Cedar Walton
(Home - Those Groovy Tunes / BACK)