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Giant Steps/ John Coltrane
Giant Steps/ John Coltrane

Atlantic 1311
1 Giant Steps
2 Cousin Mary
3 Countdown
4 Spiral
5 Syeeda's Song Flute
6 Naima
7 Mr P.C.
以下は、Alternate Takes
8 Giant Steps
9 Naima
10 Like Sonny
11 Countdown
12 Cousin Mary
13 Syeeda's Song Flute

John Coltrane ts, ss
Tommy Flanagan, Cedar Walton, Wynton Kelly p
Paul Chambers b
Art Davis, Lex Humphries, Jimmy Cobb ds
Recorded in Apr-Dec 1959
この[1 Giant Steps]は、標題「巨人の歩み」の物々しさとともに,印象に深い記念碑的な演奏です。John Coltraneの暖めていたアイディアは斬新なものであり、付いて来れる人は少なかったといいます。なんか時計の文字盤みたいなものが書いてある図を挟んで、「何とかコードがどうで、こうで、、」というチンプンカンプンの話をしているのを、横で聞いていた記憶があります。それもそのはずで、その道のプロであるTommy Flanaganが頑張って取り組んだものの、ワケワカになったのか、力尽きたのか、途中でアドリブをあきらめたそうですから、、、。メンバーを見れば分かるとおり、「こいつ等じゃ駄目、こっちもダメ」と取っかえ引っかえやったようです。結局、Coltraneの目指すところを当時理解できたのは、このメンバーの誰でもなく、後に巡り会うマッコイとエルヴィンだったという訳です。「2 Cousin Mary」、「6 Naima」、「7 Mr P.C.」と、後に持ち歌となるオリジナル曲が既にここで顔を出しているという意味でも、意義深い盤です。ジャズの世界は広いんで、こんな理屈先行の、生硬な盤があるのも、またいろどりです。「Sheets of Sounds」という言葉をこの頃から聞き始めたのでした。これが、「Kind of Blue」の数ヵ月後のJohn Coltraneの姿です。
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