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John Coltraneありゃこりゃ、じゃなかった「あれこれ」

    犬の散歩とColtrane3本勝負
  • 相変わらず、朝の犬の散歩はしています。ここ最近はディスクマンに、'A Love Supreme''Coltrane''Crescent'の三枚を毎回とっかえひっかえ入れて、一時間足らずの散歩中に聴いています。何度も書いていますが、Coltraneは聴きかけると後を引くという困ったところがあります。Coltraneが悪いのか、Nelsonが悪いのか、どっちか分かりませんが、兎に角そうです。そして、NelsonはColtrane期(なんじゃそりゃ^^;)に入ると、鼻歌までトレーン曲集になり、何故かうつむき加減に歩くようになるようです。大体、こういうのが一月は続きます。学生時代に、インパルスのImpressionsを汚い中古で600円くらいで買って気に入り、その後出たトレーン赤箱を買った頃が最もよく聞いた時期で、OMやAscensionが発表された頃からはあまりちゃんと聞いていません。今になってみれば、AliceやPharaoが参入し、TynerやElvinが離れていった時期に当たります。それでも、神がかり(^^;)以前の盤を50枚位は持っているので、時々狂ったように聞くのですが、最近又その時期になったようで、Coltrane3本勝負等をやっている次第です。もう数順目に入っていますが、飽きませんねぇ。
    「じっくり聴く」と「くつろいで聴く」
  • このサイトのタイトルを考えていた頃に、「じっくり聴く」と「くつろいで聴く」のどっちが良いか迷ったときがありました。その時に、「くつろいで聴く」じゃぁColtrane、Grossman、そしてDolphy、もっと言えばMonk等という御贔屓を取り扱わないのか、ということを考えました。それではメインストリームをお前はどう捉えているか、ということが問題となるわけで、これらの人も落とせないので、「じっくり聴く」としました。これなら、Oscar Petersonも扱えるし、熱い人たちも扱えると思ったのです。ことほど左様に、例に挙げたColtrane、Grossman、Dolphy、Monkという人たちのジャズは、聞き流すという音楽ではなく、スピーカーを睨めつけないまでも、何というか、つまり「じっくり聞く」と表現するしかない音楽ではないかと思います。勿論、Oscar Petersonだけではジャズとして狭すぎるし、というところです。そして、時に居ずまいを正して聴きたくなるのが、Coltraneのジャズではないでしょうか。時に、そんな時間が生活の中にあって良いのだ、と思っています。
    Coltrane、MonkそしてDolphy
  • Coltraneは、30歳頃から40歳での死去に至る約10年間しか活動していませんが、Prestigeとの契約が終わる1950年代末頃に大きな変貌を遂げ、その時期はMiles Davisバンドでの活動時期と重なっています。Prestige期の後半には、Miles Davisバンドで「-ingもの」を録音した後一時退団し、ColtraneはMonkとFive Spotに出演しています。その演奏は、Monk名義でRiversideに録音が残っている他、先ごろ残りテープがBlue Noteから出ています。このギグにおいてMonkは、重音吹奏、呼吸の工夫等、多くのことを教えたようであり、それがColtraneの変貌の土台にあると思います。しかし、Monkの教えを具現化するには時間が必要でした。それが丁度、再加入後のColumbia期のマイルスバンド時代に当たるようです。楽旅中も、「舞台裏での鬼気迫る激しさの練習」を重ねて、これを肉体化し、Atlantic期のGiant Stepsで開花させたようです。Prestige期にニコニコ笑って、Coltraneを自己のTenor Madnessセッションに呼び入れた巨人Rollinsが、Coltraneの変貌(そして成長)を目の当たりにして、Wood-sheddingに迷い込んで、多くのRollinsファンを悲しませる、という番外の出来事もありました。Miles自伝でも書かれているように、金を食い、体を蝕む悪癖を反省したColtraneは、元来真面目な性格であったのでしょうが、振り子を極端に反対側に振って、求道と称されるまでの模索の道に、McCoyやElvinを引き連れて邁進したのです。その模索の方向を一緒に解きほぐしたのが、彼等と、そしてDolphyではないか、とNelsonは推察しています。1961年前後に、これらの人たちが共演した時期は、Village Vanguard Sessionで聴けるように、お互いにとって大きな収穫をもたらし、その後それぞれの道を辿らせる駆動力となった、と思われます。しかし、Coltrane、Dolphyともに激しい芸術活動が災いしてか、その後数年でこの世を去っているのです。
というようなことは、コレくらいにしておいて、、、

    和やかなジャズ喫茶で
  • さっきからやけに調子がいい。「フュエゴ」で盛り上がったと思ったら、次が「ジ・イン・クラウド」、今が「ディッピン」だけど、いや皆くつろいで、やっぱ給料日後は気分が良いのかなぁ。じゃぁ、オレもペトさんでも行くかなぁ。オット、誰かレジに行ったなぁ、リクェスト入れるのか。ほんじゃぁ、オレは又にするか。、、、、、ゲ、ゲッ、オイオイ、Coltraneが入ったョ。これは、、、Crescentか。シラケルなぁ、皆が何か話もそこそこに座りなおしてるし、目を瞑る奴が増えてきたよぉ。ったく、何か湿っぽくなるなぁ。そのうち、出て行くカップルがいるんじゃないのぉ。いけませんョ、こういうのは。、、、、でも、Crescentはやっぱ良いよなぁ。良いジャズだョ。オレも目を瞑ってチャンと聴こう(オイ、オイ^^;)
    弊社の呑み会で
  • 名目がなんだかよく分からないけど、とにかく今日は呑み会です。今度来た関西弁丸出しの若手をからかってやろうかな。
    、、、結構オモロイ奴やったなぁ。オット、関西弁はホンマにうつるなぁ。、、、そろそろ、皆が色んなところに移動し始めて、座り込んでいる。へへ、さすがに総務課長のところには人が近寄らないゃ。ざまぁ見ろ。、、、
    ナンダよぉ、手招きしてるよ、仕方ないなぁ。、、、ヨッ、課長、何飲んでます、梅割りですか。いや、僕は相変わらずビールですよ。それで、、、
    (「君ぃ、今度九州の方へ転勤かも、、、」と囁かれる)ガーン、藪から棒に、こんな席で何ですか、、、
    ウヮー、酔い醒めた。アカン。座敷を変えよう。
    、、、ったく、ひでぇこと考えるよなぁ、あの馬鹿は。ColtraneのAscensionでも聞かされた気分だよ。
    (一部不適切な表現があったことをお詫びいたします)

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