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Art Pepper、妙中俊哉さん、Interplay・・・
  • Art Pepperがお好きな我が国のファンなら、この人の盤に時々妙中さんと言う方の名前が顔を出すのにお気付きでしょう。今回は、我らが妙中さんの活動についてメモします。これまでの後期Art Pepper絡みのメモは、(1)(2)そして(3)にあります。
    先ずは、レコード棚を眺め直して頂いて・・・
  • 先ずは、皆さんのレコード棚を眺めてみて、妙中さんが関与された次の盤をお持ちかどうか、お調べください。 以上はいずれも、妙中さんが制作、協力、ジャケ写等をされている盤で、我がサイトで好演盤としてデータベースに収録しているものです。無論、こういった盤はこれらだけでなく、「California Cookin'/ Pepper Adams」(Interplay IPCD8608)とか、「The Bassist/ Sam Jones」(Interplay IPCD7220/M and I MYCJ30363、下掲)とか、他にも手持ちが沢山あります。「Among Friends」盤を除けば、どれも左程ヒットした盤とは言えませんが、本線モダンジャズを少し長くお聞きになっている方なら、「派手さは無いけど、この渋さは貴重」と感じて、店頭で保護されていることが多い筈です。



    (妙中さんのInterplayレーベルの隠れ名盤、「The Bassist/ Sam Jones」(上記)盤はアノDavid Stone Martinのジャケットでも有名。ピアノがKenny Barronなのも嬉しかった。)


    米国在住で・・・
  • ジャズは今やワールド・ワイドな芸術の一つになっており、我が国からも秋吉、日野、菊池等々と言った一線級のジャズメンが長く滞米しています。こう言ったビッグ・ネームの他にも、Nelsonの乏しい経験でも、現在ではファースト・コールのベースの一人である中村恭士さんの活躍ぶりは顕著です。ハーレム随一の目抜き通りである、アポロ劇場もある125番街を西に行った所で御盛業中の「Showmans」と言う小体なクラブでは、やはり滞米が長い田井中福司さんがドラムスを叩いておられたのに出食わしました。セット後に言葉を交わしましたが、ミッドタウンでLou Donladsonの所でも太鼓を叩いておられるとお聞きしました。さらには、NYCでは日本人向けのハレム・ツアーが数多くありますが、ハーレム・グローバル社のツアーは、六本木でジャズクラブをやって居られて、訪米後はハレムに長く居を定めておられるトミー富田さん(http://www.tommytomita.com/)が主催なさっていて、地元情報が豊富です。
  • 妙中さんは西海岸の方で「Seabreeze- Interplay」レーベルを1970年代末から主宰されて、制作者として活躍中です。NelsonはInterplay盤のほか、ジャズ批評誌の全米ジャズノートでお名前を知りましたが、字を書くのがお嫌いでは無さそうです。妙中さんはご自身もピアノを良くされるらしく、隠れ名盤レーベルとして名高いInterplayでも、Al Haig、Claude Williamson、Frank Strazzeri、Horace Tapscottと言ったピアノ物の良い盤が多く出されております。


    妙中さんのArt Pepperインタビュー記事。)

  • Interplayレーベルをあんまし良くご存じなかったら、動画サイトでInterplay Records albums collectionを聞き流しにされるのがお勧めです。この動画では、同レーベルの代表的なトラックを約70トラックも聴けますから、妙中さんの趣味の良さが直に伝わってくる筈です。
  • ・・・と書いたところで、折悪しく階下からお呼びがかかって、道路から玄関までの雪かき(orz)を命ぜられました。そういうことですので、この続きは次回回しとさせて頂きますので、ご寛恕ください。

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