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1928.04.24 in Chicago - 2008.04.24 in France at 80
- 1956.04: Chicago Calling
- 1957.10: The Congregation
- 1959.08: The Little Giant
- 1964.02: Night Lady
- 1988.05: Woe Is Me
- 2000.05: Johnny Griffin and Steve Grossman Quintet
ALSO COOKING IN :
- 1957.04: A Night in Tunisia (RCA)/ Art Blakey
- 1958.08: Misterioso/ Thelonious Monk
- 1962.06: Full House/ Wes Montgomery
- 1964.08: Hot House/ Bud Powell
- 1957.04: Serenade to a Bus Seat/ Clark Terry
- 1957.10: The Chicago Sound/ Wilbur Ware
- 1998.01: The Rev and I/ Phil Woods
- 1989.06: Birdlogy
- 2004.07: Between a Smile and a Tear: One More Night at the Montmartre/ Niels Lan Doky
- 小さな巨人といわれる、小柄だがほとばしるエネルギーに感嘆するテナー。リバーサイド、BNに好作品がある。ハッシャバイが持ち歌で、世間ではリヴァーサイド盤のケリーダンサーを挙げる。数多くのこの曲の演奏があるなかで、Nelsonは自信を持ってWoe Is Meを挙げたが、これは共演のピアノやギターも良いため。
- サイドメン物では、モンクとの共演が最高。特に、Misteriosoなどでは、通常の進行で来て、急にアギャギャ(I got, I gotがI'll go, I'll goだと思うが、、、)とわめいた後に、長尺の無伴奏ソロに入り、恐らくは額から汗がダラダラ流れ落ちて前も見えない状態だろうと察するに、実に素晴らしいソロを演じて、しかも起承転結も万全という妙技に他のメンバーも呆然、というのがある。正に、凶演といえる傑作だが、ジャズ大好きという感じがこちらにも伝わるので、無伴奏ソロにありがちな一人よがりの嫌味が無い。
- ご本人は、自作ではThe Little Giantが一番気に入っていたようです。後年、欧州に渡って大活躍することになりましたが、彼を慕って楽屋を訪れるサックス奏者に必ずこの盤を聴かせていたと言います。聴いた若者が感嘆して、更に発奮して頑張る様子を見ていて、この自作への思い入れが高まったそうです。
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