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ドーパミン出っ放し(The One and Only + Nelson's Choice +...)

  • 脳の生理学によると、何か気持ちの良い経験というのはドーパミンという物質の濃度と関係が深いそうです。HDD式MP3プレイアーで自分が気に入っている演奏を立て続けに聴いていると、それが出っ放しになリます。職場での昼休みの散歩も、レコード漁りで出かける電車の中も、実に楽しい時間になっています。更には、我が駄犬の散歩中にも、HDD式MP3プレイアーがお気に入りの演奏を連発するので、「ウワァーッ、こら良ェ気分やなぁ」と、一人で盛り上がることがあります。そんな時は、いつもはそこまでは足を伸ばさない、田植えを終えたばかりの水田や、夕闇迫る河岸にまで足が向きます。駄犬の方は、初見參の畦道に欣喜雀躍するは、Nelsonの方はご機嫌な演奏の洪水にハミングも出るは、とお互いの幸せを満喫しております。
  • そういう時に聞こえてくるトラックは、すでにこのサイトでもお馴染みの「The One and Only」や、「Nelson's Choice」で、あらかたは選定が済んでいます。HDD式MP3プレイアーをチョイチョイとやって、これらを既に登録済みです。その操作も、Playcenterをトラック表示にして、お目当てのトラックを右クリックして、「お気に入り」のプレイリストに追加するだけ、という簡単さであり、後は聴き放題です。
  • 無論、「The One and Only」や、「Nelson's Choice」に所載のもの以外にも、「お気に入りは」一杯あります。現在、「Nelson's」というプレイリストには、300曲位を登録しています。300という数は、少しジャズを聴く人では普通の数だと思いますが、これを通し聴きしようとすると軽く10時間以上は要する、結構大変な量です。
    ランダム聴き
  • 当然、これはランダム聴きにしており、通し聴きはしたことがありません。ランダムにすると、当たり前のことかも知れませんが、最初は登録されたトラックの冒頭に先ず行きます。そして、それから先の演奏が、ランダムに選択されて行きます。電池が無くなるまで、聴きたいだけ聞けますが、電池が十時間持つので、電池切れになるまで聴いたことはありません。ソートで冒頭に来るのは、特殊文字です。ということで、散歩はいつも、「'Round about Midnight: (Miles Davis and the Modern Jazz Giants)」で始まります。無論、これを毎回聴くわけは無く、直ぐにスキップして、次の曲に行きます。早朝の散歩の「今日の出だしは何んかなぁ、、、」という期待が、一日のペースを決めてくれる感じで、ワクワクします。時間通りに起きられなくて、散歩をパスした朝は、駄犬がベランダで、「ダメ親父め、散歩一回分貸しだからナ」とNelsonを睨んでいますが、Nelsonも「何か、締まらねぇ朝だなぁ」と調子がよくありません。良い時は、Softly as in a Morning Sunrise: (Green Chimney/ Kenny Barron)」等が来て、「オッ、今朝は決まったネ」ということになり、メデタシ、メデタシです。同じ「朝日、、、」でも、The Complete 1961 Village Vanguard Recordings/ John Coltraneの演奏が来ることもあります。そういう場合は、その日仕切らなきゃならない会議を「中央突破」でこなそうと意を決するとか、あるいは「もぉ、朝から止めてくれよぉ」と昨日の飲み過ぎを後悔するとか、ちょっとKenny Barronの「朝日、、、」と同じには行きません。
    Nomad ZenのResume機能
  • Nomad Zenには、Resume機能があります。電源断ではなく、オート・シャットオフで電源が落ちたものを再立ち上げすると、直前に聴いていた曲から再生が始まります。ある特定のプレイリストのランダム再生をしていた途中だった、ということを憶えていて、その続きをやってくれます。ランダム再生自体は憶えているようです。例えば、上記の「Softly as in a Morning Sunrise: (Green Chimney/ Kenny Barron)」を聴いていて、その途中で停止させたとすると、次に立ち上げても、その演奏を最初からもう一度聞けます。
    自らを省(かえり)みる
  • まぁ、それやこれやで、この「お気に入り」ランダム再生の快感は、捨て難いものがあります。ランダム再生で聴きながら、例えば畦道を青大将さんが通せんぼしているのに出くわす事があります。棒で突っついて、ちょっとご遠慮願う、というように、別のことに注意が行ってしまってから、フト我に返り、鳴り始めた次の曲に意識が戻って、「良い演奏だなぁ」と感じることがあります。「こんな曲がかかるなんて」という言葉が喉元まで出てきて、HDD式MP3プレイアーを聴きながらの散歩中なんだ、と気付きます。そして、「そうか、お前はこんな辺鄙な曲が好きな奴なんだ」、「こんな変な曲を今聴いているのは、世界広しといえどお前だけだな」等と自らを振返ることも、しばしばです。つまり、真っサラの頭で自分好みの曲を幾分客観的に見ると、「珍しいだなぁ。誰の選曲なんだ」という感じになるのです。
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