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繰り返し聴きの狙い

  • 良い演奏は、骨までしゃぶりましょう。特にライブではもう聴けない巨人の、ある名演が好きだという方は、更にその演奏の真髄を掴み取るためにも、何度も、何度も聴き込みましょう。「読書百辺、義自ずから通ず」という古言は、決して嘘ではありません。
  • 名曲・名演を聴くというと、「初心者が、ベタに聴いているとるなぁ、、、」と馬鹿になさる嫌いがありますが、トンでもありません。名曲・名演は世の中に数百曲はあります。 好きな演奏を何度も聴くという自然な行為に、さらに若干の工夫があれば、「その曲が何故人の心を惹き付けるのか」が、もっと具体的に判ります。例えば、、、
  • ながら聴きでも、、、
    名曲・名演を「ながら聴き」するなんて、不真面目なと目を三角にするヤカマシ屋さんは放って置けばいいのです。くつろいで良いジャズを聴く、これが一番です。「骨董の目利きになるには、ガラクタを幾ら沢山見てもダメ。兎に角、名品を数多く見ることが大事。」と良く言われます。ジャズも同じで、とにかく名演を数多く聴く、ジャズを知るのにこれにまさる手段はありません。そして、たまに、そう極くたまーに、ちょっと座り直して、すこし集中して聴き込めば良いのです。その方法は、、、
  • 聴き込み
    刑事さんの聞き込みではありません。ジャズファンの「聴き込み」です。例えば、Nelsonなどは昔っから、そして今でもたまに、こんな聴き方をしています。
    • 鼻歌まじりに聴く(^^;)
    • 特定楽器を聴く
    • 「締め」を聴く
    • 掛かり受けを聴く
    • 本歌取りを聴く
    • 、、、、
  • この辺は、話が長くなるんで、次項に譲ります

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