- 読書:やはり肩の凝らないミステリーですか。際立った好みといえば、、、
- 石川淳(和洋漢何でもござれの博学を背景に、自由、革命を夢想する戦後戯作文学界の巨匠。大江、安部等々の弟子が今は活躍中。聖女崇拝気味で、マゾな気配もかわゆい)
- ドストイェーフスキー(とにかく、すごい作家です。この人のからみで、椎名麟三、埴谷雄高、ロシア作家等々もかじっています。大審問官から、3教の関係、特に古代ユダヤ・キリスト教の相互作用、エチオピア等における正教と関心が移り、政情が安定すればエチオピアの山岳教会などは見てみたい)
- 藤沢周平(山形県というか、出羽の出身で、主に時代劇仕立ての中で、市井の人、藩士等を実に巧みに描く。誤解されやすくとも、余り余計なことを言わずに、やることをやるのが、スノッブな当方には勉強になる)
- 谷恒生(この人のすさんだ航海士物は、余人が太刀打ちできない小説世界です。今の時代劇物は、ちょっと)
- 阿佐田哲也(まぁ、麻雀小説でこの人にかなう人は、当分出ないでしょう。落ちながらも、しっかりと草を掴んで這い上がる世代の魅力)
- アンドリュー・ヴァクス(米国のすさんだ底辺社会を描いては、抜群の力量があるのではないか)
- J・W・ジンメル(西欧の奥底にある、ナチなどにも見られる冷ややかな非人間性を描く抜群の筆力。上記ヴァクスと同じく、描かれる幼児・臓器売買等の犯罪は、恐らくキリスト教と関係があるんだけど、巧く説明できない)
- ディック・フランシス(英国の競馬ものです。主人公は、殆どの場合肉体的には特に恵まれては居らず、忍耐心と、知性で困難な事態を打開していく)
- ロバート・パーカー(マッチョ系の私立探偵が、暴力や権力に対抗して依頼をこなしていく。フェミニズムの権化のような恋人との折り合い、権力者をからかう時のやり取りなどを交えている。かなりクサイが、憎めない)
- 食べ物:関西人なので、やはりその手のものに目がありません。近頃は、暇に任せて自家燻製を楽しんでいますから、そっちの方のブログでも、そのうちやります
- ハモの落し(穴子の親戚のような魚ですが、骨切りの後、湯引きをして、冷水で締めたものを梅味で食します)
- 焼きギス(淡白な魚で、焼いたものを数匹まとめて串に刺して売っていますので、焼き豆腐と一緒にナベにしますと、良い味が出るのです。これの同類では、正月に安売りしている焼き鯛もいけます)
- ぬた(とりがい、イカ、あるいはネギだけでも良いんですが、からし酢味噌で和えます)
- かますご(小魚で、初夏に成魚が出回ります。超小型のものは「釘煮」にしますが、数センチあるものはひと茹でしたものが売られており、これを焼いてしょうが醤油で食します。時に卵も入っていて、油も乗っていて、たまりませんな)
- ブルー・チーズ(いっつもではないにしても、たまに食べると美味いよね)
- スポーツ:球技系なら、少し。高校時代のこと、バックスだったのに上がっていって、サイドからピッタシのセンタリングをして、級友がしっかりとヘッディングで決めてくれたという甘い記憶がありますが、今は一試合に一回上がるのが、精一杯。もう、ボディ・コンタクトでの怪我を避けねばならない年齢です。単に走ったり、とかは不得意です。今は、テニスをやる程度。レフティーなので、人が勘違いして攻撃するのを切り返すのが、楽しみといえば楽しみです。広くて眺めの良い所が好きなんで、低山徘徊、観天望気などもしています
- 音楽:ジャズと、Ricky Nelsonはさて置いて(^^;
- クラシック(昔は大編成ものを聴きましたが、今は数人以下の編成ものしか聞きません。フランクのヴァイオリン・ソナタ、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタ、バロック物とか)
- ポップス(Leonard Cohen: Dance Me to the End of Loveとか、Chris Rea: On the Beachとか。息子が好きなスティングも味わいがあるので好きです)
- キングストン・トリオ
- 映画:
- 2001年宇宙の旅、サブ・ウェイ、スナッチ、そしてアラン・ドロンやイヴ・モンタンのフィルム・ノワール。
- 大昔の、アラカンも出てる頃の番外地シリーズ等のヴィンテージなヤクザ映画
- ジョン・フォードの怒りの葡萄や、我が谷は緑なりき等のアイルランドもの
- ルードヴィッヒ等のヴィスコンティ映画
- 、、、
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