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Various Artists盤について
- 世の中に、Various Artists盤と分類される盤の塊があります。簡単に言えば、棚に入れる時に、誰の盤に分類したら良いか迷う盤です。
- 読んで字の如く、色んなジャズメンの、色んな演奏がゴッタ煮のように集められている盤であり、大雑把にはJam Sessionもの、個別レーベルもの、ジャズメン追悼もの、いわゆる「オムニバス」もの、ジャズ祭もの、シリーズ物等に大別できます。
- 本やレコ店の棚の分類では、Misceraneous、Compilation、Omnibus、Anthology、日本語でもオムニバス、コンピもの等々とも表記されています。
- まだあまりジャズに詳しく無い方や、あるジャンルのジャズに土地勘が無い場合には、何となく感触を得るのに役立ちます。
- 当たりが付いてしまうと、オリジナルの形の盤が欲しくなりますから、それ以降はあまり聴かなくなるかも知れませんから、中古屋ででも安く買われるのが、吉かと思います。あるいは、バックグラウンド・ミュージックに使うとか、、、
- 大抵は、解説にその方面の常識のような事が書いてありますから、ナルホドと読み流すのも良いかも知れません。世の常識は、必ずしも自分の嗜好とは一致しませんから、あまり固く考えずに「また、馬鹿言ってらぁ」と受け流す方が良い筈です。
- でも、そういう解説と対比して、「ナルホド、自分はこういう感じ方をするんだなぁ」という風に、自分の嗜好、位置を把握しておけば、雑誌などで出て来るCD評などの「裏読み」が出来るようになって便利です。つまり、「この人が褒めてるんだから、これは買わずに置こう(^^;」とか、「この人がこう言う時は買ってみる価値ありだな」とか、、、
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