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はNelsonのお勧めです
作曲: Duke Ellington
- この曲は、もっと前に作業していて不思議ではなかった、名曲中の名曲でした。御大、Duke Ellingtonの作曲中でも、最も親しまれている曲かも知れません・・・と言っても、このクレジットは代表者気味のものらしく、バンドで練りに練っているうちに、この軽快な仕立てになった集団合作だと言います。寡聞にして、御大自身の演奏で、この曲でぐっと来るのを聞いたことが無く、下記は全てモダン期のジャズメンによる演奏となります。
- インスト先行で、後から歌詞が付いたらしい。その歌詞の大意は、「Satin Doll」に初めて会って、一目惚れした、というものです。Satin Dollというのは俗語で、夜の蝶のことを指すらしく、普通は女性を連想するから主人公は男性な筈です。しかしこの曲のヴォーカルは、男性ヴォーカルよりも、女性ヴォーカルの方が多いのです。
- The Great and the More of the Great Lorez Alexandria
Wynton Kellyのクインテットがサポートした、アレクサンダー大女王(^o^)によるヴォーカル。3分弱。
- Hot Turkey/ Ray Bryant
一番良く使われるくらいのテンポでのピアノ・トリオ。5分
- At the Prelude, Vol.1/ Red Garland
この曲でピアノトリオなら、定番はこれですか。6分。
- I, Eye , Aye/ Roland Kirk
ジャズフェスだからという訳ではなく、この人はいつもこうなんですが、息継ぎなしの吹奏に重ねてイントロをやり、更に本編のメロディーまでやると言う、3本の管楽器を自由に操る怪人の、クインテットによる快演。エリントン・ナンバーというよりも、カークをディグするトラック。
- The Three/ Joe Sample
手練れ揃いの面子にダイレクト録音形式でのピアノ・トリオ。くつろげること、この上なし。
- Night Cap/ Michel Sardaby
少しゆったり目ながら、いわゆる黒っぽさとは一味違うカリビアンなピアノトリオ。7分。
- Organ Grinder Swing/ Jimmy Smith
この3人の息の合い方は半端じゃなく、オルガンとギターがぶつからずにうまく棲み分けている快演のオルガン・トリオ
- Eastwood after Hours: Live at the Carnegie Hall/ V.A.
ジャズキチのClint Eastwood主催のコンサートでのKevin Mahoganyのヴォーカル。ワン・ナイト・スタンドと思えるのに、結構凝ったアレンジのビッグバンドがサポートしている。
更に探求を進めたい方には、
- Live at the Montreux Festial/ Monty Alexander
ライブのジャズフェスならではのシャレで、ブギウギかと思わせるイントロから入る、軽快なピアノトリオ。8分強。
- Whispering/ Harry Sweets Edison and Eddie Lockjaw Davis
2管クインテットによるライブ録音だから、10分超です
- Al Haig today
ピアノ・トリオ。
- KJLH/ The Great Jazz Trio Direct from L.A.
これはまた8分超と言う、じっくりと料理したダイレクト録音のピアノトリオ。
- Dog Years in the Fourth Ring/ Roland Kirk
上記「I, Eye , Aye」盤と同時期のライブ録音で、この時期はこのスタイルに凝っていたようで、まぁ、上記を聴けば充分かとも思いますが、これも熱演だしと言うクインテットのトラック。
- The Oscar Peterson Trio Plays
少し遅いくらいのテンポでやるピアノトリオ。Ray Brownの存在が効いている。。5分
- Inception + The Nights of Ballads and Blues/ McCoy Tyner
合冊ものの後半の、バラードの夜の冒頭曲。バリキャラの出世後のスタイルではない、初々しさが目立つピアノトリオ。6分弱。
- What's New/ Nancy Wilson
GJTがサポートした、テクニシャンによる女性ヴォーカル。
- Satin Doll/ 山本 剛
合冊ものの後半、「Red Gardenia」というダイレクト録音盤の中の、小粋に料理したピアノトリオ。
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