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はNelsonのお勧めです
作曲: Duke Jordan
- 派手さはないものの、そのジャズっぽい持ち味が貴重なDuke Jordanが作ったこの曲も定番中の定番で、今まで採り上げなかったのが手落ちである佳曲です。曲名は、作曲者の名前をいじって、Duke Jordanそして、Duke Jordanとつなげたものだと言います。ご本人が54年1月にNYCで録音した盤があります。
- 下記の通りに、神に寵愛されたとしか言いようがない華麗なClifford Brownのヴァージョンが人口に膾炙しています。今を去ること約50年以上も前、大学1年の頃だったかに初めて聴いたのが切っ掛けで、Nelsonもモダンジャズの世界に引き込まれたという、甘酸っぱい思い出があります。

Clifford Brown and Max Roach
初版の10インチ盤では、ブラウニーのソロだけだったのが、後には全員のソロが復元され、起承転結が明確になった。全面収録されたら8分近くになった、この曲の決定版な録音。個人的には、この演奏でモダンジャズの何たるかを初めて知ったという、甘酸っぱい記憶が懐かしい。


In Concert/ Clifford Brown
上記より遅れること半月後の、ライブ録音の圧倒的な迫力が嬉しい10分もので、やはり練り上げの成果が出ている必聴ヴァージョン。GNPという変わったレーベルだから、当初、数年は入手が難しかったが、今はCDで入手容易。

Stan Meets Chet/ Stan Getz
このトラックはチェット抜きながら、ゲッツの良さが横溢した好演で、8分間楽しめます。
Time Speaks/ Benny Golson
長さも11分とたっぷりとしている上に、3管セクステットの全面子が巧者揃いで文句なし。
更に探求を進めたい方には、
- More Study in Brown/ Clifford Brown
ブラウニーの未発表発掘トラックを収めた盤で、このジョードゥーは現在の「Clifford Brown and Max Roach」に入っている完全版と同じ。だから、他のトラックが欲しい人向けの盤です。
- West Coast Wailers/ Conte Candoli
ヴェテランらしい良い味が楽しめる2管クインテットもの、5分。
- All Night Session/ Hampton Hawes
この人らしく軽快に飛び跳ねる少し速めのテンポで、ギター入りのカルテットもの、7分。
- Live/ Duke Jordan
この盤では他に2曲も自作を演っているので、これは少し撫ぜただけのトリオもの。
- The Pat Moran Quartet
女性ヴォーカル入りの盤だが、このトラックはピアノ・トリオで、4分弱。
- Barney/ Barney Wilen
作曲者のDuke Jordan自身が参加して、最初のソロを取る2管クインテットでのライブ録音、9分。
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