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はNelsonのお勧めです
作曲: Thelonious Monk
- 「Epistrophy」という標題自体は、「結句反復」という詩の手法で、末尾で詩句を反復する事により強調を行うものらしいです。曲自体も音階は違うが反復パターンで出来ており、言ってみれば「リフ」なのかも知れません。モンク・バンドの演奏で締めに、必ずといって良い程使われています。「結句」なので、セッションの締めに演奏して、「では又」という御挨拶にしており、二重の意味で反復しているからの命名と思います。余談ですが、Miles Davisにも「Theme」という締めテーマがあるのは御存知でしょう。「Theme」の場合は、曲自体を長く演奏することは先ず無く、殆どの場合、ラス前の曲の後テーマから、そのまま「Theme」になだれ込んで行くという、正に締めテーマとしての扱いが殆どです。
- 自作自演が沢山あるというか、バンドの「さよならテーマ」なので何度でも聴くことになります。他の人が取り上げた演奏では、何と言っても、「Last Date/ Eric Dolphy」の演奏が有名です。


Last Date/ Eric Dolphy
バスクラのワンホーン。兎に角これは聴いておきたい演奏です。


At the Blackhawk/ Thelonious Monk
3管セクステット。ここでは、「締め」としてではなく、曲としてじっくり料理されています。
更に探求を進めたい方には、
- Jurassic Classics/ James Carter
- Epistrophy and Now's the Time, Live at Jazz City/ Richard Davis
2管クインテット
- Live at the Five Spot/ Charles McPherson
2管クインテット
- With John Coltrane/ Thelonious Monk
テナーのワンホーン
- Monk's Music/ Thelonious Monk
テナーのワンホーン
- Live at the Five Spot/ Thelonious Monk
テナーのワンホーン
- Live at the 'IT' Club/ Thelonious Monk
テナーカルテット。こういう風にセッションの締めに使っているのが普通です。
- M'Boom/ Max Roach
打楽器アンサンブル
- A.T.'s Delight/ Art Taylor
2管クインテット
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