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Est 1953, Kenny Clarke left and Connie Kay joined in 1955, disbanded in 1974
- 1951.09: The Modern Jazz Quartet
- 1953.06: Django
- 1960.04: European Concert
- 1964.07: Collaboration with Laurindo Almeida
- 1974.11: The Last Concert
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- 1971.12: With MJQ/ Paul Desmond
- 1953.10: Sonny Rollins and the Modern Jazz Quartet
- 数十年にわたって屹立した孤立峰だが、大人気のカルテット。初期に路線の違いでケニークラークが抜けた他はメンバーも変らず、コンスタントにヒットを出し続けた。ジョン・ルイスを一応の音楽監督風な形にしているが、メンバーも決してこの形がキライではなったという気がする。はっきり言えば、黒人の音楽でありながら、正装をして、クラシックの雄バッハのフーガ等の形式も援用しつつ奏でられる、思索的とも言える静か系の音楽をメインに据えた演奏は、当初は、かなりハッタリ入りの、大向こう受け狙いも無くはなかった筈だと思う。現に、このバンドが同胞の黒人達に熱狂的に支持されたという話は聞かず、もっぱらお客さんは白人社会に居たはず。しかし熱いジャズでない事は決して欠点ではなく、この人たちがやったじっくりと聴き惚れるジャズもまた、素晴らしいジャズの一形態です、、、というようなこともどうでも良い、音楽としての質の高さが、結果的に良かったに違いない。
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