(Home - Ubiquitous Jazz / BACK)


アルバム、アーティスト、ジャンル

  • Zen収録の各トラックには、アルバム、アーティスト、ジャンルというインデックスをつけることが出来ます。千曲を超える収納が可能な機器の場合には、幾つかの側面での各トラックの特徴づけが必要なので、設けられている機能です。これによって、色んな側面から音源を選択できたり、プレイ・リストを作ったり出来ます。
  • アルバム、アーティスト、ジャンルというインデックスは、ノミナルなもので、特に個別のインデックス機能に差は無いようです。従って、このインデックスを、アルバム、アーティスト、ジャンル以外の指標に使うことは可能です。色々と考えてみましたが、やはりこの指標が一番有用なようであり、しかもソフトにおける表示を変えることは出来ないので、そのまま使うのが無難でしょう。表示を変えずに頭の中でやろうとすると、頭がグジャグジャになりました。従って、サイドメン、録音時期、レーベル等々の他のデータをここでは使えない、と思ったほうがいいのでしょう。そういうことをしたい向きには、CDDBと連携してディスコグラフィカルなデータを全部統一できる便利なフリーソフトがあります。でも、それを動かすにはパソコンが要りますから、野外でというのは無理なようです。
  • このアルバム、アーティスト、ジャンルという指標は、世界中にあるCDDBサイトの共通の指標のようで、色んなソフトで色んなサイトにアクセスしても、これらは共通のようです。恐らくこれは、MP3データに付き物のID3タグとの関係かと想像しております。これらのデータ中の「アルバム」は、文字通りその盤の標題ですが、ボックス物などでの表記はマチマチです。「アーティスト」は、リーダーとしてクレジットされているジャズメンの名前ですが、御承知のように、コンピもの場合には統一は困難なようです。「ジャンル」は、音楽業界全体を見回したときのジャンルで、Nelsonのように主体がジャズと決まっていると、更にPiano Trio、Tenor Sax、50'sというように、それぞれの考えに応じた細分を必要とするかも知れません。処理ソフトでは、その他に、データ容量、演奏時間、エンファシスの有無等々が裏で取り扱われているようです。
  • このようなアルバム、アーティスト、ジャンル等の指標が付加されていると、とても画面では一覧が無理な千曲を超える音源の検索には便利です。CDDB毎に一定の癖がありますから、例えば同じBill Evansのリーダー作でも「アーティスト」情報は、「Bill Evans」、「Bill Evans Trio」、「The Bill Evans Trio」、「Bill Evans, Eddie Gomez, Jack DeJohnette」等と表記が色々ですから、ヒマな時にそれらを統一してするように、データの書き換えをしています。
(Home - Ubiquitous Jazz / BACK)
アクセスカウンター