(Home - Ubiquitous Jazz / BACK)


CDのリッピング

  • 手持ちのCDを外出中にも聴くために、Nomad Zenに入れてしまいます。このため、お気に入りのCDを読み取り、MP3に変換し、曲・ジャズメン・アルバム名等を関連付けることとなります。これを、Rippingというようです。
    ソフト
  • 今は、どんなパソコンにもこの手のソフトが付いています。Windows Media Playerや、Real Playerでも出来ますし、色んな機能を持ったフリーソフトが「窓の杜」や、「ヴェクター」にあります。Zenでは、Play Center3というソフトがそれであり、これは「デジタル読み取り、MP3変換、ファイル名付与、転送」の全てを簡単にやってくれます。MP3変換も、どのソフトでも良い、と言うものではないらしく、識者に言わせるとLameが良いとか、色々と濃い話があるようです。
    Play Center3のセッティング
  • このPlay Center3でも、基本設定が色々とあります。各ファイルの置き場所、CD読み取りのモード、通常の変換方式・ビットレイト、バックアップの有無、PCとZenの同期方法等が選択できます。
    リッピングの手順
  • CDドライブにCDを入れると、プーン、キュッ、キュッという作動音がして、読み取りランプが点灯します。次に、例えば10曲あるのであれば、No.1からNo.10までのトラックが認識されて、「No.7 - 5:54」等と、トラックの長さも表示されます。次にCDDBへの照会作業が行われ、アルバム名、アーティスト名、曲名が出てきます。そこで、Rippingのボタンをクリックすると、曲順にMP3変換が始まり、終わるとZenへの転送が行われます。前の曲の変換が終わると次の曲の変換に直ぐ入るようで、転送が終わったあとに次の曲の変換状態の表示に移ると、もうすでに20%近くになっています。次の曲の変換と、前の曲の転送は、パソコンが同時に処理しているようです。10分ものの演奏で変換が1分程度、転送は一瞬です。CD一枚で、4から6分でしょうか。一枚全部が終わると、CD取り出しスィッチが点灯し、入れ替えを待って待機状態に入ります。ここでドライブの方の取り出し操作をすると、「例外処理エラー」になることがあり、あくまでもソフトのほうのEjectスィッチを使うのが本筋のようです。次のCDに代えると、自動で認識に入りますが、たまに待機のままになることがあります。その時は、更新のボタンをクリックしてやると、認識に入ります。
    バックアップ
  • Zenでは、デフォルトで、転送トラックをパソコンにもコピーしています。しかし、完全にバックアップする余裕が、NelsonのVaioには無いので、これは困ります。無論、このコピーをオフにすれば良いのですが、様子見もあって今の所はデフォルトのままで動かしています。5GB位は直ぐに満杯になりますから、適当な所でZenから外付けのHDDにデータを退避して、パソコンの方はファイルを消去しています。従って、Zenの利用におけるパソコンのルート・データベースを外付けHDDに設定してあります。これで、同期機能を無駄にせずに済んでいます。
    Play Center3ソフトの枯れ具合
  • Play Center3は、正直の所まだ枯れていないようで、ネットでも注文が付いています。特に、VAIOとNOMADの相性はデバイスアクセス制御等の観点で、必ずしも万全ではないようです。
    Play Center3のセッティング
  • 、、、ということで、真面目にやると、一時間でほぼ十枚近くが処理できます。リッピング中に、もう一度CDのライナー等を読み直す時間が取れるので、意外な記述に気が付いたりします。その後は、それを色んな風にアレンジして聴き放題ですから、転送も又楽しからずや、というところです。
(Home - Ubiquitous Jazz / BACK)
アクセスカウンター