Kenny Dorham's Groovy Tracks
- Kenny Dorhamの好演奏といえば、ごまんとありますが、無性に聴きたくなるのは以下のようなものです。
- ここでは、盤全体としての評価ではなく、特定のトラックにおける演奏の素晴らしさに着目しています。
- クリックすると右のフレームに盤全体のデータが出ます。そうでない場合も、できる限りDiscographical Dataが分かるようにしています。
- Lotus Blossom, Alone together, Old Folks /from 'Quiet Kenny'(1959)
このLotus Blossomは、Kenny Dorhamの最高の出来だ、とよく言われる演奏です。Tommy Flanaganのサポートも巧くて、Alone together, Old Folks等も素晴らしい出来です。
- Una Mas /from 'Una Mas'(1963)
Kenny Dorhamのもう一つの一面を示すのが、このUna Masです。こういうリーダー作が出せる人が、自己のバンドを持たなかったのが、今でも不思議です。
- Tromteta Toccata, Mamacita /from 'Trompeta Toccata'(1964)
Tromteta ToccataとMamacitaを最初に聞いたときは、これもトランペットの良さが実によく出ているなぁ、と感心しました。
- Crackle Hut /from 'Max/ Max Roach'(1958)
Crackle Hutも60年代に入ろうとするモダンジャズの典型的な名演です。ラムゼィ・ルイスも良いです。
- Afro Blue, Brother, Where Are You /from 'Abbey Is Blue/ Abbey Lincoln'(1959)
Afro Blueは、50年代末期のジャズのある状況を反映した熱く、黒い演奏です。Abbey Lincolnの強烈なヴォーカルを導きだすKenny Dorhamの雰囲気設定がはまっています。Brother, Where Are Youも素晴らしい。
- Blue Bossa, Recorda Me /from 'Page One/ Joe Henderson'(1963)
このBlue Bossaは、世に出ようとするJoe HendersonをKenny Dorhamが後押しした名演です。Recorda Meもお忘れなく
- Beautiful Love, Melanie, It could Happen to You /from 'Matador/Inta Somethin'(1961/2)
Beautiful LoveもJackie McLeanとの息がよく合っていて良い演奏です。
- Vienna /from 'In the World/ Clifford Jordan'(1969)
やはり、これを落とす訳にはいかないでしょう。こういう演奏もそれなりにこなせます。
- Stablemates, Besame Mucho /from 'Barney/ Barney Willen'(1959)
StablematesとBesame Muchoは、50年代末期のモダンジャズの花形演奏者がパリに集ったときの欧州録音の名盤中のいい演奏です。
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