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Art Pepper's Groovy Tracks

  • Art Pepperの好演奏といえば、ごまんとありますが、無性に聴きたくなるのは以下のようなものです。
  • ここでは、盤全体としての評価ではなく、特定のトラックにおける演奏の素晴らしさに着目しています。
  • クリックすると右のフレームに盤全体のデータが出ます。そうでない場合も、できる限りDiscographical Dataが分かるようにしています。
  1. You'd Be so Nice to Come Home to, Jazz Me Blues, Tin Tin Deo / from 'Art Pepper Meets the Rhythm Section'(1957)
    このYou'd Be so Nice to Come Home toを聴いてゾクゾクとしなかった人は先ずいないでしょう。艶があって、自在で、綺麗で、(男前で、)文句の付けようが無い名演奏です。この盤は中期の名作ですが、それもそのはず、時のAll American Rhythm Sectionであり、マイルス5重奏団のリズムである、Red Garland、Paul Chambers、Philly Joe Jonesが付き合っているのですから。全部良い演奏ですが、そのなかでもJazz Me Blues, Tin Tin Deo等が人気曲でしょう。
  2. Besame Mucho / from 'The Art Pepper Quartet'(1956)
    Art Pepperといえば、Besame Muchoと決めている人も多い筈の名演。後に何度も入れ直しているが、この時の演奏が何と言ってもズバ抜けているようです。
  3. Sad a Little Bit / from 'Blues for the fisherman/Milcho Leviev'(1980)
    やはり、Sad a Little Bitを落とす訳にはいかないでしょう。名目上の他人名義で、実質Art Pepperのリーダー盤です。このMilcho Levievという人は、この曲の作曲者で、なかなかピアニスティックでいて、リキのある演奏をする人であり、Art Pepperにかなり可愛がられた人です。
  4. Valse Triste, My Friend John, Goodbye, Stella by Starlight / from 'The Complete Village Vanguard Sessions'(1977)
    Art Pepper後期の始まりともいえるVillage Vanguardライヴで、熱気のある演奏ばかりですが、そのなかでもValse Triste,やGoodbye等は、畢生の名演奏です。
  5. Here's That Rainy Day / from 'Winter Moon'(1980)
    後期の一つの頂点を示す紐付きのWinter Moonは、絶賛する人の多い名盤ですが、その中でもHere's That Rainy Day等はただただ降参するしかないほど良く吹けています。
  6. Autumn Leaves / from 'The Way It Was/Art Pepper'(1956)
    Autumn Leavesは巷間人気の高い演奏です。収容所とギグとを行ったりきたりしていた頃の演奏を纏めた盤です。
  7. Among Friends, Blue Bossa / from 'Among Friends'(1978)
    標題通りの昔馴染みとの再会セッションで、Among Friends, Blue Bossaなどを心行くまで吹き上げている。
  8. Blues in, Blues out / from 'Modern Art'(1956)
    何と言うことはない曲Blues in, Blues outでも、凄まじいアドリブで名曲に聞こえてしまうのが、ジャズの真骨頂です。このModern Artは聞き物です。

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