(Home - Hear Me Talkin' to Ya / BACK)

ジャズを永ーく、じっくり聴き続けている人、その2
  • ジャズに一時入れ込んでいながらも今は殆ど聴かないという人と、永ーくじっくり聴き続ける人とでは、どこがどういう風に違うのか、ということについて受け売りをもう一つ。
    十年位聴いてやめる人
  • これは、例の寺○さんも書いている事ですが、「オッ、この人は随分入れ込んでいるなぁ。」というジャズファンが居られたとして、ある時フッツリ宗旨替えをして、全くといっていいほどジャズと縁を切ってしまわれるということが時にあります。無論、趣味の話ですから、好みが色々と変化していくのは別に不思議でもなんでもなくて、そこいらで常に起こっていることです。ですから、それはそれで別に他人がとやかく言うことではないんですが、しかし、、、
    世の流れ、流行りに敏感過ぎる方
  • この間も、先輩と一緒に友達の家で、ひととき、ジャズを聞きまくるということがありましたが、そこで先輩がこんな事を言っていました。「ジャズの好みは人それぞれだから、別にどうでも良いンだけど、妙にピアノトリオが流行りだからというとそればっかり集めたり、ゆったりテナーが良いとなるとそればっか聞き込む人なんかに、ふっとジャズを止めちゃう人がいるんだけど、あれは勿体ないというか、何か寂しいねぇ。」 言われている事は、世の流行に左右され過ぎたりして、自分を見失うのはどうか、ということです。結局この人はどんなジャズが好みなの、と不思議になる人が居られます。人それぞれの原点と実感とをもっと大事にすべきでは、とも聞こえました。どうもそういう傾向はあると言えそうです。
    好きなものだけ聞けば良い、か
  • 無論、好きなものだけ聞けば良い、に決まっています。無理に、好きでもないものを聞くこたぁありません。好きなものを聴くといえば、先輩は今はBillie HolidayのSP盤を少し集めているらしいです。SP盤で聴くBillie Holidayの声は結構人間味があるというか、はっきり言って猥雑だそうです。それは先輩にしても新発見で、なかなかそういう声の艶をLPじゃ再生できて居ないことを発見した、ということらしいのです。50年経ってもますます、先輩はジャズとの縁が切れていません。Nelsonはどうか、といえば、このサイトを見れば分かるような状況で、そういうジャズを聞き続けています。こんな先輩でも、年に2,3枚は「いやぁ、こんな盤があったんだ。」という発見があるそうです。50年経っているのに、「ホントですか」とびっくりしました。ひるがえって修行中のNelsonは、というと、年に十数枚はそういう「目から鱗」盤に出会っています。好みは違いますが、ジャズが好きだという姿勢は似たようなものです、というか先輩の足元には及びませんが、、、
    間口をひろく、、、
  • これは先輩がよく言うことですが、好きなものを聴くのは良いが、好きなものだけ聞けば良いかというと、そうでも無いんじゃないか、と感じるそうです。良いジャズ(あるいは音楽)は一杯あるんだから、「これが絶対良い」なんて、そうムキにならずに、色んなものを聞くほうが良いんだそうです。色んなものを聴いていると、チョッとした時に脇道の方がまた気に入って、別の新しい世界が開けるということを、何度も経験した上での実感だそうです。Nelsonなんかは、今一番気に入っているものを聴くのに時間が足りない位ですから、そう言われてもなぁ、とは思いますが、そういう余裕があれば、ジャズを永ーく聴き続けられる、ということらしいのです。
    ジャズ喫茶、音楽番組、雑誌などの効用
  • 自分の嗜好に忠実に、ということの他に、ジャズ喫茶で人のリクェストに耳を任せてみる、音楽番組で識者の選曲に耳を傾ける、ジャズ雑誌の特集を立ち読みするなど、自分以外の要素を取り込んでみるのも良いかもしれません。流行だから、ということではなく、虚心坦懐に色んなジャズに心を開いてみると新発見につながるかもしれません。聞いてみて心が躍らなければ、いつもの自分の領分に帰ればいいんですから。Nelson等は、丸っきり嫌いなものを聴くなんてできませんから、なかなか領域が広がりません。それでも何かの時に、一寸いつもの枠をはみ出してこんな盤も買って聞いてみるか、と浮気をします。それが聞いてみて良ければ、さらに似た盤をもっと聞くし、気に入らなければ「こっち方面は向いてないのかなぁ。」と納得する、というやり方です。
    ということは、、、
  • やはり、ジャズを聞く時間を無理してでも作って、色んなジャズをドンドン聴く機会を増やすということが大事なのかもしれません。仕事と違って、それ程効率が問題となるわけではありません。所詮趣味の世界です。回り道も又楽しからずや、の気分です。兎に角沢山聴いて、気分の乗るものをその中から選り分けていく。そうすると、自分なりの引き出しが段々多くなってきて、いつものジャズに気が乗らないときは、別の引き出しを開けて聴いてみると言う手が使えるようになりますから、、、

(Home - Hear Me Talkin' to Ya / BACK)