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A Night in Tunisia/ Art Blakey
A Night in Tunisia/ Art Blakey


Blue Note CJ28-5069
1 A Night in Tunisia
2 Sincerely Diana
3 Sincerely Diana
4 So Tired
5 Yama
6 Kozo's Waltz
7 When Your Love Has Gone

Lee Morgan tp
Wayne Shorter ts
Bobby Timmons p
Jymie Merritt b
Art Blakey ds
Recorded in Aug 1960
「A Night in Tunisia」という、Art Blakeyのグループが、一番売り物にした曲を標題に持っていった盤です。先ず第一に、この曲は例の名盤「バードランドの夜」での演奏と、Art Blakeyによる前説が記憶にありますし、また第2に、面子は違いますがRCAにも同じくこの標題の盤があります。ことほど左様に、この曲はArt Blakeyの持ち歌化していました。バンドの全員が、自分の楽器を置いて、御大のドラムスと共に、適宜にパーカッションを持って、全員で盛り上がる、というお膳立てを思い出される方も多い筈です。ジャズファンが、Art Blakeyがメンバーを鼓舞する叩き方に感心するという段階に至る前には、例えばこの曲などでのドラムスの派手な事この上ないソロ等が、先ず印象に残る場合も多い筈です。そこで、「スッゲーッ」となるか、「いやぁ、もうウルサイなぁ」となるかは、人それぞれです。世の中には、「ドラム合戦」などという代物があり、「うるさければウルサイほど勝ち」というトンでもない世界もあります。Max Roachが、「仕方ねぇなぁ」と困っている顔が眼に浮かびます。とはいえ、それも含めて元気の良いバンドの演奏に、頭を空っぽにして聴き入るのも、たまには良いんじゃないでしょうか。「5 Yama」や、「6 Kozo's Walt」z等は、Lee Morganのオリジナルですが、奥さんが「山本」さんという姓の日本人であったからだそうです。
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