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2004年3月某日 ミンガス盤で、ヒョウタンから駒 (その2)

  • ミンガスのアムステルダム・ライブ盤(右掲盤)に関してこんなこともあった、というお話です。
    アムステルダム・ライブ盤でメールのやり取り
  • ミンガスのアムステルダム・ライブ盤をさる中古店で入手して、同日夜のDolphyインタビューを和訳する気になったことは、別のところにメモしました。このインタビューの元原稿は、オランダ人のP.K.氏が持っているので、翻訳の許諾についてメールのやり取りをしました。かれは、その返信を、同じオランダのDolphyフリークである某氏にもC.C.で送っていたようで、今度はその某氏からもメールを貰いました。当方のP.K.氏宛メールには、「先日、こういう盤を手に入れて、、、」と書いていましたが、それをこのDolphyフリークが見て、こんなことを言うのです。
    オークションでの不落
  • 「P.K.氏へのあなたのメールをC.C.で見て、この盤があなたの手に渡ったことに気付いて、メールしている。あのeBayへの出品を僅かの値段の差でボクは落とせなかったんだけど、あなたが落としていたんですね。翻訳の件は、頑張って下さい。」てな感じのメールです。
    ハトマメ
  • Nelsonは、店頭で買ったんで、オークションではないので最初はハト豆でした。そのうち、「なーるほど」と様子が飲み込めてきました。この盤を入手したのと同時期に、同じ盤がeBayに出品されていたようです。この某氏は、落とせなかったんで悔しく思っていたところ、この盤を入手した日本人のメールを日を置かずに見たので、「敵はコイツだったんだな。」と誤解したようです。恐らくはかなりのファンで、オークションで狙いを付けていたけど落とせなかったんで、今はかなり頭に血が上っているんでしょう。同じジャズ・ファンとして、判らないことでもありません。ところで、こういうメール交換の直前に、この盤について日本語サイトで何か書いているところはないか、と気になって、グーグっていました。その時の検索結果から、栃木の中古専門通販サイトにこの盤がリストされていることに気付いていました。値段も2,500円で妥当ですし、程度は「A-」になっていたから、それ程悪い話ではなさそうです。
  • この栃木のサイトは、海外通販もやるようなので、「こんな話があるヨ。自己責任だけど、トライしてみれば、、、」とその某氏にメールしてやりました。すると、折り返し、「この盤はぜひ欲しいんで、今、その店にメールをしたところだ。良いニュースをありがとう。」という返事が来ました。Nelsonも、まさかオランダ人の探し物のお役に立つとは思ってもいませんでした。でも、同じジャズファン同士のことですから、「うまく手に入れば良いがなぁ。」と願っております。

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