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2016年10月某日:紅葉狩り後に盛岡で・・・

    東北の紅葉狩りの初日は青森
  • もう北海道では疾うに紅葉の盛りだと聞いて、カミさんと八甲田まで行ってから、ユルユルと気ままに南下するドライブに出かけました。先ずはとにかく北の果てまで突っ走って・・・と家を出ました。金曜の朝、9時頃に近くのPAから高速に乗ったら、どうやら常磐道が仙台迄の全線が開通しているらしいと判りました。
    (ここからは我がアイポンの「僕の来た道」の履歴を見ながらのメモです。)
    昼前に仙台を通過、昼過ぎに岩手に入って、一関「ベイシー」は帰りに寄れば良いか、と通り過ぎて、前沢牛の丼でお昼にして、4時前に青森入り目前まで来た。「ウゥーーーン、どうするかなぁ・・・」と思案の末に、八戸で寿司を食おうと決めて、カミさんに宿を探して貰って予約OK。夜は八商ナントカと言う所で結構うまい寿司を食って、バタンキュゥ。(走行距離:約500キロ)
    二日目は青森から秋田辺り
  • 土曜の朝は、朝市「イサバのカッチャ」でお土産を買ってから、勝手丼で朝飯にしてノンビリと食べた。生うにがやけにウマかったです。朝市を往復したら丁度良い頃合いになったので、十和田市現代美術館に行き、「On the Beach ヨーガン・レール 海からのメッセージ」展を拝見。そのまま十和田湖に向かうも、もう少しと言う所で何か大きな交通事故があったらしく、パトカーが回って来て「通行止めにするから、Uターンしろ!」との仰せがありました。少し戻って、十和田湖は諦めて八甲田山に向かうと、山麓の高原地帯全体が紅葉の真っ盛りで、バンザーイ! ロープウエイでさらに間近で紅葉を堪能、この辺でもう午後3時も過ぎていて、そこを南に十和田湖に行くと、事故渋滞に嵌まりかねないから無理と見て、閉館前の午後4時頃に三内丸山の縄文遺跡を散策。閉館間近で遺跡を出て、それで青森県は済みと言うことにした。そのまま高速に乗って、午後6時前には大館で降りて、マタギの里は「阿仁の道の駅」で今度は車中泊。(走行距離:約300キロ)
    三日目は秋田にどっぷり
  • 日曜の朝、飯を食おうとコンビニを探すも、コーヒーが飲めるローソンまで半時間もかかるらしい。仕方なく朝霧の県道をライト点灯で走って、飯にあり付く。そのまま取って返して、森吉山の・・・と言うか正確には「阿仁スキー場」のゴンドラ乗り場に着く頃には朝霧も晴れて来て、どピーカン。6人乗りなので10台目くらいのに乗って、ゴンドラの窓からまたもや絶景の紅葉を堪能。そこから南下して、カミさんが行ったことが無いと言う「角館武家屋敷」を見に行きました。どうやら先年他界した友人の御先祖さんが佐竹氏に同行して、ここ角館に住んでいたらしくて、その旧居を訪れて伝来の古文書のコピーを貰ったらしい。そのまま田沢湖に向かいつつ、日曜だから宿は取れないかも知れず、また車中泊かと覚悟しつつも、カミさんに探して貰ったら、乳頭温泉で自炊棟に空きが見つかった、バンザーイ。昔はこの温泉郷にも自炊棟は必ずあったが、今はここで泊まった「黒湯温泉」だけだという。白濁した雰囲気が良い温泉で、今までに入った温泉でもトップクラスのお湯で感激しました。(走行距離:約200キロ)
    四日目は・・・
  • 月曜の朝風呂は、気持ちの良い露天風呂に入って、周囲の紅葉に感嘆の声を上げながら、秘湯の真髄を堪能しました。そのまま盛岡に向かい、途中の滝沢市でカミさんがナーサリーに立ち寄って、友人と携帯で連絡しながら、大量の花苗を買ってステップワゴンの空きスペースに満載。ここで、盛岡市内の「ディスクノート」を目指してしばし猟盤して、3枚約4千円を保護。南下して奥州市胆沢地区に行って日本一の規模を誇る円筒分水を訪れるも、季節はずれな故に通水は無かった。そこでカミさんにベイシーに電話をかけて貰って開店しているか否かを聞くと、ジャズの音をバックに「お聞きの通り・・・」と確認出来た。そこで地道を走って、勝手知ったる市営駐車場に車を止めて入店して、1時間以上も楽しんだ様子は、別項の通りです。これで、紅葉も見たし、猟盤もしたし、ベイシーにも行ったし、カミさんもしたいことをしたので・・・矛を収めて、家路に着きました。一関ICから入って、即刻宮城県に入って、利府JCTから常磐道に移って、途中で8時頃にPAで2回ほど仮眠の真似事をして、自宅到着は午後10時前でした。(走行距離:約470キロ)
    久しぶりの盛岡「ディスクノート」
  • 前回来たのは、もう数年前のことで、今回はマスターと少し話をしました。ここは仙台のお店の「暖簾分け」で、暫く仙台の店で働いてからここで開店したとか。県庁所在地で、大学もありますから、市内にはニートとか、ジャズの中古店が数軒あります。
    1. Heartbop/ Franco Ambrosetti (Enja CDSOL-6537)
      シロだけど、黒っぽい感じ良くって、どこかで聞いて良い盤だと思った記憶がありましたが、手にするのは初めてです。Phil Woods(tp)とHal Galper(p)が付き合っているから、熱いジャズは聴けるのは当然で、しかも今様の音数の多い演奏ながら、ダレずに聴き通せる魅力がありました。
    2. Book of Intuition/ Kenny Barron (Impulse B-24648)
      ピアノの名手が、近頃よく組むベーシスト、北川潔さんといれたトリオ盤です。曲が本人のオリジナルと、モンクの曲ばかりで、最後に他界したCharle Hadenに捧げる演奏を収録しています。
    3. Introducing Carl Perkins (Dootone TKCZ 79015)
      この人の唯一とされるリーダー作で、LPしか持っていないので良い機会だと思って保護しました。いかにも50年代の、それも末期にはまだ至っていない頃と判るピアノのスタイルですが、今では貴重です。Horace Parlanその他と同じく、片手に障害がある所を克服している人で、そういう人に共通した音取りの新鮮さがあります。我が贔屓する田村翼さんがファンだったそうで、「For Carl」という名演を彼に捧げた盤があります。脇が、Leroy Vinnegar(b)とLawrence Marable(ds)で、堅実なサポートでリーダーを盛り上げています。)
  • この所このセクションの改定をサボっていますが、色んなショップで買うことは相変わらず続けています。もっとまじめに猟盤メモも書かなきゃぁと気付いているのですが、中々取り掛かれていません。

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