Lausanne 1960 Part 1/ Max Roach Quintet( Swiss Radio Days Jazz Series - Volume 35) TCB 02352 |
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1 Announcement 2 Lotus Blossom 3 Prelude 4 Night in Tunisia 5 Jodie's Cha Cha Tommy Turrentine tp Julian Priester tb Stanley Turrentine ts Bobby Boswell b Max Roach ds Recorded live at the Theatre Municipal, Lausanne, on Feb 2, 1960 |
| このローザンヌでの公演のライブ録音は2013年に発売されました。ということは、録音後50年以上も経ちながらの初出で、この地のジャズファンにとってかなり話題になったものだったので、出すことにしたという。この地で注目された理由は、まず第一にピアノレスのクインテットという編成だったこと。そして第二に、ビ・バップのヒーローであるMax Roachが、往時の盛り上がりをどのように再現するのかということだったという。ご承知のように、50年代末に弟のように可愛がっていたブラウニーの夭折という大きな出来事の後、彼はアフリカ系アメリカ人の人権問題で主体的に発言し、行動するようになり、「政治的主張を持つジャズ」とでもいうべき路線の旗振りをし続けました。そしてそういう路線に有り勝ちな生硬さはありながらも、実に上質なジャズを演奏し続けて、特に欧州などではそういう路線が強く支持されました。ここでの演奏も、そういう質の高さが維持されており、タレンティン兄弟をフロントにおいて、聴き応えのあるジャズを聴衆に聴かせたので、当時かなり話題になったと言います。 この第1巻では、Kenny Dorhamの名曲、「2 Lotus Blossom」をやったり、ドラムスのショー・ケースである「4 Night in Tunisia」を取り上げていて、まずは聴衆を掴もうとしています。 |
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