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ジャズ的自画像の勧め
ある時、Nelsonの
好きな盤の棚卸し
をしました。そして、その中から誰もが好きという有名盤は棚に戻して、私的に思い入れがある盤だけを残して、しばらく眺めていたのです。そのうち、「ふぅーん、これは、
「自画像」
になっとるなぁ。」と気付きました。その数十枚を、楽器別に整理したのが、下記のリストです。
「各人のお気に入りの総体はその人を如実に表す自画像である」と考えるとして、この場合は有名盤がゴッソリと抜けていますから、、当然、
相当にデフォルメされた自画像
でしかありません。一部が、
針小棒大
に誇張されています。でもよく眺めてみると不思議なことに、これはこれで、Nelsonの嗜好に際立った
特徴
がうまく捕らえられています。
Trumpet
Trombone
Tenor Sax
Alto Sax
Piano
Bass
Guitar
Drums
Vocal
Vibraphone
Baritone sax
Harmonica
Organ
Flute
Big Band
何年かジャズを聴き続けて行くと、
自分の好きなジャズ
が何となく見えてきます。それが判ってくると、猟盤における
盤の取捨
にも役立ちますし、友人やソフトショップの店主さんとの会話も弾みます。それは、つまり、各人の自画像を描くということでしょう。
ここでは、顔に眼、鼻、口があるのは当たり前のこととして(有名盤を)
省略
し、眉間のシワ、無精ヒゲ等の
瑣末な部品
(極私的なお気に入り盤)だけに焦点を当てた、奇妙な自画像を試みてみました。
「Brandenburg Gate Revisited/ Dave Brubeck」
と
「Comin' in the Back Door/ Wynton Kelly」
が同居する肖像画なんて、誰が見たって「この人は、Nelsonだ。」と判ります。ジャズなんですから、ありきたりの自画像ではなく、アルチンボルトが果物で作った肖像画のような方向が似合うだろうという狙いです。
掲載したいずれの盤も、購入時にヘヴィー・ローテーション期があり、それ以来
ウン十年の付き合い
がある、Nelsonの愛聴盤ばかりです。中にはジャズを知り染めた学生時代に、京都シャンクレールに入りびたりになる中で聴いて気に入った盤も含まれています。これらは、今も人知れず、ひそかに(^^;、月一(つきいち)で聴く盤です。
手持ちの
HDD式のMP3プレイアー(40GB)
には、これらの盤が全部収録されており、駄犬の散歩、猟盤等の外出時にも、肌身はなさず携帯して、"ランダム聴き」で楽しんでいます。
皆さんも、ソコソコに変わった嗜好をお持ちでしょうから、我と我が身を一度振り返られて、極私的なお気に入り盤を一堂に並べて眺めてみられると面白い筈ですので、お勧めします。
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