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Drums

Drumsでは、好きな盤が一杯ありますが、Nelsonしか誉めない盤と言えば、、、
(1970年頃から30年の付き合い)
  1. Drum Suite/ Art Blakey with Jackie McLean
    Art Blakeyがリーダーの盤ですが、Jackie McLeanのアルトに撃たれて、もうウン十年になります。B面の「4 Nica's Tempo」、「5 D's Dilemma」、「6 Just for Marty」を聴くと、感無量です。
  2. Max/ Max Roach
    冒頭の「Crackle Hut」における各人のアドリブ及び4バース・チェンジの見事さに、「なるほど、これがプロのジャズメンの仕事か。」と納得しました。また、このMax Roachが何故「唄うドラムス」と呼ばれるかが腑に落ち、しかも苦も無くやってのけている小技が、実は比類のない力量を示すものであることも、後に知りました。さらには、ここで真面目にピアノを弾いているRamsey Lewisが、後に「The In Crowd」という空前のヒットをカッ飛ばした時は、「人は変わるもんだネ。」なんて思わずに、「儲かっちゃって、良かったねェ」と優しく想い起こしたもんです。
(1985年頃から15年の付き合い)
  1. Sugar Roy/ Roy Haynes with Tommy Falanagan and Ron Carter
    この面子で出来が悪い筈がないんですが、日本制作なんでほとんど無視されています。「Moon and Sand」、「Little Waltz」と、各人の良さが堪能できます。これも友人に聴かせると、即、買いに走る盤ですが、中古を探すしかありません。
(1990年頃から10年の付き合い)
  1. Live at Lovely/ 森山威男
    森山さんと板橋さんの共演盤で、「Hush-a-bye」「Goodbye」をやっているとなれば、これこそNelson印の見本のような盤です。Elvinも「参った」と降参した森山さんの押し引き、アクセントのキッパリしたドラムスを、家人の留守及び近所の物音などを見計らって、最大音量で再生して堪能できた日は、「最高ぉ」と快哉の声が出てしまいます。
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