TADD DAMERON

Tadd Dameronの好演盤

1917.2.21 in Cleveland - 1965.5.8 in NYC at age 48

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ピアニストだが、良い曲を一杯書いているし、また編曲活動も有名です。バップ初期の録音が多く、60年代には若死にしてしまっている。
多くの例に洩れず、この人も家族、親類が皆ミュージシャンで、本人の弁では「4歳から演奏してたんだ。」らしい。10代には、Fletsher HendersonやDuke Ellington楽団の演奏を聞き込んだ。セント・ルイスでバードに出会い、ミントン・プレィ・ハウスに出入りするようになった頃から、新しいコード展開を模索し始めて、Dizzyが「そう、そのコードだ」と喜んだそうです。
戦前はBasieバンドに参加していたくらいで、戦後になって活動が目立ち始めました。先ず、Dizzyや、Sarah Vaughanと活動し、Royal RoostにFats Navarro、Miles Davis、Milt Jackson等をメンバーにした自己のバンドで出演していました。1949年には渡欧して、パリのジャズ祭りで評判となり、2年ほど彼の地に滞在しています。帰国後に、Clifford Brown、Benny Golson等をメンバーにしたバンドで活躍しています。しかしその後は、余りぱっとせず、4年以上も悪癖でムショ入りしたりで、消えて行った人です。