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- After Hours
- Radio City
ALSO COOKING IN :
- A First/ Ruby Braff
- John's Other Bunch/ John Bunch
- A Gentleman and His Music/ Benny Carter
- Everything's Coming up Rosie/ Rosemary Clooney
- Sings Ballads/ Rosemary Clooney
- Here's to my Lady/ Rosemary Clooney
- Tour de Force/ Al Cohn
- New Soil/ Derek Smith
- もはやベテランのテナーサックス奏者。初登場の頃は仲間と、「こいつ、ホーキンスやウエブスターの真似をして、時代錯誤も良い所なんじゃないの」、なんて憎まれ口をきいていた。しかし、泰然自若としてそのスタイルを変えず、「これは売り込みのための付け焼き刃じゃなかったんだ」、と納得した人が多かった。発売元のコンコードも、頑固に新規録音を重ね、今や20年以上経過して、益々腕に磨きがかかって確固たる地位を築いた。どういうわけかこの頃は、同じ路線の人もちらほらと出てくる。つまり、狙っている線がジャズの本道を踏み外しておらず、大方の支持が根強いということか。
- サイドメン物でも、ゆったりジャズのセッションでは良い味を出している。この人の成功は、人生で二度目の上り坂にあったRosemary Clooneyの歌伴をさせてもらうことで、多くの人に彼のテナーが聞かれるようになり、人々の共感をうるに至ったのが幸いしている、という気がする。一時期の、Rosemary Clooney, Scott Hamilton, Warren Vache, John Bunch, Phil Flanigan, Jake Hanna等々の組み合わせによるコンコード盤の質の高さは、一つの頂点にあったのではないか。
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