LOUIS ARMSTRONG

LOUIS ARMSTRONGの好演盤

1900.07.04 in New Orleans - 1971.7.6 in NY at age 69

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並みの賞賛の表現が不似合いなトランペットの「大」偉人。50年代以降のモダンジャズのHPなので、ここでは後期のものを中心に取上げているが、Jack Teagardenらとの初期の演奏等もジャズとして最高のレベルにある。演奏が最高レベルである上に、ジャズ・ボーカルにおいても大きな足跡を残した。ジャズの歴史そのもの、といっていい人でしょう。その愛嬌ある人柄もあって誰もが知る有名人となり、戦争中の慰問で歌った「What a Wonderful World」は、米国人でなくとも心撃たれた筈。米国の国情の実状の中で、結果的には適切ではなかったかもしれないアンクル・トム役に徹して、ジャズの大衆化に大いに貢献した。それでもやはり、国務省からの要請で、親善大使役として訪問したアフリカでの経験から、晩年は、公民権運動において自分が果たすことが出来、また果たすべきであった役割にも悩んだようである。