MICHEL PETRUCCIANI

MICHEL PETRUCCIANIの好演盤

1962.12.28 in France - 1999.01.06 in NYC in age 36

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ハンディキャップを抱えながらも、ピアノを全霊を込めて打ち鳴らす仏人ピアニスト。Bill Evansの影がありますが、彼よりもズッと強いタッチなために、複雑な倍音や、他の弦の共鳴も混じり、えもいわれぬ分厚い音を出します。高音のシングルトーンでも、そのタッチの強さ故に、キレイを超越した凄みのある美の世界が覗くのが、堪りません。先ごろ夭逝しました。生来の病気のせいで、というか「幸いして」というべきか、自宅でピアノを存分に弾く機会に恵まれ、4才の時にテレビで見たエリントンが気に入ったとらしい。Owlが数枚出した盤で注目され、その後渡米してCharles Lloydと共演しました。帰国後は、Dreyfusから多くの名盤を出した。先日も、上記末尾の未発表ライブ3枚組「Concerts Inedits」が発売されて喜びましたが、まだまだ出そうなので待ち遠しい。