KENNY DREW

KENNY DREWの好演盤

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ハードバップ初期には、プレスティッジ、ＢＮ等、どこにでも顔を出していた良いピアニスト。音楽劇というのか、コネクションという舞台の公演で欧州に行き、そのまま居着いた口。訪欧後もスティープルチェイス等で上記Dark beauty、If you could see me nowのような最高のプレイを見せた。コペンハーゲンのカフェ・モンマルトルを根城にして、デックス、マクリーン及び米国からの訪問者との良いセッションが多く残っている。近年の日本制作物は、ちょっと首を傾げる企画だが、本人も好きでなければあれだけの作品を入れ続けることはなかった筈であろう。先ごろ、他界。息子もピアニスト。
サイドメン物では、Colesの名作Warm soundがピカ一である。その他、Gordonとは長い付き合いだし、Coltraneともやっている。初期のRollinsとのセッションにも良い演奏が多い。