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Here's That Rainy Day/ Freddie Hubbard All Stars
Flashback
Cool Jazz 2832
1 Red Clay
2 Here's That Rainy Day
3 Birdlike

Freddie Hubbard tp
Joe Henderson ts
Michel Petrucciani p
Buster Williams b
Billy Hart ds
Recorded live at Tralfamagar Cafe, Buffalo NY, on June 22 1984
ホテルに落ち着いて一寸調べてみたら、この面子が今晩その街でやるらしいと判れば、間際だから予約が取れなくても、「何とかして、店の中に潜り込んでやろう」という気にならないのなら、本線モダンジャズのファンとは言えません。1980年代半ばの夏の巡業に、Freddie Hubbardはこの面子で臨んだようで、後もう何枚か長靴モノがあるようです。コレともう一枚を保護しましたがいずれも、「贔屓の引き倒し」かも知れませんが良い盤です。お馴染の持ち歌「Red Clay」で幕を開けるのがこの頃の定番だったようで、彼のペットが華麗に弾じけます。ジョーヘンがやった後は待望のペトさんで、この時期の彼のピアノらしさが横溢した、フランス人じゃなく米国の地元のピアニストと間違えられても不思議じゃないくらいに、本場米国でのピアノの弾き方、盛り上げ方、サポートの仕方を披露してくれていて、大満足です。3曲で約50分ですから、無論ハバードが前面に出ずっ張りで、ハイノートを交えて熱がこもった吹奏を聞かせますが、皆にアドリブを回すことも忘れず、もはや大物の貫録十分と言った舞台回しは流石です。この時期ながらトレーン色は目立たないのに、ずっと耳ダンボで聴けるから、本線と言ったって多様な表現が可能なモダンジャズの良さを再確認しました。NYCで長くお世話になったトミーさんが居宅を教えてくれたハーレム在住のBuster Williamsが、そこここで良いアドリブを取っていて唸ってしまいました。
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