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古野さんとHello
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- ベースの古野光昭さんと板橋さんとは、Hot Sessionでのコンビということで何枚か録音があるので、ライブも多くやっていて、聴かれた方も多いことでしょう。そこで、忘れられないのが一時期盛んに採りあげていたライオネル・リッチィの「Hello」です。80年代末期の頃に、この面子のライブに行けば必ずこれをやっていましたので、ネットでも「アレは、良かったなぁ、、、」という書き込みをよく目にしました。いつもアルコ弾きのベースをフィーチュアするので、古野さんが気に入っているので、ということかもしれませんが、いかにも板さんがやってもおかしくない名曲で、ピアノのアドリブにも熱が入っているという気がしました。CDでは、Grand Slamに入っていますから、一度聴かれてはいかがでしょうか。
- テレビでも本田俊之も入ったメンバーでやったときがありました。本人の古野のアルコがイントロ、アドリブ、そして最後の仕上げと、獅子奮迅の活躍で、畢生の名演だったに違いありません。本田のアルトも本流のモダンジャズ解釈に徹して、一部スキーク音混じりながら、時に感極まったかのようなフルトーンを混じえて泣きまくっていました。板さんのピアノも抑え気味ながらしっかり泣いており、この曲想がこの人に合っているんだなぁ、と感じさせられました。これはビデオに取っていた人がかなりいるような書き込みを時々見かけます。かく言うNelsonも、この録画は大事にしており、さらにビデオからカセットに落として、車中でも愛聴しています。余り日頃ジャズなど聴かない人にビデオを見せても、「ワォー、良ぇな、染みるでぇ、、、」と褒めるから、絶品に間違いありません。実は、これで本田さんを見直したのですが、、、
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