- 1956年のこの日、Miles Davisが第2回のマラソン(正しくは、駆け足あるいは逃げ足か)・セッションを行い、11トラックをワン%テイクで仕上げています。もう既にメジャーのコロンビアとの専属契約をした上に、ヴァンスを貰うついでに何トラックか録音も済ませている時点での、置き土産録音です。これらは順番を変えるなどの編集をした上で、何枚かに分けて発売されています。ここでは、名演の「もし私が鐘だったら、、、#の入ったRelaxin' with the Miles Davis Quintet盤を挙げておきます。全部ワンテイクで、テープを動かしっぱなしということもあって、テイク間に調整デスクと御大がやりとりする音まで記録されており、この盤では一部で御大の地声が聴けます。レギュラー%クインテットの手持ちレパートリーを録音するだけのことと言ってしまえば、身も蓋もありませんが、その完成度には脱帽です
- 1962年のこの日、Benny GolsonがArgoに「Free」盤を録音しています。Tommy Flanaganが付き合っていることからも判るように、標題はフリージャズを指しているのではなく、意識の問題を言っているようです。古くからジャズを聴いている方、というよりは昔ジャズを聴いていた人のほうが正確かもしれませんが、さるジャズ番組のテーマに使われた関係で、そういう方には冒頭曲は耳タコなのです
、、、ということで、今日はこんな盤がお勧め
|
