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Tommy Flanagan's Groovy Tracks

  • Tommy Flanaganの好演奏といえば、ごまんとあり過ぎるので少し絞りすぎかもしれませんが、無性に聴きたくなるのは以下のようなものです。
  • ここでは、盤全体としての評価ではなく、特定のトラックにおける演奏の素晴らしさに着目しています。
  • クリックすると右のフレームに盤全体のデータが出ます。そうでない場合も、できる限りDiscographical Dataが分かるようにしています。
  1. Minor Mishap, Milestones / from 'Milestones'(1983)
    自作のMinor Mishapがスゴイ。この盤では、The Master Trioと称しているが、この人がピアノトリオのリーダー作をどんどん出し始めてからの一つのピークがこれです。何しろお相手がロンとトニーですから、ビシビシ決まって、いつもよりTommy Flanaganも若く聞こえます。これが気に入った方は、もう一枚あるのでそちらもどうぞ。
  2. Relaxin' at Camarillo, Little Rock / from 'The Complete Over Seas'(1957)
    バードゆかりの「カマリロ病院でゆっくり療養」Relaxin' at Camarilloがききものです。この盤は初期の名作で、この人の原点と言うことで外せない。サイドメンの時とは違った味を引き出した制作者の卓見に脱帽。
  3. Things Ain't What they Used to Be, Django / from 'Super Session'(1980)
    Things Ain't What they Used to Beが実に良い。Elvin Jonesの入ったトリオ物で、やはり元気のあるピアノが堪能できる。
  4. Moon and Sand, Little Waltz /from 'Sugar Roy/Roy Haynes'(1976)
    Moon and Sandの良さは秀逸です。そしてロンが居るからLittle Waltzでも素晴らしい演奏が聴けます。ピアノトリオものなら、やはり、これを落とす訳にはいかないでしょう。
  5. St. Thomas, You Don't Know What Love Is /from 'Saxophone Colossus/Sonny Rollins'(1956)
    サイドメンものでは、白眉はコレ、St. Thomasです。ロリンズが畢生の名作を録音できたのも、Tommy Flanaganがいたからで、それはYou Don't Know What Love IsやSt. Thomasを聴けば分かります。
  6. Softly as in a Morning Sunrise, Scrapple from the Apple / from 'Communication-Live at Fat Tuesday's'(1979)
    素晴らしいライブで、冒頭のSoftly as in a Morning Sunriseから正に興奮の坩堝に入ること間違い無し。この盤はドラムレスで、ベースとアルトの3人組。Scrapple from the Appleなんかも良い。アルトがフィル・ウッズに代わった同工の盤Three for Allも聴いてください。
  7. Five Spot after Dark, Minor Vamp / from 'Bluesette/Curtis Fuller'(1959)
    この名盤でも、Tommy Flanaganの存在が大きいし、全員も気持ちが揃った寛ぎが実に嬉しい。
  8. Mack the Knife, Joshua Fit the Battle of Jericho /from 'Hawkins Alive At the Village Gate/Coleman Hawkins'(1962)
    Mack the Knifeもどうぞ。Tommy FlanaganがColeman Hawkinsのバンドに居た頃の名盤。
  9. Moon Ray, Fly Me to the Moon / from 'Out of the Afternoon/Roy Haynes'(1962)
    後、聴いておくべきはMoon Rayくらいですか。カークの素晴らしさもTommy Flanaganがいたからこそですョ。

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