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Art Farmer's Groovy Tracks

  • Art Farmerの好演奏といえば、ごまんとありますが、無性に聴きたくなるのは以下のようなものです。
  • ここでは、盤全体としての評価ではなく、特定のトラックにおける演奏の素晴らしさに着目しています。
  • クリックすると右のフレームに盤全体のデータが出ます。そうでない場合も、できる限りDiscographical Dataが分かるようにしています。
  1. I'm a Fool to Want You / from 'Art + Perception/Out of the Past'(1960)
    このI'm a Fool to Want Youは、確かにTommy Flanaganのサポートがあってこそ、という点はあるが、カスレ気味のオープン・トランペットで、切々と恋人に焦がれる心を歌い上げています。この盤は初期の名作ということになりますが、この人の生涯を通してみても、この作風が他ならぬこの人のIdentityであり、Originalityであったと総括できる。
  2. The Summer Knows, Manha de Carnaval / from 'The Summer Knows'(1976)
    ルグランの名曲The Summer Knowsの決定的な名演です。この盤では、他にラテンのManha de Carnavalを、しみじみと歌い上げている。
  3. Fairy Tale Countryside / from 'Live at Sweet Basil'(1992)
    Fairy Tale Countrysideがききものです。この盤では、Geoff Keezer等の新人類が入っていることもあって、サポートが今様ですが、Cliff Jordanと共にそんな新しい感覚にも巧く乗りながら、素晴らしいライヴ・デートに仕上げている。
  4. The Time and the Place, The Shadow of Your Smile / from 'The Time and the Place'(1967)
    この人もCatchyな演奏をするという見本が、このThe Time and the Placeで、Cedar Walton, Jimmy Heath等のサポートを得て、飛び跳ねる感覚は素晴らしい。勿論、The Shadow of Your Smileでは、本来のバラード上手の腕も披露するが、、、
  5. Cool Struttin' / from 'Cool Struttin'/Sonny Clark'(1958)
    やはり、これを落とす訳にはいかないでしょう。こういうリキの入った演奏もそれなりにこなせます。

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