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シンコペーション (Syncopation)

  • シンコペーションはジャズの大きな特徴になっていますから、その好例は下記のように枚挙の暇がありません。
    1. Catwalk/ Mal Waldron
      ネコが妙なアクセントを付けて歩いています
    2. D Bass-IC Blues/ Power Trio
      不思議なシンコペーションです
    3. Fire Waltz/ Mal Waldron
      典型的なワルツのパターンに、奇妙な旋律が巧く絡み合います
    4. George's Dilemma/ Clifford Brown
      これもお好きな方が多いアクセントが魅力です
    5. Greensleeves/ John Coltrane
      この名演では、よく知られた英国の民謡に、実に効果的なシンコペーションが付加されています。そのせいもあって、クラシックでも演奏されることの多いこの曲が、ジャズらしい仕上がりに変身しています。これは想像ですが、ここでのシンコペーションはColtrane独自のコードの再分割、拡張の中で生まれたものでしょう。また、そのシンコペーションを実に巧く活用して、見事なアドリブを展開しているのがエライ
    6. Hear Me Talkin' to Ya/ Kenny Clarke
      ジャズそのものというシンコペーションです
    7. Idle Moments/ Grant Green
      これだって、よく聴けば巧くアクセントが付いています
    8. Israel/ Bill Evans
      この何とも言えない、興奮させられる雰囲気には、シンコペーションも一役買っているのではないか
    9. Kelly Blue/ Wynton Kelly
      この親しみやすいテーマながら、ヒョコッ、ヒョコッ、と跳ね上がる感じがお好きな方も多い筈
    10. Mighty Moe and Joe/ Hank Mobley
      少し速めのフレーズに、シンコペーションがワサビを効かせています
    11. Neo/ Wynton Kelly
      これも有名な、変わったアクセントが魅力です
    12. Opus de Funk/ Milt Jackson
    13. Pithecanthropus Erectus/ Charles Mingus
      変幻自在のアンサンブルにも、シンコペーションの効果が、、、
    14. Precipice/ Slide Hampton
      Clifford Jordanの曲らしい奇妙な味には、シンコペーションが欠かせません
    15. The Sidewinder/ Lee Morgan
      一世を風靡したリズム・パターンです
    16. Song for My Father/ Horace Silver
      ピアノとアンサンブルの微妙なアクセントが効いています
    17. St. Thomas/ Sonny Rollins
      カリプソはこうなんだ、と言えばそうですが、これも立派なシンコペーションでしょう
    18. The Time and the Place/ Art Farmer
      楽しく跳ねるビートが決め手です
    19. What's My Name/ Sonny Rollins
      まるでしゃべっているような、この人独特のタンギングもまじえたリズムです
    20. Why not/ Dave Pike
      御存知「Impressions」のパクリですが、 Coltraneのとは違って、新鮮なシンコペーションが付いています

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