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シンコペーション (Syncopation)
シンコペーションはジャズの大きな特徴になっていますから、その好例は下記のように枚挙の暇がありません。
Catwalk/ Mal Waldron
ネコが妙なアクセントを付けて歩いています
D Bass-IC Blues/ Power Trio
不思議なシンコペーションです
Fire Waltz/ Mal Waldron
典型的なワルツのパターンに、奇妙な旋律が巧く絡み合います
George's Dilemma/ Clifford Brown
これもお好きな方が多いアクセントが魅力です
Greensleeves/ John Coltrane
この名演では、よく知られた英国の民謡に、実に効果的なシンコペーションが付加されています。そのせいもあって、クラシックでも演奏されることの多いこの曲が、ジャズらしい仕上がりに変身しています。これは想像ですが、ここでのシンコペーションはColtrane独自のコードの再分割、拡張の中で生まれたものでしょう。また、そのシンコペーションを実に巧く活用して、見事なアドリブを展開しているのがエライ
Hear Me Talkin' to Ya/ Kenny Clarke
ジャズそのものというシンコペーションです
Idle Moments/ Grant Green
これだって、よく聴けば巧くアクセントが付いています
Israel/ Bill Evans
この何とも言えない、興奮させられる雰囲気には、シンコペーションも一役買っているのではないか
Kelly Blue/ Wynton Kelly
この親しみやすいテーマながら、ヒョコッ、ヒョコッ、と跳ね上がる感じがお好きな方も多い筈
Mighty Moe and Joe/ Hank Mobley
少し速めのフレーズに、シンコペーションがワサビを効かせています
Neo/ Wynton Kelly
これも有名な、変わったアクセントが魅力です
Opus de Funk/ Milt Jackson
Pithecanthropus Erectus/ Charles Mingus
変幻自在のアンサンブルにも、シンコペーションの効果が、、、
Precipice/ Slide Hampton
Clifford Jordanの曲らしい奇妙な味には、シンコペーションが欠かせません
The Sidewinder/ Lee Morgan
一世を風靡したリズム・パターンです
Song for My Father/ Horace Silver
ピアノとアンサンブルの微妙なアクセントが効いています
St. Thomas/ Sonny Rollins
カリプソはこうなんだ、と言えばそうですが、これも立派なシンコペーションでしょう
The Time and the Place/ Art Farmer
楽しく跳ねるビートが決め手です
What's My Name/ Sonny Rollins
まるでしゃべっているような、この人独特のタンギングもまじえたリズムです
Why not/ Dave Pike
御存知「Impressions」のパクリですが、 Coltraneのとは違って、新鮮なシンコペーションが付いています
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