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NelsonのDesert Island Pick's
  1. Live at the Village Vanguard/ John Coltrane
    (John Coltrane QuartetCrescent、Afro Blue Impressions等も良いが、取り敢えずコレ。もしボックスもので入れるのなら、当然、コレを含んだ完全盤のThe Complete 1961 Village Vanguard Recordings/ John Coltrane(4枚組み)にします。恐らく、無人島到着後の1か月位は、コレだけでも大丈夫という自信がある。残念ながら、Coltrane Live at Birdlandや、A Love Supremeは見送り)

  2. Miles Davis and Milt Jackson Quintet/ Sextet
    (順当には、Kind of Blue/ Miles Davisであろうということは承知の上で、Jackie McLeanやMilt Jackson等と、若さ一杯のジャズが聞けるこの盤。この時期にしかない熱気は、結局その後再び現れる事は叶わなかった。Kind of Blueがモダンジャズ史上最大の傑作ということに間違いはなく、全曲良いという点も認めた上で、その方が無難ではありましょうが、ということです。更に、CBSやPrestigeの録音で完全盤という手もあるが、それもアザトイし、それならHear Me Talkin' to Yaでも採りあげたレーベル横断のコンピ、Miels Davis: 1945-1960( Jazz Roots CDB1809/4)の4枚組みがむしろ手軽)

  3. At the Five Spot, Vol 1/ Eric Dolphy
    (Dolphy-Littleのコンビによる歴史に残る名演で、Nelsonの場合はBooker Littleも聴けないと困るンで、Last Dateは採れないんです。第一巻と第二巻のどちらにするかも苦しい選択です)

  4. Affinity/ Bill Evans
    (Evansも持って行かないとマズイが、この盤はToot Thielmansも聞けるという意味で、、、いっそ、Turn out the Stars, Final Village Vanguard Recordings, June 1980の6枚組みにする手もある)

  5. At the Blue Note/ Keith Jarrett
    (この人のStandards Trioのライブでも屈指の名盤6枚組み。一枚ものなら、調子が良かった二日目の第三巻(枯葉、君恋)か第四巻(I Fall in Love too Easily、The Fire within)。)

  6. Tete a Tete/ Tete Montoliu
    (熱っぽいピアノが聞きたくなった時のためには、Teteの典型的な名演のコレを。最後のスペイン旋律に基づくジャズと、その他のスタンダードのジャズと、両方の演奏が楽しめる点で秀逸)

  7. Winter Moon/ Art Pepper
    (Pepperの場合は定番はArt Pepper Meets the Rhythm Sectionです。しかし、ひょっとすると無人島で数か月も救援が来ず、ということになっても心の支えになるという意味では、Winter Moonのように、しみじみとして、しかし確固たる自我もあり、という感じで唄い上げる盤の方が良い。あるいはもっと突っ込んで、The Complete Village Vanguard Sessions/ Art Pepperの9枚組みの方が良いと思いました)

  8. Conference de Presse, L'integrale/ Michel Petrucciani
    (ペトさんでは、今はもう廃盤となっているが、このオルガンとの熱演デュオ盤。2枚組みの国内盤はもう売っていないが、バラ売りでDreyfus盤なら買える筈で第一巻でも第二巻でもどちらでも素晴らしい。、、、と一旦は決めましたが、そうかSteve Grossman Quartet with Michel Petruccianiがあるなぁ、あのInner Circleなら毎日聴いても良いし、ついでにSteve Grossmanも聴けるわけだから、と暫し煩悶したが決心が付かず、取り敢えずそのまま。)

  9. Live from Showboat Lounge/ Phil Woods
    (何とも熱気に溢れたライブで、とてもカルテットとは思えない音の厚み、選曲が嬉しい。これにグラミーをやる米国という国もご立派。これがジャズです)

  10. A Night at the Village Vanguard/ Sonny Rollins
    (Sonny Rollinsの吹奏に何の迷いも無く、ピアノレスでジャズの髄だけを抜き出した演奏が続き、Sonny Rollinsの一番良い面が聴ける。聴けばわかるとおり、ジャズの本質であるアドリブの極致を突きつけるライブの名盤。噛んでも、噛んでも、良い味がする。これは2枚分あり、2枚組みは出ていないから、どちらかを採る事になる。ドラムスがElvin Jonesであり、どうしてもMax Roachが聴きたい人ならばSaxophone Colossusとなり、これなら詩情豊かに唄い上げるSonny Rollinsが楽しめる。熱いアドリブを採るか、詠嘆を採るか、まぁ、どちらでも不足は無い。)

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