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- Jim Hall/ Concierto
特に、「Concierto De Aranjuez」が好き。やわらかなリズムセクションの上を、好きなP. DesmondやC. Bakerがつぶやくように流れ、幸せな20分をすごせます。
- Art Pepper/ Among Friends
アルバム全体が好きですが、特に一曲目「Among Friends」の演奏が、復帰して旧友と再会した喜びにあふれているようで、大好きです。
- Miles Davis/ Complete Live At The Plugged Nickel 1965
マイルスは好きで、約40枚ありますが、どれも捨て難く、迷います。「And The Modern Jazz Giants」、「Bag's Groove」、「Kind Of Blue」等も考えましたが、「Plugged Nickel」にします。すがすがしい枯れた味わいを感じますが、おかしいでしょうか。
- Grant Green/ Feelin' The Spirit
特に、「Joshua Fit De Battle Of Jericho」が好き。ファンキー!。
- George Russell/ New York, N.Y.
若かりし頃の愛聴盤で、今でも時々無性に聞きたくなります。ビッグバンドは大体好きではありませんが、これだけは別です。アレンジ、ソロの素晴らしさに加えて、圧巻はJon Hendricksのナレーション。 これを聴くたびに映画「情熱の狂想曲」(Bix Beiderbeckの伝記映画)に映し出された、旧いニューヨークのイメージを思いうかべます。
- Bud Powell/ The Amazing Bud Powell
「Un Poco Loco」を最初聞いたときには、鳥肌がたちました。いつ聴いても緊張します。
- M.J.Q./ The Last Concert
大好きなコンボなので、どのアルバムも好きです。このアルバムは、彼らも最後と思っていたでしょうから、哀切きわまりなしと思える演奏であり、こちらもその気で聴いていました。
- George Lewis/ Jass At Ohio Union
ひたむきな演奏、それに答える聴衆の熱気がひしひしと感じられます。CD2枚目冒頭の「Over The Waves」、つづく「Bugle Boy Blues」はいつ聴いても、胸にこみあげるものがあります。場違いの選曲ですが、ご勘弁を。
- The Complete Historic Mocambo Session '54
各ソリストの意気込みにひきこまれます。50年前(小生高校生で、JATPを日劇で聴いた頃)に、すでにこのような演奏をしていたのです。最敬礼。
- Shades Of Blue
Blue Noteレーベルに残された名曲名演奏のリメイクが、これほど面白いとは思ってもいなかった一枚です。全演奏とも好きですが、特にJacky Terrassonの「Un Poco Loco」には脱帽します。
- 小学生の時、近所のアルトサックス吹きのお兄さんの所で聴いたパーカーのサマータイムがジャズの聴き始めでした。
- 中学、高校では数人でジャズクラブをつくりレコードを聴いていました。当時、NHK河野隆次さんのジャズ放送でブラインドフォールドコンテストがあり、全問正解してベルトを頂いたことがありました。
- その後もずっと聴いていましたが、この年までまわりには、同好者は全くいません。やはりマイナーな音楽なのでしょうか。
- Nelsonさんのサイトは数年前から知っていましたが、ご無沙汰していました。
- この数か月前から完全リタイヤし、時間の余裕ができましたのでBGMで聞いています。
- アルバムをデータベースにしましたところ約800枚になり、年齢を考えるとあと何回聴けるかと思ったりしています。
-- From Nelson --
- 壽さんからのDIP'sです。上記のコメントからも、ほぼNelsonと同年輩の方と想像しています。
- 中身を読み進むとあまりに興味深いんで、やりかけの「John Coltrane曲名ナビ」を放ったらかしにして、こっちを先に手がけてしまいした。
- Jim Hall / Conciertoは、CTIの諸作品の中でも屈指の名盤だと思います。この人のギターは柔らか過ぎず、程好いキレもある音色が魅力で、その音を保つのに苦労していると聞きました。標題曲に加えて「You'd Be so Nice to Come home to」等も、唸らせてくれます。
- Art Pepper/ Among Friendsは、Russ Freeman等と旧交を暖め合う趣向がうまく当たって、出来が素晴らしいのでよく聴きます。
- Miles Davis/ Complete Live At The Plugged Nickel 1965を「すがすがしい枯れた味わい」とは、年季の入ったヴェテランならではの見識と、拝承します。
- Grant Green/ Feelin' The Spiritには、Nelsonも、はまりにはまりました。友人からは、「一本調子で、アクが強くって、、、」と不評ですが、「まぁ、言わしとけ。」と馬耳東風を決め込んで、愛聴しています。
- George Russell/ New York, N.Y.は、何度か聴いていますが、手持ちはありませんので、そのうち出食わしたらゲットします。
- Bud Powell/ The Amazing Bud Powellは、やはり多くの方の原点なんですね。「Un Poco Loco」3連発には、打ちのめされた記憶があります。
- M.J.Q./ The Last Concertは、当人達の意に反して、悪く言えば「閉店セールの繰り返し」の類いに結果的になっています。それもこれも、「The Last Concert」をNYで一回やって「はい、オシマイ」では済むようなことでは、本来無かったからに違いありません。世界各所で、何回も繰り返してサヨナラを言わなければ収まらなかったほどに、偉大なグループだったということでしょう。それにしても、「朝日」、「Summertime」、「The Golden Striker」、「Aranjuez」、「Django」と、名演ぞろいです。
- George Lewis/ Jass At Ohio Unionは、先輩に教えてもらってから必携していますが、元は、評論家の河野隆次さんが自費出版されていたものだと記憶します。同氏は、NHK第2で「スイング・クラブ」という番組を持っておられたことがありました、本職でもないのに「えぇ一、あのぉー、そのぉー、、、」が一切ない、さわやかな弁舌が魅力で、当時としては大事な情報源でした。さらにローカルねたですが、Nelsonの高校時代に、ラジオ神戸(今はラジオ関西、こっちのラジオ関東に当たるのかな)日曜夜の「電話リクェスト」では、どういうわけなのか、Eddy Duchinの「愛情物語」やAndre Claveauの「パパと踊ろう」等に伍して、この盤にも収録されているGeorge Lewisの「Ice Cream」が定番でした。「Bugle Boy Blues」ですが、ジャズの起源の一つがマーチであることの証左の一つと受け取っています。
- The Complete Historic Mocambo Session '54は、おっしゃるとおりです。1954年といえば「Art Blakey/ A Night at Birdland」、「Clifford Brown/ In Concert」、「Miles Davis/ Bag's Groove」、「Chet Baker/ Sings 」と同時期なんですから、その時点でこれ程高いレベルのジャズをやっていたというのは、驚異的としか表現できませんね。
- Shades Of Blueは、不覚にして、未聴です。勉強して出直します。(友達に聞いたら、「BLUE TRAIN」をサンプリングしたトラックなんかがあったり、大西順子ちゃんも聴けたりする面白い盤だとか)
- という訳で、少し余計なことを付け加え過ぎましたが、新旧織り交ぜた多彩なDIP'sをどうも有り難うございます。
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