Whisper Not ECM UCCE1004/5 | ||
CD 1 1 Bouncing With Bud 2 Whisper Not 3 Groovin' High 4 Chelsea Bridge 5 Wrap Your Troubles In Dreams 6 Round Midnight 7 Sandu CD 2 1 What Is This Thing Called Love 2 Conception 3 Prelude To A Kiss 4 Hallucinations 5 All My Tomorrows 6 Poinciana 7 When I Fall In Love Keith Jarrett piano Gary Peacock double-bass Jack DeJohnette drums Recorded live July 5. 1999 at Palais des Congres. Paris | ||
発売直後に手に入れて、その夜中に聞き終えた。99年夏のパリでのトリオ・ライヴ。あまりやられないので懐かしいConceptionや、Poincianaを演奏してくれているのに拍手したい。今までよりもかなり大人になった感じで、演奏に深みを感じる場面が多い。体調不良が続いたなかで、何か感じるものがあったのだろうか。この人から、天才肌の即興演奏ではなく、こういう熟したというか、練れた演奏も聴けるとは期待以上の収穫だ。必ずしも録音の違いだけではないと思うが、何となく音が柔らかくなっている。調べてみると、これまでのがKonghausで、今回がPearsonの録音であるらしく、ライナーでも鯉沼さんが本人の希望でこうなった経緯を書いている。客席でなく、舞台の袖で聴く感じはこうだ、とのこと。もう一つの解説で、筑紫さんがメッセンジャーズのことを書いているが、腑に落ちません。 |