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ALTO MADNESS/JACKIE McLEAN and JOHN JENKINS
ALTO MADNESS/JACKIE McLEAN and JOHN JENKINS
ハードバップ盤 基本蒐集盤 50年代等の古典

Prestige VICJ-23712
1 ALTO MADNESS
2 WlNDY CITY
3 THE LADY IS A TRAMP
4 EASY LIVlNG
5 PONDERlNG
6 BIRD FEATHERS


JACKIE McLEAN, alto sax
JOHN JENKlNS, alto sax
DOUG WATKlNS, bass
WADE LEGGE, piano
ARTHUR TAYLOR, drums
Recorded May 3, 1957
再発シリーズのStatusのLPで入荷したばかりのコレをカウンター内の在庫の中から目ざとく見つけて、値附けもしていないホカホカ盤を、大阪梅新のワルツ堂で買ったのが、昭和40年頃のこと。今調べ直したら、Prestige 7114, New Jazz 8312(reissue), Status 8312(re-reissue)となっている。飛んで帰って聞いて「ヒャァー」と感激した後は、そのままのめりこんで「McLEAN命」にさせられてしまった盤。ジャケットはここに掲げた物とは違って、茶色で、マクリーンの顔入りで、ずっと良い。試聴しながら、「やっぱり、バード直系のアルトやないの。」「この音、タマランねぇ。」等と言って、ひとしきり駄弁ったところで、「そんで、ナンボになるのん。」と値付けはどうするかで、半時間ほどかかった。シュワンのカタログを見ると、Status盤は再発なので1ドル98セントであり、数十年前の為替レートでも千円を切るという計算になる。店長さんとこっちでモガモガしたが、最終的に1500円に決まった。当時は、BNで7ドル前後で、邦貨3千円を超える値段だったので、この値段は割安だった記憶がある。おまけに、未だ日本にそんなにStatusは入っていない筈のシリーズ開始直後のことだったから、なおのこと嬉しかった。盤自体は、JACKIE McLEANとJOHN JENKlNSのアルト・バトルもの。モノラルなので、同じアルトの、しかもbird直系の若手同士と言うことで、特に1 ALTO MADNESSでは両者の区別が附きにくいことも何のそのの熱気むんむん。2 WlNDY CITYと3 THE LADY IS A TRAMPも素晴らしい。
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