(Home - 某月某日 / BACK)

2017年5月某日:中古CDチェーン「O'CD」のエコール本店


(サンジェルマン大通り傍のエコール通りに面した本店らしきショップ)


  • サンジェルマン地区の中世美術館で一角獣さんの絵を見た帰りに、辺りにある中古屋を3店ハシゴしました。そのうちの「O'CD」(エコール通り店)を探して見付けた時点で、いつ雨が降ってもおかしくない空模様になっていて、近くの交差点から南を見ると、パンテオン(汎神殿)のお姿が見えた。「雨の降り始めはマダとみるべきか、先に中古屋漁りに取り掛かるべきか・・・」と思案していると、もう降って来ました。通り雨だろうけど、汎神殿迄は10分以上かかるし、午後2時前なんで「O'CD」の開店にはもう10分ほどかかるしなぁ・・・とその時、店主さんが店頭展示バコを店内通路から引きずり出し始めたので・・・

    (ザァッとみて、5枚を保護)
    どうやら「五枚買ったら一枚タダ」(仏語なり)と書いてある気がして・・・
    1. Zoot Sims: Love for Sale, Live in Dublin 1978(Nagel Heyer CD102, 売価10Euro)
      「Ralph O'Callaghan collection in Dublin」と題してNagel Heyerから10枚近く出ている、アイルランドはダブリンでのジャズ祭のライブ盤の中の一枚。まぁ、最果てとまでは言わないまでも、かなりの場所なんでサイドメンは連れて行かない単独行。でもZootのジャズなんで難しいことをやる気は無く、地元のピアノ・トリオとの息もしっかり合っています。どの曲も6分から10数分とゆったりと時間をかけており、寛ぎジャズが楽しめたので、「保護しといて良かったなぁ」盤です。
    2. Clifford Brown : The Complete Quebec Jam Session (Rare Live Recoddings RLR88646, 8Euro)
      標題にあるカナダで地元ジャズメンとやったギグのトラックが半分で、残り半分はMax Roachとのクインテットの面々と米国各地でやったギグのトラックです。音質はまぁまぁですが、ブラウニーのファンなら持っていて然るべし・・・と考えて保護。
    3. Johnny Griffin and Clementine : Continent Bleu (Orange Blue OB-004CD, 5Euro)
      この御両人のバルセロナとパリでの録音で、どうやらClementineのツアーにGriffinが付き合うことになったんで、「どうせなら・・・」と一枚分の録音をしてしまったという流れらしく、この時期にこの二人がレギュラーに共演していたのではないらしい。歌伴なので、Griffinはそれ程ゴリゴリ吹きませんが、そういうGriffinもまた良い・・・って何のこっちゃ。タモリがClementineのファンでしたっけ?
    4. Keith Jarrett : Jasmine(ECM 2165, 9Euro)
      これは、この二人が組めば凄いだろうなぁ・・・という想像通りの良い演奏が8トラックも入った良盤です。Standard Trioとは一味違う曲の解釈と思える個所があり、当然なことながらナルホドと腑に落ちます。
    5. Bud Powell: Trio and Solo, Four Classic Albums (Avid Jazz AMSC 1030, 2CD's, 9Euro)
      コレは「Strictlly Powell」、「The Genius of」、「Swingin' with」、「Piano Interpretations by」という4枚を詰め込んで2枚組CDにしたコンピで、原盤はRCAとVerveです。既に著作権切れの「Public Domain」モノなんでしょうから、こんな値段で平気で売れるんですね。値段が値段なんで、車に乗せといて聴く感じです。真夜中の日本海沿いの国道を突っ走っている時なんかに、いつもの3000曲入りUSBのランダム聴きをさて置いて、こういうので一人のジャズメンを深堀りしながら走る・・・というのも一興です。

  • 上記の五枚をレジに出して、「値引きはどうするのかなぁ・・・」と思っていたら、タダにするのは一番安い盤でした・・・って当たり前だよねぇ。

(Home - 某月某日 / BACK)